自遊日記

定年後の備忘録

「グランフロント大阪」ウオッチング

2013-10-25 15:28:29 | 国内旅行

 先日、久し振りに大阪まで出かけました。

昔の仕事仲間との飲み会のためです。

集合までの時間を利用し、「グランフロント大阪」を駆け足で見学しました。

オープンカフェもあり、外国っぽい雰囲気がgoodです。

 

 

 正面のエスカレーターを上るとテラスガーデンに出ます。

 

 

 

 9階のテラスガーデンです。

風を浴びて気分爽快です。

 

 

 北舘の壁に映っているのはインターコンチネンタルホテル大阪です。

 

 

 

 

 

 

北舘の地下には、「世界のビール博物舘」があります。

世界中から250種以上のビールと郷土料理を集めているそうで、

ちょっと一杯やりたいところですが・・・

今日はこれから飲み会なので、ここで飲むわけにはいきません。

グッと我慢。

 

 

 

北舘2階にサントリーのコーナーがあったので、ちょっと覗いてみました。

スタッフの女性に“今サントリーの「響」を愛飲中だが旨いね”と

恩きせがましく告げたところ、彼女はいたく喜び

「響」が何故うまいのか、熟成方法など詳しく説明してくれました。

 

今回は飲み会前のウオッチングだったため、

ついついお酒コーナーばかりのウオッチングになってしまいました。

次回はグルメ散歩なんかもしてみたいと考えています。

もちろん恩着せがましい発言は慎んで・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


「聖者の戦い」読了

2013-10-20 16:39:21 | 読書

このほど、佐藤賢一著「聖者の戦い」を読了しました。

小説フランス革命の第3巻です。

穏健な革命を目指すミラボー、

ジャコバンクラブの代表となったロベスピエール等が登場します。

2人は次第に袂を分かつことになりますが・・・。

莫大な既得権益を持つ聖職者が槍玉にあげられ、追いこまれていきます。

活劇的な展開は少ないが、味のある卷です。

 


「動く文化財」・・・大津祭り曳山巡行

2013-10-14 17:39:47 | 国内旅行

昨日は、秋晴れのもと大津祭りを見物しました。

はじめての見物です。

 

 

 

家々では、代々伝わるお宝を展示したり、提灯がでていたり・・・

街全体が、お祭りムードに溢れていました。

祇園祭の雰囲気とそっくりです。

 

 

 

 曳山展示舘にやってきました。

ここには「西王母山」のレプリカが展示されています。

桃が2つに割れ、童子が出てくる「からくり」が見られます。

 

 

 

 

2階から童子の様子をみたところです。

 

 

 曳山展示舘の前で巡行を待ち受けます。

最初にやってきたのは、「西行桜狸山」です。

 

 

2番目にやってきたのは、「郭巨山」 (かっきょやま)です。

中国の24孝の1人「郭巨」の物語を、からくりで演じてくれました。

 

郭巨の家は貧しく、老母を養うのがやっとだった。

子供が生まれたが、老母の食を減らさないと食べていけない状態だった。

「子供は又得られる。母は再び得ることは出来ない」と

考えた郭巨は、妻と相談し、子供を地中にうめようと穴を掘ったところ

金の釜が出てきた・・・

という故事を再現しているそうです。

 

 

 

 からくりを演じる場所を「所望」というそうです。

画面中央の半紙のようなものが「所望」の場所を示す目印のようです。

この場所で待ち受けていると、目の前でからくりを見ることができます。

 

 

 次にやってきたのは、「神功皇后山」

鎧に身をかためた神功皇后の像が活躍します。

 

 

 

 13基の山が狭い街なかを巡行していきます。

祇園祭に比べ規模は小さいですが、それだけ身近かな感じがして

祭りに溶け込めました。

 

 

 

 昼過ぎには中央大通りに全ての山が集結します。

これは「猩々山」です。

 

 

 これは「石橋山」です。

 

 

 こちらは「月宮殿山」です。

全体に中国の故事に因んだ山が多い感じでした。

 

 

昼食は、琵琶湖ホテルで。 

たっぷり歩いたので食がすすみました。

 

動く文化財と言われる曳山を堪能した一日でした。

 

 


やっと結実「パッションフルーツ」

2013-10-12 10:50:48 | 花・自然

 今年の緑のカーテンは、ゴーヤとパッションフルーツを混植しました。

 ゴーヤは沢山の実を供給してくれましたが、

パッションフルーツの方は、実どころか花も咲かない状態が続いていました。

それが、このほどやっと花が咲きました・・・

 

 

 

 まるで時計の文字盤のような花です。

「果物時計草」、の別名があるそうですが、納得です。

 

 

 花のあとには、こんな実が生りました。

目下のところ10個あまり結実しました。

 

