MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「ニューヨーク大地震」

2008-02-19 00:47:28 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
災害パニックムービーを借りてきました。
それも地震という隕石が落ちるとか、シャトルが沈没するとかよりもっとも身近に起りうる事が描かれた作品。

シンシア・ギブ扮する主人公はかつてロサンゼルスの大地震で被災し、その際に幼い子供を亡くしたことがトラウマとなり、ロスを離れて刑事の夫共々ニューヨークで生活を・・・でもそのニューヨークでまたしても震災に見舞われてしまうという“ダイハード男”ばりに運の悪い人・・・

シンシア・ギブは娘と地下鉄で、夫は犯人を追跡中に、長男は自由の女神へ社会見学中のそれぞれ被災し、何とか脱出を図ろうとする。
シンシア・ギブはケガをした娘を手当てしてくれた医者(精神科医!)の力を借りて、地下鉄から脱出を図り、長男は自由の女神内で「タワーリングインフェルノ」のポール・ニューマンばりに活躍、そして夫は職務を捨ててまで妻と息子を救出しょうとする。
そこにあるのは一旦、ロスの震災で息子を失いバラバラになりかけた家族が再び襲う困難の前に絆と信頼を取り戻す姿。

1998年作品って事で、あの9.11以前の映画ですが、WTCビルは出てこないけどエンパイヤ-ステートビルの崩壊や、ビルが崩れた後の巨大な砂埃など、3年後ニュース映像で見る映像が出てきます。

意外と面白かったTVムービー、ただ震災のややこしい最中に夫が追っていた犯人がお礼参りにくる設定はいらん



☆☆☆



No.016 「エリザベス:ゴールデン・エイジ」(2007年 英/仏 114分 ビスタ)

2008-02-17 01:17:14 | 2008年劇場鑑賞
監督 シェカール・カプール
出演 ケイト・ブランシェット
    ジェフリー・ラッシュ
    クライヴ・オーウェン



久々の早い回のレイトショーでの鑑賞です。
ここしばらくは22時以降の深夜の上映が多いので、21時台ってのはホント久しぶりです。
場所はアポロシネマ8というシネコンですが、さすがこの時間はまだまだ人が多いですね。
本日から封切りの「エリザベス」の続編「エリザベス:ゴールデン・エイジ」を鑑賞するんですが、さすが初日ってことでそこそこ人はいますね。
結構女性が目立ってます・・・少なくとも男同士はいないな~

(あらすじ)

1585年、エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)はプロテスタントの女王としてイギリスを統治していた。
だが、欧州全土をカトリックの国にしようと目論むスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は彼女の失脚を画策する。
そんな女王の前に、新世界から戻ったばかりの冒険家ローリー卿(クライヴ・オーウェン)が現れ……



「エリザベス:ゴールデン・エイジ」=黄金時代というだけあって前作から引き続いてエリザベス1世の黄金時代が描かれているようですが、正直、歴史に弱い私はよくわからない部分もあります。
こういう映画は歴史を知って見ると面白さが数倍にも膨れ上がるんではないでしょうか?

スペインとの対立、そして無敵艦隊との戦闘、冒険家ローリーとの純真なまでの秘めた想いなどが本筋の展開ですが、やはりエリザベス1世を演じるケイト・ブランシェットの見事なまでの演技が大きな見所ですね。
どことなく冷酷な冷たい感じがまた良いです・・・また豪華なドレスを脱いで白い下着?のような格好した時の公務を離れ素に戻ったエリザベスなんかも少し描かれたりします。

また脇を固めるジェフリー・ラッシュやクライブ・オーエンなど芸達者も適材適所に存在感溢れる芝居で良かったと思います。
ここに「あるスキャンダルな覚え書き」で共演したジュディ・デンチあたりが居てると更に画面が締まったでしょうな。



