三千院の少し北にある「実光院」を訪れました。
天台宗の寺院です。
客殿で、お茶をいただき乍ら、庭を鑑賞しました。
優雅な気分です。
客殿を降りて庭に出ました。
庭の隅に、茶室「理覚庵」があります。
柿の木がありました。
奥の山を、借景として取り込む工夫がされています。
ムベの木に実がなっていました。
ムベの葉っぱは、
3枚のもの、5枚のもの、7枚のものと3種あります。
七五三と縁起の良い組み合わせなので、珍重されています。
珍しいものを発見しました。
モミジの季節に、満開の桜がありました。
これは、不断桜(ふだんざくら)という品種の桜で
秋から翌春まで花を咲かせるそうです。
お寺の入り口に千両が実をつけていました。
赤い実と黄色い実。
千両は、どこでも見られるお馴染みの花です。
ちょっと珍しいのは、百両と十両です。
中央下部に赤い実をつけているのが百両です。
葉っぱが笹のような形をしています。
右手に群生しているのは十両です。
このアングルで見ると、十両、百両、千両、万両勢ぞろいです。
揃って植えられている所を見たのは、はじめてです。
実光院では予想外の収穫がありました。