自遊日記

定年後の備忘録

鮮魚と格闘

2005-12-30 19:17:47 | オヤジの料理

今年も徳島の漁師さんから、トレトレの地魚が送られてきた。
タイ、イトヨリ、カワハギ、モンゴウイカ・・・
毎年、家内の実家が手配してくれる。

最近、店頭に並んでいる魚は、ほとんど調理済み。
従って、魚を捌く機会は極端に減ってきた。

しかし、トロ箱の魚は当然全て調理前。
今日は、久し振りに「魚屋さん」気分を楽しめた。

タイはウロコを引き、内臓を取りだし塩焼きに。
イトヨリは、1尾だけさしみに
残りは、小振りだったので煮つけにした。
モンゴウイカは全て糸造りにした。
カワハギは一部を薄造りにし、残りは鍋用にブツ切りに。

久し振りの魚との格闘、私は存分に楽しめた。
家内は、ウロコの飛び散った台所の片づけで大変そう。

イカの糸造り、カワハギの薄造りが絶品。

ゴルフ・打ち納め

2005-12-27 19:16:19 | その他
昨日は雪の中、昔の仲間と今年最後のゴルフをやった。

スタート直後は薄曇り、雪は降っていなかったが寒かった。
谷間には、ところどころ雪が残っていた。

フロントナインの後半あたりから吹雪きだした。
グリーン上も雪で薄化粧。
パットをしたら、軌道がはっきり残った。
こんな調子では、バックナインは回れないかも・・・と心配しつつ昼食。

しかし昼食後は、天候が急速に回復。青空が広がった。
天候の回復に併せて、私の腕の方も急速に回復。

後半最初の、10番ミドルホールでサードショットが
スルスルスルッとピンに吸い込まれた。やった~。
まぐれあたりだが、念願のバーディーがとれた。

これに気を良くして、続く11番のミドルもパーセーブできた。
私が、めったにない事をやるものだから、パートナーは
毒気にあてられ、後半ガタガタになった。

12番以降の私は、又いつもの平凡なゴルフに戻ったが
最初のバーディのパンチが効いたのか、何とかトップで逃げ切る事ができた。
たまには、こんな幸運に恵まれる事もある。
だからゴルフはやめられない。

久々に宿敵を倒し、上々の気分で年を越せそう。





「数独」を楽しむ

2005-12-24 12:16:42 | その他

目下「数独」に挑戦中。
といっても、数学と独語に挑戦している訳ではない。

「数独」は、空欄に数字を入れていくパズルの一種。
夏ごろ、友人にこのパズルの面白さを教えてもらった。
その後すっかりこの事を忘れていたが、先日書店で「数独」に遭遇。
早速買って帰り、チャレンジしているところ。

パズルの難易度は、Easy、Medium、Hardと3ランクに分かれている。
まだEasyレベルで悪戦苦闘中。しかし面白い。
ボケ防止にも良さそう。

この本の最初のページには
「この本は、あなたの頭をくすぐり、気持ちよくするので
 毒にも薬にもなることを誓います」 と書いてある。

私にとって、毒なのか薬なのか?
とにかく面白い。
「数独」の中毒になりかけている事だけは、確か。

脱線

2005-12-22 21:10:19 | その他
今日は朝から雪。吹雪いていた。
外出もままならず、家にこもって年賀状書きに専念する事にした。

クリスマスソングのCDをBGMに聴きながら作業開始した。

クリスマスソングはCD2枚に、50曲入っている。
ジングルベル、ホワイトクリスマスといったお馴染みのものから
馴染みのないものもある。

中には、聴いただけで、いろいろ思い出が膨らむ曲もある。
Little Drummer Boy は、そんな曲のひとつである。

まだ現役時代、仕事でシカゴを訪れた事がある。
12月の始め頃だったが、既に街中クリスマスのデコレーションで
いっぱいだった。

ミシガンアベニュー近くの広場で、この曲を聴いた。
広場では、夕暮れ時の寒空の中を、子供たちが元気に遊んでいた。
スピーカーからは Little Drummer Boy が流れていた。

何の変哲もない光景だが、妙にこのシーンが印象に残っている。
 Little Drummer Boy を聴くとシカゴの街を思い出す。

BGM的にCDを聴いているうち、
つい懐かしくなって、出張時のアルバムを引っ張り出してみた。
年賀状そっちのけで、しばし思い出の世界で遊んだ。

途中、余計な方向へ脱線したため
今日の本命の仕事、年賀状書きの方は、ほとんどはかどらなかった。
明日は真面目に、CDなしで・・・頑張ろう。




庭のアブチロン

2005-12-19 18:15:08 | 花・自然

冬になると庭の花が、どんどん減っていく。
そんな中で、アブチロンが頑張ってくれている。
アブチロンは、チロリアンランプという別名があるそうであるが、
よく見ると結構可愛いい花である。
夏ごろから、ずーっと咲き続けている。