またケイト・ブランシェットをはじめ女優陣たちが身に付ける豪華な衣装も大きな見所ですね。
更に絢爛豪華な王室内のセットなども見逃せません・・・こういう時代物はストーリーと同時にビジュアル的にも大きな見所があるので、そういう意味でもスクリーンで見て置きたい作品ですね。
個人的には歴史的なことをもう少し知っておけばもっと楽しめたのでは?と思ってますがね~



☆☆☆ 2008.2.16(土) アポロシネマ8 スクリーン5 21:00 H-14

No.015 「リアル鬼ごっこ」(2007年 日本 98分 ビスタ)

2008-02-16 01:04:54 | 2008年劇場鑑賞
監督 柴田一成
出演 石田卓也
    谷村美月
    大東俊介



今日は東宝系列の映画館が1000円で見れるサービスデ-!
なかなかそう言う日には当たらない方なんですが、たまたま休日と重なっての映画鑑賞。
世間はバレンタインデーとかで、あちらこちらでチョコレートの即売会が目につきます。
昼間に先日に友人のお嬢ちゃんから頂戴したチョコを食べてたけど、久々のチョコは美味しかったな~
そういう訳で劇場も若いカップルなんかも目に付きます。

今日見るのは当初は見る予定の無かった「リアル鬼ごっこ」。
先週ここで予告を見て興味を持ったのと、1000円デーと重なったこともあり急遽鑑賞となりました。

(あらすじ)

日本で最も多い名字“佐藤”姓の人々が、全国で相次いで亡くなるというニュースが世間をにぎわせていた。
ある日、不良高校生の佐藤翼(石田卓也)は、対立する不良グループとの追走劇の最中に異世界へと紛れ込んでしまう。
そこでは“佐藤”姓の人々が王の仕向けた鬼に追われ、捕まると殺される鬼ごっこが行われていた。



佐藤と言う名前が一番多いという訳で、少し佐藤を減らします・・・という予告のナレーションが耳に残る映画ですが。
なかなか着想としては面白いな~とは思いました。
現実の世界と同時進行に存在するパラレルワールドという別世界。
そこに存在するのは現実の世界とまったく同じ人間が分身として存在している。
その世界では佐藤という名前の仮面の王様が国家を支配し、自分と同じ名前が多いのが気に要らないと言うことで、期間限定のリアル鬼ごっこと言う名の“佐藤狩り”行う。
その結果全国の佐藤さんは一斉に逃げ回り、鬼たちが全国を佐藤さんを探し回る・・・
鬼に見つかった佐藤さんは、拉致され処刑されるか、激しく抵抗すればその場でワイアーで胴体切断!

まずこの追いかける鬼のキャラの造形の劇画チックでやや押井守テイストなデザインの不気味いでたちは好みですが、ストーリーが進んで行くにつれて案外ショッカ-の戦闘員ばりに弱かったりする・・・



現実世界からやってきた主人公が鬼から逃げて逃げまくるシーンがやたら多い・・・とにかく走りまくります!
「太陽にほえろ!」のオープニングのように“鬼ごっこ”らしく、どいつもこいつも走って走って走る映画。

でもストーリー的には先が読めてしまうのがな~ 王様の正体も早々にバレバレだし鬼ごっこの目的の真相も「おいおい・・・」って感じで設定の面白さがだんだんと無理が生じてくる。
作品的には映画で見るよりTVで充分ちゃうの~?って感じやね。

ラストに到っては・・・もう何でもアリかい!



☆☆☆ 2008.2.14(木) 敷島シネポップ1 17:20 I-4

「HELLISH ROCK 08 HELLOWEN/GAMMA RAY」

2008-02-14 04:21:05 | ライヴ&イベント
うっとしい天候から幕を開けた三連休ですが関西地区に久々の積雪があったりしてあまり行楽日和てのが無かったけど、連休最終日は見事に青空が広がりました。
私は映画も行くしライヴやスポーツ観戦も行きますが、実は草野球もやってます.
ま、仕事の都合でなかなか試合に行けないんですが、この日は堺市浜寺公園のグランドで昼からWヘッダーに参加!しかし試合が決まる前からこの日はガンマレイとハロウィンのライヴが決まっていて、泣く泣く一試合で退散!
ま、野球ではたいした活躍もしてないので体力は有り余ってます!

