自遊日記

定年後の備忘録

上海・蘇州の旅(29) 可愛的上海人

2007-02-27 22:23:50 | 上海・蘇州・北京の旅
今日は日経平均急落。

上海市場の暴落がきっかけで、ニューヨーク市場が下がり、
更に日本の市場にも波及。世界同時株安状態だ。
上海市場暴落のニュースを聴きつつ、
上海旅行の写真をアップするのは、複雑な心境だが・・・




上海から蘇州へ向かうハイウエイ。
片道4車線の立派なものだ。
左ハンドルも、ちょっと羨ましい。





上海市内。ハイウエイが入り組んでいる。





橋脚の向こうには、高層のアパート群が見える。
市内、郊外を問わず、一戸建ての新たな建設は
禁止されているそうだ。





左手の橋脚に、何やら文字が書いてあるぞ・・・





バスが近づくと、こんなスローガンらしきものが見えた。
“迎世博”と“可愛的上海人”の部分は我々日本人にも
読み取れそう・・・。

私的に解釈すると、
2010年に開催される、上海万博をめざし
可愛い上海人になろう・・・といった意味では?

「上海では、目下マナー向上運動が展開されている」
というニュースを以前見た事があるが、恐らくこれが
そのスローガンだろう。

マナー向上も結構だが、株価向上の方も
私的には、お願いした~い。

上海・蘇州の旅(28) 上海雑技団

2007-02-24 16:29:20 | 上海・蘇州・北京の旅
上海と言えば、雑技団の妙技を見逃す訳にはいかない。
2日目の夜は、上海雑技を楽しんだ。









お馴染みの、イスの上の妙技。





アレ! 頭に乗って皿を回している・・・。




アレ、アレー。
人の頭の上を歩きながら、何枚もの皿を回している。







素晴らしいバランス感覚。




最後はオートバイの曲乗り。
ゲージに1台、2台・・・とオートバイが入り、爆音を
轟かしながら爆走する。ぶつからないか、ハラハラドキドキ。
4台目が入る時は、こんな狭いゲージで4台が走り回れるのか?
心配になった。
ところがドッコイ5台目も入って縦、横、斜めに大爆走をした。
恐れ入りました。

他にも自転車の曲乗りなど、妙技の数々が繰り広げられたが
見るのに忙しく、シャッターを押す暇がなかった。

拍手の連続で手の平が痛くなりますよ!と事前にガイドさんから
聞かされていたが、嘘ではなかった。

上海・蘇州の旅(27) 上海蟹

2007-02-23 17:58:48 | 上海・蘇州・北京の旅
今回のツアーは、3食・食事つきだった。

四川料理、上海料理、蘇州料理などをいただいたが、
違いは、あまり解らなかった。

味の方は、安いパック・ツアーにしては、上出来の部類だった。




2日目の夕食は・・・
旅行社のパンフレットを見ると、
「上海蟹と蟹づくし会席」と書いてある。
期待に胸はずませて、レストランに向かう。




このレストランは普通のビルだと思っていたが、近づいて
よく見ると、ビルではなく、大きな船だった。




ツアーメンバーの人と一緒にテーブルにつく。
船上なので、微かに揺れる。

蟹の身をほぐしたものが入っているシューマイなど、
蟹を使った料理がいろいろ出てきた。それぞれ美味だった。

但し、期待の上海蟹が出てきた時は驚いた。
小さい。メチャメチャ小さい。まるで沢蟹みたい。
大きな期待に、小さな現実・・・。

しかし蟹ミソは美味だった。
ウニと卵黄を併せたような濃厚な味はGOODだった。




2日目の昼食はこの店で「点心のフルコース」をいただいた。



コース料理が出る前の前菜。
コース料理については、写真を撮っている暇がなかった。




青島ビールは美味だが、アルコール濃度が薄く、
水のような感じだった。




ホテルでの朝食はバイキング形式だが、
連日フルーツ・コーナーに、スイカが置いてあった
のが印象に残っている。
真冬に甘いスイカは有難かった。

大阪城と梅園①

2007-02-22 18:44:41 | 花・自然
昨日は大阪で、昔の仕事仲間との飲み会があった。
「飲み会」だけのため大阪まで出かけるのは「モッタイナイ」ので
大阪城公園の梅園にも立ち寄った。