パッションフルーツは、熱帯地方原産にもかかわらず、

猛暑が苦手だそうです。

日中の平均気温が30度を超えると、花芽がつかないようです。

今年は猛暑続きで、開花が遅れたようです。

はじめて植えたパッションフルーツ、結実は無理かも、

とあきらめていましたが、やっと結実。

紫色になれば収穫OKのようです。


「古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家」読了

2013-10-10 15:17:43 | 読書

このほど、井形慶子著

「古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家」を読みました。

100年前の古い家が立ち並ぶイギリス。

日本では、機能的で便利な新しい家が増えてきたが・・・。

イギリス人が日本の家を見ると

「便利で機能的だが、まるで無機質の空間、数学の世界にいるようだ」と

感じるそうです。

 

イギリスでは、お風呂の湯量に限界があったり、

シャワートイレを備えていない家が多く、決して機能的で便利とは言えない。

しかし、家にぬくもりがあり、味があると説く。

 

娘家族がロンドン郊外に住んでいた時、何度かレンガ造りの古い家

を訪ねましたが、水圧の低いシャワーや湯量の制限に

とまどったことを思い出します。

しかし、分厚い石の壁で出来ているイギリスの家は、機能的でなくても

味のあるくつろげる空間でした。

 

このところCSで「バーナビー警部」をよく見ています。

イギリスの片田舎の緑溢れる景観や古い家がふんだんに登場し、

私と家内のお気に入り番組です。

この本を読み、一層イギリスの家が好きになりました。

 

 

 

 


国指定名勝「白砂村荘」

2013-10-06 10:39:01 | 京都 街歩き

 昼食の後、「白砂村荘」を訪れました。

「白砂村荘」は、日本画家 橋本関雪(1883-1945)の邸宅跡で、

場所は銀閣寺のすぐ近くにあります。

入り口の待合いも風情があります。

 

 

 

 池のほとりに建つ、あづまや。

岸辺につながれた、舟をイメージして建てられているそうです。

 

 

 

 

 あづまやの向かい側には、お茶室があります。

 

 

 

 お茶室の前から見た、あづまや。

岸辺につながれた舟の雰囲気が出ています。

 

 

 

 鄙びた門をくぐって進むと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  たくさんの石像がありました。

 

 

 

 これは石で作った碁盤でしょうか・・・

 

 

 

ムラサキシキブが綺麗に咲いていました。

 

園内の関雪記念館で 、関雪の作品を鑑賞したあと帰路につきました。

 

 

 


紅葉前の「法然院」

2013-10-05 15:55:23 | 京都 街歩き

 

 

お彼岸のお墓参りで南禅寺へ。

両親は、南禅寺に 眠っています。

南禅寺の境内には水路閣が走っており、いつも観光客で賑わっています。

お墓を掃除していても、観光客のざわめきが伝わってきます。

 

 

 

 お墓参りを済ませた後、哲学の道を北上、法然院へ。

法然上人が、弟子とともに修業をした庵にはじまる古刹です。

小さな山門とみごとな紅葉の写真を見たことがありますが

訪れるのは、はじめてです。

 

 

 山門をくぐったところに、白砂壇が左右にあります。

波が描かれていました。

水が描かれた砂盛りの間を通ることで、心身が清められるそうです。

 

 

 

 山門を内側から見た図です。

苔むした小さな山門をイメージして来ましたが

茅葺の茅が、葺きかえられたようで、鄙びた感じはしませんでした。

しかし、紅葉の季節にも訪れたい古刹です。

 

 

 

 

 

銀閣寺近くのNOA NOAで昼食。

庭を見ながら、風に吹かれながらの食事は快適でした。

入り口のフジが綺麗でした。 

 

この後、橋本関雪ゆかりの「白砂村荘」を訪れました。

 

 

 

 

 

 


「植物の あっぱれな生き方」読了

2013-10-01 12:58:47 | 読書

 このほど、田中 修著「植物の あっぱれな生き方」を読みました。

植物から学ぶことが、いっぱいある事がわかりました。

 

横並びの競争を避け、上手に生きている彼岸花の話は

先般、ブログにアップしましたが、この本に載っていたものです。

 

もうすぐ落葉の季節ですが、葉が落ちる仕組みについても

この本に詳しく紹介されています。

引き際のいさぎ良さ、に感服しました。

 

葉っぱは春から秋まで働き続ける。

冬が近づくと「自分はまもなく役にたたなくなる」と悟る。

そして、枯れ落ちるための支度をする。

まず自分の持っている栄養物(でんぷん等)を樹木の本体に送り

カスカスの葉になる。

次いで、葉柄のつけ根あたりに「自らを切り離すための場所=離層」を作る。

離層は枝や幹が作るのではなく、葉っぱ自らが作り

自らの意思で散っていく・・・

いさぎ良さに、アッパレ