水が恋しい季節になりました。
偉いお坊さんが、こんなことを言っておられます。
花は美しく咲いても 自慢しない
いつまでも咲いていたい と欲張らない
深~いおことばですね。
義仲寺から東へ伸びる道は旧東海道です。
街道の雰囲気を感じながらしばらく歩くと
「和田神社」がありました。
境内には樹齢約600年、樹高24mのイチョウがありました。
因みに、石田三成が関ヶ原の戦いに敗れ
京へ護送される際
このイチョウにつがれたそうです。
和田神社からしばらく歩くと、「膳所城跡公園」の
入口が見えてきました。
琵琶湖に突き出た場所に、天守閣があったようです。
城跡から見る近江大橋
この琵琶湖に少し突き出たあたりに膳所城があったようです。
膳所城は、徳川家康が関ケ原の戦いの後
藤堂高虎に命じて造らせた城。
白亜の天守閣、白壁の櫓が湖面に映え
実に美しかったそうです。
国の史跡、義仲寺へやってきました。
木曽義仲と芭蕉が眠るお寺です。
新緑に包まれた翁堂。
芭蕉翁が祀られています。
正風宗師の扁額
観世音菩薩がご本尊の朝日堂。
朝日将軍とも呼ばれた木曽義仲が祀られています。
木曽義仲像とその墓所。
頼朝に刺激された義仲は、信濃で挙兵し北陸道から京に攻め入り
都から平家を追い出した。
しかしその後いろいろあって義経の軍勢に攻められ亡くなる。
義仲のお墓の隣には、芭蕉のお墓がありました。
生前より、義仲に心をよせていた芭蕉は
自分が亡くなったら義仲公の近くに葬るよう
弟子達に言っていたそうです。
古池やかわず飛び込む水の音
といった句碑がいくつか建っていました。
先日、大津方面に出かけました。
昼食は湖畔に建つドイツレストラン「ヴュルツブルク」でとりました。
雰囲気のあるレストランでした。
店のすぐ向こうが琵琶湖です。
ドアをくぐれば異国へ来た感じです。
ウイークデーだったので、
室内、室外好きな席を選べました。
テラス席でランチをいただきました。
飲み物は当然ドイツビールです。
ドイツ名物の「シュニッツェル」も美味でしたが・・・
更に美味だったのはヴァイスブルスト(白ソーセージ)です。
昔、出張でドイツを訪れた際に食べた時は
スープに浮かんた状態で出てきました。
ヴァイスブルストは傷みやすく繊細なソーセージだそうで
日本ではなかなかお目にかかれませんせんでした。
懐かしい味に再会でき大満足でした。
家内は、ソーセージと辛口の白ワインでした。
テラス席から
湖畔を散歩したりサイクリングする人たちを眺めながら
のんびりドイツの味を楽しみました。
ちなみに、奥に見えるのは近江大橋です。
このほど、
グリム童話で旅する「ドイツ・メルヘン街道」を読みました。
グリム兄弟が生まれた町「ハーナウ」から「ブレーメン」までの
およそ600kmの旅です。
「白雪姫」の話が生まれた城や「赤ずきん」の舞台になった村
などを巡る旅です。
写真も挿絵も綺麗で、癒されました。
地下鉄のベーカー・ストリート駅を出ると
シャーロック・ホームズ の像が出迎えてくれました。
駅から5分ほどで目的の
「シャーロック・ホームズ博物館」に到着。
ホームズの書斎。
怪しげなものがいっぱい並んでいました。
ホームズが実在していたかのような展示です。
暖炉の奥にはホームズ愛用の
バイオリンもありました。
入口にはスコットランドヤードの制服を着た警官も
配備されている凝りようでした。
ゴールデンウイーク中は、混み合う外出をひかえ
自宅でのんびり、録りだめた「シャーロック・ホームズの冒険」
などを鑑賞しています。
昔訪れた博物館を思いだしながら・・・
今日、NHKの「旬感ゴトーチ」という番組で
軽井沢がとりあげられていました。
その中で「万平ホテル」について、内部も詳しく
紹介されていました。
一昨年に一泊だけしましたが
歴史を感じる居心地の良いホテルでした。
しかし
フロントのカウンターに「軽井沢彫り」で
桜がさりげなく彫刻されていたとかは、全く気が付きませんでした。
おもてなしの心が、随所にちりばめられている
「万平ホテル」
また泊まりたいホテルです。