そもそも私がハードロックに目覚めたのが22歳頃・・・たまたまFMラジオでエアチェック(おおお~死語やな)してたら聞こえてきたのがハロウィンが演奏する「Halloween」という曲・・・その疾走感溢れる曲調に感動し、以後そのハードロックの番組を毎週聞くようになり、テープに録音したもんでした。
私のメタルファンになった原点がハロウィンでありあの「Halloween」が始まりだったのであります。
でも彼らのライブは今回が初めてだし、アルバムも数枚しか持ってないのですがね。

さて野球の帰りは阪堺電車と言う路面電車で帰るんですが、ライヴにハヤル気持ちとはウラハラにのんびりと街中を走る・・・なかなか良い風情だが今日に限っては各駅停車がまどろっこしい・・・
何とか17時に家に着いて早々に出発!18時の開場までには着きたいので車中でパンをかじりながら、いざ会場であるなんばHatchへ・・・途中の信号待ちでチケットの確認。
スタンディングだから少しでも見えるところで見たいから少々早くてもいいから会場に着きたい所だが・・・でも整理番号が大きかったらスグには入れないからね。
入場前に先にグッズを見てる時間も見てなアカンし・・・っと思って見るとチケットに17時開場、18時開演って・・・「おいおい!いつものように18時開場、19時開演と違うんかいな!」何と1時間の時間違いの凡ミス!(やっちゃったよ!)
現在17時18分・・・後40分で開場どころかライブが始まるがな~
急いでパンをかじり(あまり意味のない行為)車をすっ飛ばしました!


↑先入観は捨てましょう・・・事前に確認を・・・

幸い祝日ってこともあり道も空いていてスムーズになんばHatchの到着。
時間は17時45分・・・グッズ売り場に少しの列が出来てるが、今更慌てて入っても後方は免れないので、開演ギリギリもで売り場の列に並ぶことにしましたが、よく見ると少し離れた場所にもう一つ行列が!
あら~通行場所を空けて行列が続いてるんやね~仕方なくそちらの後方に並びました。
こりゃ暇かかるな~適当に切り上げて会場に入ることになりそう。
しかし中々に列が進まない参ったな~刻々と時間が・・・そしたら係員が来て列を誘導し始めた「やっとか!」と思ったら何と売り場とは反対方向へ誘導されるではないか!
係員が「では当日券はどこまで出せるかわかりませんが・・・」ってこの行列は当日券の列かい!ワシ関係ないやんけ・・・何か書いとけよ!
慌てて売り場前の列に並び直すと、ものの2~3分で売り場に入れた・・・あ~時間のロスしてもたわい・・・
 
グッズはシャツがほとんどですが、ハロウィン関連よりガンマレイの方がデザインかっこいいやんけ。


↑わりかしカッコいいガンマレイのTシャツ

で、あんまり思案してる時間ないので87年の「守護神伝ツアー」のシャツと恒例のタオルを買って有料ロッカーに分厚いジャンパーを預けて(ここでもロッカー閉めてからチケットをジャンパーのポケットに入れたままなのを思い出し、スグさまロッカーを開ける失態を・・・落ち着け!)いざ会場内へ。

もう中はほぼギッシリでまもなくスタートしそうな感じですね。
最初はガンマレイの登場らしくステージ後方には彼らのアルバムジャケットのデザインをあしらった垂れ幕があります。
ガンマレイ・・・正直まったく曲は知りません。
でもガンマレイのカイ・ハンセンは初期のハロウィンの中心人物だった人で、ハロウィン脱退後にガンマレイを結成して現在に至ります。
その元ハロウィンのカイ・ハンセン率いるガンマレイとハロウィンのカップリングツアー・・・初期からのハロウィンファンの人にはたまりませんね~



