

カトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂。
ルネッサンスとバロックが溶け合う世界一の大聖堂である。
92年に始めてここを訪れた時の衝撃は大きかった。
大きさ、豪華さ、荘厳さに息を呑んだ。
システィーナ礼拝堂で、ミケランジェロの「最後の審判」も鑑賞。
ルネッサンスの至宝と称えられるだけあって、迫力充分だった。
ここで、ヨーロッパ文明の底の深さ、厚みに目覚めた。
全ゆる芸術が凝縮している大聖堂の魅力にも目覚めた。
日本のワビサビの世界、紙と木の世界もすばらしいが、
又別次元のすばらしさである。
さて、古い写真をめくりながら、思い出に浸るのはこの辺りでストップ。
来月は、中欧の旅でいくつかの大聖堂を訪れるつもり。
また新しい感動に出会えるかも・・・今から期待が膨らんできた。