ライバルの花が枯れていって、今まで目立たなかったアブチロンが
我が家では、今やスターの座を占めている。

広島(かき)

2005-12-15 14:13:07 | 国内旅行

参道には、かき料理の店がめじろ押し。
かきを焼いている屋台も多い。
もちろん、広島名物のもみじ饅頭を実演販売している店もある。




昼食のため、あなご飯で有名な店に入った。
欲ばりの我々は、かき料理も食べたいし、あなご飯も食べたい。
メニューを見ると、あなご飯はテイクアウトOKとある。
これで、問題は一挙解決。

店頭でかき丼を食べ、あなご飯は、お土産用に包んでもらう事にした。
写真は、かき丼とあなご飯。
丼は、肉厚のかきが美味だった。
帰宅後食べたあなご飯も、絶妙のタレと香ばしいあなごがマッチし、旨かった。

昨年の冬は、城崎温泉で「かに」をいただいた。
今年は、下関で「ふく」、広島で「かき」をいただいた。
さて、来年は、どこで、何を、いただけるのだろうか?


広島(厳島神社)

2005-12-15 11:55:03 | 国内旅行

下関からの帰路、宮島を訪れた。
写真は、宮島へ向う船上から眺めた大鳥居。
本殿正面に立っている。楠の自然木を使った4脚鳥居で重要文化財。
因みに、この鳥居は、土に埋められているのでなく、自重で立っている由。



神社への参道はウイークディにもかかわらず、結構賑わっていた。
外人も見かける。さすが世界遺産。
かきの鬼殻焼きと、かきのてんぷらを、参道で立ち食い。
やはり本場の新鮮なかきは、美味だった。
かきフライはお馴染みだが、てんぷらは始めて食べた。
ソースたっぷりで、意外と美味だった。
帰路にも同じ店で、てんぷらをゲット。歩きながら食べた。
食べる話はさておき、写真は本殿と五重の塔。



本殿で参拝の後、宝物館を見学。
写真は、毛利元就寄進の、能舞台。
訪れた時間は、丁度干潮時だったので大鳥居まで歩いた。

厳島神社は平清盛によって、今の形に整えられた由。
平家の栄枯盛衰を感じる。




下関(長府)

2005-12-15 10:56:11 | 国内旅行

海峡を眺めながら朝風呂を浴びた後、朝食。
夏みかんジュースが美味しかった。山口ならではの味。

タクシーで新下関へ。途中長府の街を駆け足で回った。
長府は、毛利藩5万石の城下町として栄えたところ。
幕末には、維新回天の舞台となった所だが、今はひっそりしている。
写真の毛利邸は、明治天皇の行在所としても使われた、由緒ある場所。




長府は、あちらこちらに練塀が残っており、城下町の風情たっぷり。
写真は、侍屋敷長屋前の説明版。
横を流れる壇具川は、夏はホタルが舞う由。
水源は、すぐ上流の涌き水とのこと。
ヒューマンサイズの城下町、長府が気に入った。
再訪の機会があれば、たっぷり時間をとって歩きたい。





下関(ふく)

2005-12-14 18:31:01 | 国内旅行

赤間神宮に隣接して「春帆楼」がある。
ここは、日清講和条約締結の舞台となった割烹旅館。
日本の全権大使は伊藤博文。

ここでフグを食べた伊藤博文公は、あまりの旨さに
「フグ食用禁止令」を解禁したそうである。
「春帆楼」は、ふく料理公許第1号の歴史を誇っている。
因みに、本場下関では、福につながる事からふぐの事をふくと呼んでいる。

写真は「春帆楼」の玄関に立つ、ユーモラスな「ふく」の像。




早い目にホテルに入り、海峡を眺めながらのんびり入浴した。
夕食は、展望レストランで、ライトアップされた関門橋を眺めながら
とらふくフルコースをいただいた。
ふくの煮こごり、ふく皮のウニ和え、てっさ、てっちり、唐揚げ
ふくの茶碗蒸し、ふく雑炊・・・ と大満足。

大阪にもフグの美味い店は、たくさんあるが、やはり本場下関で食べる
ふく は格別だった。
写真はふくコースの一部。食べるのに忙しく全体像は撮れなかった。

ところで
部屋に戻ると、大河ドラマ「義経」の最終回をやっていた。
平家を滅ぼした義経が、結局頼朝に滅ぼされるシーンを、
奇しくも、ここ壇ノ浦のホテルで見るというのは、妙な気分だった。
諸行無常 という事か・・・