自遊日記

定年後の備忘録

「フォークランド舘の殺人」読了

2008-09-29 08:38:47 | 読書

このほど、ケイト・ロス著「フォークランド舘の殺人」を読了。

    19世紀初頭のロンドンが舞台。
社交界の寵児・若き貴公子が何者かに殺されるところから
       物語がはじまります。

誰にでも好かれていた貴公子だったが、実は意外な側面があった・・・
     といった形で物語が展開していきます。

     華やかなイギリス社交界の様子も垣間見られ、
         結構引きつけられました。


  秋の夜長、ミステリーの世界で遊ぶのも、又楽しからずや。

オヤジの手料理「タコの地中海風」

2008-09-27 09:40:44 | オヤジの料理
   
           昨日のオヤジの手料理は「タコ の 地中海風」 

           おしゃべりクッキングのレシピをベースに作りました。 
        タコのぶつ切りにブラック・オリーブ、ケイパー、トマトソースが
           絡んでいるだけですが、結構美味でした。 

          レモンが手元に無かったので仕上げは、庭から採ってきた
               柚子の皮を擂って代用しました。  
                      
              冷えた白ワインに良く合います。 

孫といっしょに、栗拾い

2008-09-25 17:55:18 | 外出
先日の秋分の日、好天に誘われ孫と栗拾いに出かけました。
京都縦貫自動車道を一路北上。
終点の丹波ICで降りて、丹波自然運動公園近くの栗園を訪ねました。






         栗園の木はイガグリでいっぱい。








       気の早いのは、木の上で、はじけています。







       地上にはイガをつけたままの栗がいっぱい・・・。
       映画トトロの、真っ黒クロスケが連想されます。









     最初は何でも拾っていましたが、慣れてくると、小粒のものや
     顔色の悪いものはパス・・・。
     良いものだけを拾います。







    丹波栗は「日本書紀」にも記述されており、幕府や朝廷にも献上
    されて全国的に名声を高めてきたようです。

    栗には数百の種類があるそうですが、丹波栗は粒の大きさと味で
    群を抜いている、との事です。







     小1の孫も、イガをはがす要領が、わかってきたようです。







     孫の籠も、そろそろ栗でいっぱいになってきたようです。










           我々がゲットした栗です。
        私と家内それに孫2人、併せて4Kgあまり拾いました。

        いくら拾っても持って帰れる量は決まっているのに、
          ついつい頑張ってしまいました。

    久し振りに童心に返って、秋の1日をたっぷり楽しみました。

秋の気配・・・ 松花堂庭園

2008-09-22 14:26:46 | 京都 街歩き

     洛南の隠れた名園 松花堂庭園にも秋の気配が漂ってきました。
          昨日、雨上がりの庭を散歩しました。








      水琴窟からの音色は、いつ聞いても心を穏やかにしてくれます。







<赤い彼岸花
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              庭のあちこちで、秋を感じました
   (taeさんにお借りしたソースを使ってマウスオン・スライドショーにまとめました)

      
     

湖上に浮かぶ 「リーズ城」 

2008-09-20 21:45:23 | 英国の旅
<湖に浮かぶ、リーズ城
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           小さな画像にマウス・オンお願いします
           (スライドショーのソースはtaeさんからお借りしました)

           ロンドン郊外に建つリーズ城。
           「女王のお城」という異名を持つ、可愛いいお城です。

           





<半地下のワイン倉庫
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           イングランドの女王のうち6人もが、このお城に住まわれた由。

           一方、軍事要塞の雰囲気も残しており、何ともお城らしいお城です。

           私のイチオシのお城です。



「金沢城 嵐の間」読了

2008-09-19 12:06:56 | 読書
               
               このほど安部 龍太郎著「金沢城 嵐の間」を読了。

               「伊賀越えの道」「萩城の石」等計6編が収録されています。
               いずれの話も余韻を残すあいまいな結末です。
                  
               読み終えた後、そのドラマの続きは、読み手の中でどんどん
               膨らませてくださいよ、といった仕掛けのようです。

               ベッドサイドに置いて睡眠薬替わりに・・・には向いていません。
               かえって目が冴えてしまいそうですが、肩の凝らない楽しい本でした。
              

名勝・渉成園(枳殻邸)