好天に恵まれ、平日にもかかわらず、かなりの人出だった。




青空をバックに清楚な白梅。




ピンクのしだれ梅




もう八分咲き、といったところか。




少し高い位置から、梅園を見る。
桜ほどの華やかさはないが、ピンクに霞んでいる。





お濠に映るクリスタルタワー。
青空をバックに、青いガラスの城・・・。
オシャレなビルだ。





そのクリスタルタワーに飛行機が・・・。
一瞬9.11を思いだした。

上海・蘇州の旅(26) 世界遺産・留園③

2007-02-20 22:25:11 | 上海・蘇州・北京の旅

この池の中央には、太湖石が聳えている。

太湖石は、蘇州の西の太湖から産出される石灰岩。
穴の空いているのが、良いそうだ。
中国では、昔から皇帝をはじめ富裕層が競って
庭園に使ったそうだ。






池に面して建つ楼閣内部から、太湖石を見る。
この庭園には、至る所に透かし窓がある。





楼閣(の透かし窓)を外から見たところ。





丸い入り口。奥にはガラスの窓が・・・。





窓に近づくと、枠は透かし構造。





西欧の、ステンドグラスのような雰囲気の窓もあった。






歴代書道家による、石刻が嵌め込まれた廊下。





楼閣の一部。中国的風情が滲む。

上海・蘇州の旅(24) 世界遺産・留園①

2007-02-19 16:52:56 | 上海・蘇州・北京の旅
蘇州には、天下の名庭と言われている庭が
4つ(留園、拙政園、獅子林、そう浪亭)ある。
いずれも、世界文化遺産に登録されている名庭のようだ。
このうちの、留園を訪れた。




庭を眺めるのに良い、場所があった。
この奥は廊下になっており、
廊下の壁には透かし窓がある。




廊下はこんな感じ。
歩きながら、窓越しに庭の風情を味わえる。





廊下の透かし窓から庭を眺める・・・。





上掲の開口部から眺めた庭。
中央の島は、中国で珍重されている太湖石で造られている。




少し、右に振ってみる。





更に右に振ってみる。
如何にも中国的な楼閣だ。

上海・蘇州の旅(23) 刺繍&中国茶

2007-02-18 09:05:44 | 上海・蘇州・北京の旅

今にも動き出しそうな、ネコ。
刺繍でここまでリアルに仕上げるとは・・・。技あり!





こちらは、モクレン。



こちらは、牡丹。

モクレンも牡丹も、クルリと回すと裏もキレイに仕上がっている
リバーシブル仕様。





茶芸舘にも立ち寄る。っていうか、立ち寄らされる。

これは、千日紅を抱えたジャスミン茶の、淹れ方の実演。
いい香り。





いろんなお茶を試飲しているうちに、ついついお土産用の
中国茶をしっかり買ってしまった。
中国はお茶もうまいが、商売もうまい。

上海・蘇州の旅(22) 虎丘

2007-02-18 09:01:41 | 上海・蘇州・北京の旅

虎丘の入り口。
虎丘は、紀元前春秋時代の呉王が、父のために築いた陵墓。
丘全体が、虎が座った姿に見えるそうだ。

写真中央の塔は、中国最古のレンガ塔。少し傾いている。
これが虎の尻尾だと言われれば、そう見えないこともない。




入り口付近の運河。蘇州らしい光景。




塔頭のひとつだろうか。





日本の神社で見るような、光景だ。



雲岩寺塔。8角7層のレンガ塔だ。
北宋の時代、961年に建てられたそうだ。
地盤沈下で、ピサの斜塔のように傾いている。



       
       ちょっと解りにくいが、よく見ると
       少し右に傾いている。