黒松内町の熱郛郵便局で「書かない窓口(申請書作成支援システム)」を導入
道内初、来年1月9日からサービス開始
日本郵便㈱北海道支社(淨土英二支社長)は、黒松内町から委託を受けている行政事務(公的証明書交付事務)に関し、受託する熱郛郵便局(今村和宏局長)で、「書かない窓口(申請書作成支援システム)」を導入すると発表しました。郵便局が同システムを導入するのは全国初で、来年1月9日からサービスを開始する予定です。
公的証明書の交付を受けるには、交付申請書を全て手書きする必要があります。新たな申請書作成支援システムでは、窓口に設置した専用タブレットを申請者自身が操作すると、マイナンバカードや運転免許証から読み取った情報(住所や氏名など)から交付申請書が作成可能となり、手書きが一部不必要となります。
同郵便局では現在、13の公的証明書の申請を取扱っていますが、今回の導入に今村局長は「手書きでは、誤字や記入漏れなどで時間がかかることもありましたが、新システムではスピード化も図れ、お客さまにも喜んでもらえるのでは。万全の準備で臨みます」と話しています。
同郵便局で扱う公的証明書の申請は次の13種類となっています。
▽住民票の写し▽印鑑登録証明書▽戸籍全部・個人事項証明書▽除籍全部・個人事項証明書▽改正原戸籍・戸除籍謄(抄)本証明書▽戸籍の附票▽所得証明書▽児童手当用所得証明書▽所得課税証明書▽課税証明書▽非課税証明書▽納税証明書▽軽自動車継続検査用納税証明書