自遊日記

定年後の備忘録

大金持ちの趣味・・・砧の手水鉢

2010-09-30 16:30:13 | 京都 街歩き


       これは江戸時代の豪商・淀屋辰五郎邸にあった手水鉢で、
         現在は「松花堂庭園」に保存されています。
        「砧の手水鉢」と呼ばれ大切に保存されています。


                さて、ここで問題です。
       淀屋辰五郎は、この手水鉢をどのように楽しんだのでしょうか?
             手水鉢の中に見える石ころがヒントです。



                 答えは・・・BGMです。

            辰五郎の屋敷は、洛南の男山の麓にありました。
       彼は、男山の中腹から樋を使って屋敷の手水鉢まで水を引き
    その落差を利用して、手水鉢の中で踊る石の音を楽しんだと言われています。
       この音が、洗濯に使う砧(きぬた)を打つ音とよく似ていた事から
          「砧の手水鉢」と名づけられたそうです。


          手水鉢の中の石ころを噴き上げるには、相当の水圧が必要だし
          落差を利用すると言っても、相当量の水が要ったと思われます。
     大切な水をこんな風に贅沢に使えたのも大金持ちならでは、ってところでしょうね。

       それにしても、朝から晩までゴロゴロゴロゴロ、BGMが流れている生活って
                   快適なんでしょうか?

        私のような貧乏人には、大金持ちのなさる事がちょっと理解できません。
           因みに、淀屋さんがどの程度の金持ちかと言いますと・・・
    わずか1年半で、遊興費をなんと1万貫(現在価値で約100億円)も使ったそうです。
                     恐れ入りました。

初秋の「松花堂庭園」

2010-09-29 18:28:11 | 京都 街歩き

           洛南の名園、「松花堂庭園」を訪れました。
        写真は腰掛待合から、お茶室「竹隠」を望んだ図です。







           腰掛待合から露地を望んだ図です。
          「市中の山居」の風情が感じられます。
         オカメ笹の向こうに、彼岸花が見えます。








            お馴染みの、赤い彼岸花です。








            少し珍しい、白い彼岸花も咲いていました。








              かなり珍しい黄色い彼岸花も咲いていました。









            黄色と言えば、おみなえしも咲いていました。








                  萩も咲いていました。
          洛南の鄙びた名園も、しっかり秋の装いをはじめたようです。
               

スポーツの秋

2010-09-28 14:17:48 | その他

     あれだけ激しかった猛暑も去り、爽やかな秋がやってきました。
         昨日は旧友とゴルフを愉しみました。
    苦手とするグリーン回りからの寄せが、このところやや回復基調です。

           昨日は、西コース16番ホールで、
     グリーンサイドからのアプローチが直接カップインし、ルンルン気分でした。
          先々週のゴルフでは、東コース11番ホールで
          バンカーから直接チップインし、パーを拾いました。
     しかし総合的に見るとスコアの伸び悩み基調は一向に変わりません。
           いよいよ秋本番、ガンバラナクッチャ。

「エビとイカのスペイン風」

2010-09-25 12:07:47 | オヤジの料理

       昨夜のオヤジの手料理は「エビとイカのスペイン風」です。
  塩、コショーしたエビとイカを、オリーブオイルで炒めるだけの超簡単料理です。

     ガーリックがたっぷり効いたエビとイカは、ビールによく合います。
   清里のビア・レストラン「ROCK」でお土産に買ったグラスでグビッ グビッ・・・
           発泡酒なのに地ビールの味がしました。

原生林の中に佇む・・・白駒池

2010-09-24 18:43:50 | 国内旅行



         
            八千穂高原を後にし、メルヘン街道を一路西へ。
             しばらく走った所の展望台で休憩しました。
           八ヶ岳の中腹から、小諸方面を眺めている図です。

          「正面に見える山は浅間山です」という表示がありましたが
           雲がかかっていて、どれが浅間山か識別が難しいですね。









       展望台から更に西に向かい、白駒池駐車場に着きました。
   駐車場から白駒池までは、うっそうと茂る原生林に覆われた山道を歩きます。
                一種異様な光景です。