やがて場内暗転・・・「ガンマレイ!ガンマレイ!」の大コールとともにメンバーが現れ1曲目から♪Into The Stormからスタート・・・唯一知ってる曲だよ。
前方エリアは盛り上がってますね~私はこの後のハロウィンに備えて後方で体力温存です。
さすがハロウィンを思わす曲調が続きますね~ ドイツ語訛りのハンセンの英語でのトークにも皆さん反応しておおいに盛り上がってます。
結構後ろも盛り上がってますね~ 私も大人しいながらも盛り上がってます。
そしたら聞き覚えのあるイントロが・・・場内もやけに盛り上がってます!
初期のハロウィンの曲である♪Ride The Skyをプレイしてるではないか・・・「ライド・ザ・スカ~イ!」とサビの部分では皆合唱してます。
意外にもアンコールがあったりして約80分の予想より長いライブでしたが、なかなかガンマレイも良いではないか・・・

セットチェンジで場内が明るくなり人も動きだしました・・・休憩しにロビーに出る人並みに逆行するように私は前方エリアに突入・・・何とか前から8人目あたりのサイド寄りに場所を確保しました。(今日はいい大人が多いからモッシュの心配ないからね)
いよいよ私のメタルの原点ハロウィンの登場です!
でも会場全体は男性が大半ですね~前回ここにきたアヴェンジト・セブンフォールドとは客層が違いますね(男も多いけど負けじとギャルも多かったからね)



さて暗転になり大歓声です!
ギャンブリング・ウィズ・ザ・デビ~ル!と言うナレーションの掛け声とともにステージ後方のルーレットの垂れ幕に照明が回転しながら当たります!
皆、両手突き上げて悲鳴のような歓声の中ギターのイントロが・・・こ、こ、これはもしや・・・あの20年前FMで聞いてヘビメタファンになるキッカケになった♪Halloweenか?
ダダダ~ン!と妖しげなムード演出するイントロは間違いなく♪Halloween!
おおお~まさか今日演奏されるかどうかも疑問だったのに寄りによって1曲目からこれとは・・・私に取っては記念すべき名曲でのオープニングに「もしかして私の為にやってくれた?」なんて冗談でも考えてしまいそうなほどの感動です。
もう当然弾けまくったこと言うまでもありません!
「マスカレード!マスカレード!」ともう飛び跳ねて大合唱です!
13分という長い曲をフル演奏です!もう場内は興奮のルツボです!サビの部分ではボーカルのアンディ・デリスとオーディエンスの掛け合い!これが見事に決まってます!「イッツ、ハ~ロ~ウィ~ン!」もう13分私も歌いまくりです。
もう声が途中からかすれてきました・・・喉が痛い!
凄まじいまでのテンションでのオープニングに私も興奮状態ですね。
2曲目はニューアルバムからの曲♪Final Foryuneです。
やはり皆歌ってます!詩の内容に合わせるようにアンディが身振り手振りを交えながら熱唱します。

次々とステージ上で繰り広げられる代表曲の数々・・・ニューアルバムからの曲が中心かと思ったけど、ベストヒット的な選曲のセットリストだからもうみんな曲の始まりのイントロだけで大歓声です。
途中ドラムのソロパフォーマンスを挟み、またしても妖しげなナレーションが・・・これも大作♪The King For A 1000 Years!スローなアンディのボーカルから一転アグレシッブな曲調にまたまた拳を突き上げてジャンプ!ジャンプ!歌います!叫びます!
先月のA7X凄いかったけど、今日も凄まじいほどの盛り上がりです。
私は時折咳き込みます・・・冒頭の♪Halloweenで弾けすぎて喉にダメージを負ってしまったけど、気にしてる間がないほど場内のテンションに付いていきます。

