ログハウスを建てる、それも業者に頼んで建てて貰うのでなく、自力で建てる・・・。
こんな、常人にはちょっとやそっとで出来ない事を、友人が見事にやってのけました。
先日、この友人の「手造りログハウス」へ、中学時代の同級生数人と押しかけました。
ログハウス見学会兼ミニ同窓会といった雰囲気で、バーベキューも楽しみました。
友人が建てたログハウスは、京都の北 京北の里にあります。
北山杉に囲まれた、静かな場所です。
ログハウスを裏手から見た光景です。
母屋の他に、庭に東屋(あずまや)まであります。
もちろん、どちらも彼が自力で建てたものです。
左手の階段を降りた所には、小川が流れています。
絶好のロケーションです。
こちらは、正面玄関。
角材を積み重ねた壁は、重厚感あり。山荘の雰囲気がいっぱいです。
内部は、こんな雰囲気です。
屋根裏部屋(ロフト)から階下を覗く。
女性軍が、早々とバーベキューの準備を始めています。
材木の噛み合せ部はこんな具合です。
壁はこのようにジョイントしながら積み上げ、更に心棒を通して緊結するそうです。
7mほどの材木を積み上げていくのは、大変な作業だったようです。
電気工事、屋根工事以外はほとんど自力でやったそうで、
完成までには5年近くかかったようです。
母屋もさることながら、庭に建つ東家の方も、私は気に入りました。
ここでバーべキューをしたり、お茶をしたり・・・使い勝手が良さそうな空間です。
東屋の対面には、北山杉が林立していました。
東屋から見た、杉林の光景です。
因みに、このログハウスに使われている原木は、北欧からの輸入材だそうです。
輸入材で出来たログハウスが、北山杉に囲まれて建っている・・・。
ちょっと不思議な光景です。
ログハウスを見せてもらった後は、柔らかな秋の陽射しを浴びながら
庭でバーベキュー。
まるで自分の別荘でバーベキューをやっている気分で、皆んな、よく食べ、
よく飲み、よく喋りました。
お金が要る、暇が要る、技術が要る、根気が要る・・・。
3拍子も4拍子も揃わないと実現不可能な、手造りログハウス。
これを見事独力で成し遂げたY君に乾杯!