      原生林の中を15分程歩くと、突然美しい湖面が現われました。
  








       標高2100m以上の湖としては、日本最大の天然湖だそうです。







     満面に清水をたたえる神秘的な湖に、ボートが1艘浮かんでいました。








       湖畔の東屋で休憩した後、駐車場に戻り帰路につきました。







             麦草峠を越え、メルヘン街道を西へ西へ・・・。
               「そば畑」を眺めながらの走行でした。
               新そばが出回るのも、もうすぐですね。

      諏訪ICから中央自動車道に乗り、京都まで休み休み走って無事生還しました。
       パック旅行に比べ自由旅行は疲れますが、内容の濃い旅となりました。

八千穂高原・日本一の白樺林

2010-09-23 16:23:24 | 国内旅行
松原湖を出発、141号線を一路北上。
清水町で左折しメルヘン街道を通って八千穂高原へ向かいました。






        急坂をあえぎあえぎ走ってやっと八千穂高原に着きました。
     ここには美しさ、広さとも日本一と言われる「白樺自生林」があります。









       高原の涼やかな風を受けつつ、白樺の中を歩く気分は最高です。







          しかし、どこまで行っても白樺、白樺、白樺・・・。
          似た景色の連続なので、そこそこにして引き返しました。

             白樺林の広さは200haもあるそうなので、
          ちょっと歩いたぐらいでは、制覇できそうにありません。







       
       ♪白樺~青空~♪と口ずさみつつ青空を入れて撮ってみました。

         大好きな白樺を思う存分見ることが出来大満足でした。









       


       
             昼食は八千穂高原自然園の食堂でとりました。
                 岩魚とそばが美味でした。
 







         昼食の後、自然園のトレッキング・コースを歩きました。
        こんな道のアップダウンが続き、結構体力を消耗しました。









              道端にきれいな花が咲いていました。
         後で教えてもらったところ、猛毒のヤマトリカブトだそうです。
              キレイな花には、注意が必要ですね。















             山を下ったところに、小さな滝がありました。
          マイナスイオンをいっぱい浴びて、ちょっと元気が出ました。







                 滝を後にして急坂を登ります。








       
                道端に可憐な花が咲いていました。
         フシグロセンノウという花だそうですが、勿論毒はないそうです。








   遊亀湖という湖で休憩した後、更に続く急坂を登りトレッキングを終えました。
                 いささか疲れました。
          まだ京都まで走るという大仕事が残っているのに・・・。

            この後、最後の立ち寄り先、白駒池に向かいました。

八ヶ岳山麓・滝沢牧場~松原湖

2010-09-20 16:32:18 | 国内旅行

      清里高原を出て141号線を少し走ると野辺山高原に出ます。
         そこに「日本鉄道最高地点」の標識がありました。
    小海線の清里駅と野辺山駅の中間あたりが、JR全路線最高地点のようです。









         更に141号線を北上すると、滝沢牧場に出ます。










                  牧場入り口の標識です。







             八ヶ岳山麓に広がる大きな牧場です。







                  
               みどりの広場にテントがありました。
                まるで西部開拓史の雰囲気です。
     この牧場では乗馬体験や、牛の乳搾り、高原野菜収穫体験も出来るようです。








                生後間もない牛がいました。







          野菜畑の遊覧には、このトラクターが活躍します。








            牧場の隅には、キャンプサイトがありました。
            子供連れの若いファミリーで賑わっていました。








        滝沢牧場を後にして更に北上、松原湖にやってきました。








          松原湖では、冬にはワカサギ釣りが楽しめるそうです。
          奥の方の船は釣り人です。今は何が釣れるのでしょうか。









                 湖畔の遊歩道を散策した後、
             メルヘン街道を通って高千穂高原へ向かいました。

清里・清泉寮

2010-09-18 12:25:55 | 国内旅行

          宿泊したホテル(オールドエイジ)の裏側には、
     こんもりとした森が広がっており、散策コースが整備されています。
              「滝見の丘」まではすぐです。