単にオーディエンスを鼓舞するだけでなく、サビの部分を歌わしたりしてライヴとしてはステージと一体感があります。
この辺は一気にハイテンションで駆け抜けていったA7Xとは違うとこのように思いました。
ライヴとしての完成度ではさすがベテランらしくハロウィンの方が上ですね。

一旦「グッドナイト!オオサカ~」とメンバーが引っ込みます。
当然アンコールを催促する手拍子の嵐!お馴染みのロンドンブリッジのリズムに乗ってのハロウィンコール・・・そしたら出てきました!
♪I Canから始まるメドレー形式です。またまた大盛上がり、ますます喉がおかしくなってきたよ・・・メンバー紹介を挟み約3曲ほどメドレーで歌い終了・・・と思ったらまだもう一回アンコールありそうな感じ・・・「ハロウィン、ハロウィン」のコールの中聞こえてきたイントロが♪Future World!しかも出てきたのはハロウィンだけでなくガンマレイまでも登場!
もう一斉にステージ前に皆駆け寄ります!そして飛び跳ねて歌います!しかもガンマレイのボーカルで元ハロウィンのカイ・ハンセンがFuture Worldを歌ってるではないか!
それに現ハロウィンのボーカルであるアンディが絡む・・・もうたまりません!本日1番の大盛り上がりです!
ステージも場内も「フューチャーワールド!」と大合唱!
凄いな~凄い!これは・・・今回のカップリングツアーならではのグランドフィナーレです。
また古くからのハロウィンファンには溜まりませんね~感涙ものです。
もう1曲ハロウィン&ガンマレイで♪I Want Outを歌い105分で全16曲のステージが終了!
ハロウィンとガンマレイのメンバーが肩を組んで場内に挨拶・・・もう皆、拳や両腕を突き上げてそれに応えます。

いやいや・・・一言・・・最高!
もう興奮というより感動でしたね~皆さんも大満足そうに帰路に着きます。
ハロウィンのアルバムを全作揃えたいぐらいにますますハロウィンのファンになりましたよ~
まさにキングのハードロック/へビーメタル原点回帰のライブでした

キング感涙のセットリストはザッとこんな感じ(一部あやふやですが・・・)

01.Halloween 
02.Final Foryune 
03.March of Time?(これ自信ないです 違うかも?すいません)
04.As Long As I Fall 
05.A Tale That Wasn’t Right 
06.The King For A 1000 Years
07.Eagle fly Free
08.The Bell Of The 7 Hells 
09.If I Could Fly
10.Dr Stein

Encore_1

(Medley)
11.I Can
12.Power
13.Perfect Gentleman
14.Keeper of The Seven Keys

Encore_2(with GAMMA RAY)

15.Future World
16.I Want Out

11~14曲はメドレーですが、もしかしたら一部順番は違うかも・・・スマン!




☆☆☆☆☆☆ 2008.2.11(月) なんばHatch スタンディング  18:00 整理番号 4組40番(CNプレイガイド)

「電撃ネットワーク TOUR 2008 「危機一髪」 電撃最大のピンチ」

2008-02-11 01:56:26 | ライヴ&イベント



久々の電撃ネットワークのライブの鑑賞です・・・今回入れて4回目の参戦ですが、前回からもう数年経ちますね。
体を張った過激なパフォーマンスとテクノやヒップホップ調の歌まで披露するライブは毎回楽しみにしております。
会場は久々のアメ村のBIG CAT・・・思えばここは電撃のライブでしか来たことないな~
ちなみに隣はシネマ-ト心斎橋という映画館があります。



会場に入ると目の前にグッズ売り場がありますが、TシャツとCD&DVDのもってのは少々寂しいな~ 前はタオルとかもあったのにな。
今回シャツを買うともれなく握手会&サイン会に参加できるとのこと・・・正直今回はあまり買い物はするつもり無かった(3日後にガンマレイ/ハロウィンのライブもあるので)けど、その特典につられてシャツを購入してしまいました。