2008-09-15 15:18:21 | 京都 街歩き
<渉成園入り口
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           (スライドショーのソースはtaeさんからお借りしました)


           昨年11月、小学校の同窓会が渉成園で開かれ、
           園内をじっくり周る事が出来ました。

           ここは東本願寺の飛地境内で、国の名勝に指定されている名園です。
           
           昔、周囲に枳殻(からたち)が植えられていた事から
           枳殻邸とも呼ばれ、こちらの方が通りが良いようです。








<印月池に乗り出した形の 漱枕居
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       石川丈山の手になる庭は、平安時代の優雅さを偲ばせる書院式回遊庭園です。

       東山から上る月影が、この池に映る様子を、昔の人は愛でたようです。

              印月池の名前はここから来ているとの事。

         もうすぐ 秋も本番・・・月を愛でるゆとりを持ちたいものです。

コッツウオルズ Broadway 村

2008-09-14 10:18:53 | 英国の旅
<静かな佇まいのブロードウエイ村
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            (スライドショーのソースはtaeさんにお借りしました)


           コッツウオルズの村々の中では一番大きな村です。

           かっては羊毛運搬の拠点として栄えた宿場町だそうですが
           今や時代に取り残され、ひっそりと佇んでいます。

           ここに限らずコッツウオルズ地方は、リタイア後に
           住みたい場所として、ロンドンっ子のあこがれの地だそうです。

           こんな穏やかな地で生活すれば、寿命も伸びそうですね。

花フェスタ記念公園(ターシャの庭)

2008-09-13 09:52:38 | 花・自然
<ターシャの庭
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                 小さな画像にマウスオンお願いします
                (ソースはtaeさんからお借りしました)

        花フェスタ記念公園にはバラ園の一角にターシャ・チューダーの庭があります。

     アメリカの人気絵本作家でガーデナーでもあるTasha Tudorさんの庭を再現したものです。
       Tasha Tudorさんに憧れた「ターシャ・クラブ」の皆さんがメンテされているようです。

       残念乍ら、Tasha Tudorさんは、この6月にバーモント州の自宅で亡くなられました。
                     享年93歳でした。




                     「今が一番いい時よ」

                    「思い通りに歩めばいいのよ」

                    ・・・彼女の口癖でした。

「人生の自由時間」読了

2008-09-12 14:22:53 | 読書
             
             このほど、藤本義一著「人生の自由時間」を読了しました。

             定年後にたっぷり手にし得る自由時間。
             それを、どう充実させて生きるか・・・
             示唆に富んだエッセイが約20編 収められています。

             著者の藤本義一氏は、ご存知の通り直木賞作家であり、
             かって一世を風靡したTV番組「イレブンPM」の司会者としても
             活躍された方です。

             又私にとっては、大学の先輩でもあります。
             学部も一緒、ゼミも一緒なので、ただの同窓生以上に
             身近に感じる先輩です。

             さて本の内容の一部を紹介しますと・・・

             ふけるを漢字変換すると、老けるとか、耽るとかが出てくる。
             老ける、は日本語では衰えとか病気を連想し暗いイメージ。
             これを英語では GROW OLD と表現する。
             GROWの文字からは、まだまだ成長が続く、あかるいイメージがある。

    
             老けるは耽るに通じる。
             年をとって、ただ衰え老けていくのでなく、
             やっと自分の好きな事に耽る時間が与えられたと喜ぶべし。
             老けるのでなく耽るべし。
             GROWの気持ちを忘れずに。
    

             今私はテニス、ゴルフ、MTB、旅行、料理、読書、庭いじり、ブログ・・・と
             いろんな事を楽しんでいます。
             いろんな事に耽っています。
    
             これからも藤本先輩のアドヴァイスを守り
             好きな事に耽りつつ、のんびり老けていきたいと考えています。
             あくまでもGROWの気持ちを忘れずに・・・。