         木くずを敷きつめた散策路はとても歩き易く快適です。







     「滝見の丘」にやってきました。眼下に小さな滝が見えました。








            散策路沿いに、山荘風の建物がありました。
              ペンションかもわかりません。







            ホテルの隣にも山荘風のお店あります。










         ホテルから「牧場通り」を通って清泉寮に向かいました。
        「牧場通り」にコスモスがきれいに咲いている家がありました。








         清里開拓のシンボル、清泉寮にやってきました。
      キリスト教研修施設として昭和13年に開設されたものだそうです。







          清泉寮の前に広がる放牧地から富士山がよく見えます。









   自然を愛し清里を開拓した、ポール・ラッシュ博士の胸像も富士山を眺めています。
           いつまで見ていても、見飽きない景色ですね。







清里・萌木の村

2010-09-16 18:59:55 | 国内旅行

         ホテルの近くにある「萌木の村」を散策しました。
            森の中に楽しいお店が点在しています。
              写真は手造りクッキーの店です。






               こちらはドライフラワーの店です。







            村のあちこちに可愛い鹿がいました。








           仏車のシトロエンが飾られていました。







   雑貨店の売り物、青いバッグとのコーディネートを考えているのでしょうか。







       この建物の前の菜園には、珍しい野菜が沢山ありました。
      






       
                 これは、ズッキーニです。
       キューリのような形をしていますが、かぼちゃの一種だそうです。
             畑でなっている所をみたのは初めてです。








        村のあちこちに、トラクターがディスプレーされていました。
          清里開拓時代の雰囲気を表現しているのでしょうか。






          



         ミニチュアの家をぶら下げているショップがありました。
    他にもチーズやワインの店、清里ジャムの店など楽しい店がいっぱいあります。









       
                  村を散策した後、
        村のはずれにあるビア・レストラン「ROCK」で夕食をとりました。







           「ROCK」の前にもトラクターがありました。






         「ROCK」の入り口には「DOGS PARKING」がありました。
    ご主人がビールを飲んでいる間、ワンちゃんはここで待機ってところでしょうか。






   
               店内はこんな雰囲気で大盛況でした。








           私は八ヶ岳地ビール「DUNKEL」を注文しました。
     全国地ビールコンテストで1位をとったビールだけあって、重厚な味でした。






   
       テラス席の向こうに富士山がちょっぴり見えました。
     夕焼けに染まっていく富士山を眺めながら、旨い地ビールを飲み
        家内と来し方行く末を語る・・・贅沢な時間でした。


清里・英国風プチホテル

2010-09-15 19:09:56 | 国内旅行

      清里で泊まったのは、英国の香り漂うプチホテル「OLD AGE」です。








        イングリッシュ・ガーデンから見たホテルの全景です。
          小さなホテルですが居心地満点でした。







                ホテル入り口です。
            一般の家庭を訪れている感じです。







               リビングの外観です。
     娘家族が住むロンドンの家も、リビングの外観はこんな感じです。
         (但し娘宅にはバラは這っていませんが・・・)










        リビングはクラシックな調度品で統一されています。
    数年前訪れたイギリスを思い出しつつ、ここで家内とのんびり寛ぎました。







          部屋の隅に手動式オルゴールがありました。
     窓際にぶら下がっている紙のテープをテーブル上の箱にセットし
         手でクルクル回すと、優しいメロディが流れてきます。







     リビングの外には、イングリッシュガーデンが広がっています。







               庭の隅にウサギが佇んでいました。







          ホテルの裏は森になっており、恰好の散歩コースがあります。
           森の小経の散歩でお腹を空かしてから、朝食をとりました。
    







  
               朝食に出たプレートです。
            ハート型のケチャップがオシャレです。

              家内も私も大満足のホテルでした。