さて会場内に入ると・・・狭い!BIG CATってこんなに狭かったんやね~
ここしばらくはZeep osakaやなんばハッチが多かったんで余計に小さく感じます。
開演の19時にはまだ時間あるんだけど早くも会場は盛り上がってます。
どうやら前座でDJがターンテーブルの前でパフォーマンスをしてる最中のようで、「今からは電撃の面々が出てくるまではアイドルの曲ばかりかけま~す!」やて・・・
この人は色黒のロン毛でたしかにDJ風なんだが、若いんだかおっちゃんなんだかよくわかりません。

そいてアイドルっぽい曲がどんどんかかります。
しかもまったく私は知らない歌ばかりなのでよくわかりません。
前方はエライ盛り上がってますね~ホント楽しそうなんだけど、何がそんなに楽しいのかまったく着いていけません。
曲にあわせてDJが珍妙なポーズをとったり、パラパラ風の踊りやテツ&トモのような動きを見せてます・・・バカ受けです!・・・でも・・・何がそんなに楽しいのかまったく着いていけません。
延々と続くこのパフォーマンスも気がつけば開演予定の19時をすぎてます。
もうそろそろ終るやろな~と思ってたけど一向に終る気配なし!
盛り上がってた前方もややテンション下がってますな~私の居る後方はというとシラケタ雰囲気です。
「ええかげんにせ~よ!」という声が聞こえてきそうな感じで睨みつけてる方々もいらっしゃるではないか。
とうとう19時25分・・・やっと時計をチラッと見たDJが「さぁ~みんなは危険なことが大好きだからここに居るんだよね~?」とどうやらやっと電撃ライブが始まるようです。

そしてこのDJの紹介によって電撃ネットワークの4人(南部虎弾、三五十五、ギュウゾウ、ダンナ小柳)が登場!
一気に観客が前方におしかけます!「皆手をあげろ~!」の掛け声とともにお馴染みの電撃ダンス!会場が一体となってます。
体の左右で力こぶを作るポーズをリズミカルにするいつものダンスだけど、皆、過激なパフォーマンスとコレをするのを楽しみにきてるんですね
最初は軽い小ネタからスタ-ト・・・ホント軽いネタで笑わせた後、恒例の観客を数人舞台に上げてのパフォーマンス。
今回は歓客とメンバーが手をつないで静電気を貫通させるってのをやってました。
コレ前にどっかのTV番組してたな~

そして一旦舞台袖に引っ込んだ後にいよいよお馴染みのドラム缶叩きからスタート!
そしてギュウゾウの持ちネタである生きたサソリを3秒間口に入れるパフォーマンス。
このサソリ本当に生きてるんですよね・・・

更に南部虎弾の福耳のコーナー。
こらは単にホッチキスで南部の耳たぶに千円札を止めるもの・・・まぁオチとして額にデカイホッチキスで1万円札を止めるんだけど、やっぱり痛いわな~

そしてダンナ小柳の腹の上に燃え盛る火の玉を乗せて、そこに茶瓶を乗せて「へそで茶を沸かす」っていうパフォーマンスなんだがこの直後、前方から人の塊が後方に向ってきました。
な、なんと女性が数人の人に仰向けで担がれてるではないか!目はボ~としてます・・・何と失神してはります!
今のパフォーマンスが原因がどうかは不明だけど、失神者でるライブって凄いな~(当人には気の毒だけど)

パフォーマンスの合間に電撃ダンスを挟み次々とお馴染みのネタが披露されていきます。鼻から吸った牛乳を目から噴射したり、瞬間接着剤を手にタップリ付けてドラム缶にピッタンコ!そのままドラム缶を持ち上げたり、ハンマーで玉ねぎやりんごを叩きつぶす迷惑野郎。
飛び散った玉ねぎやりんごが客席を直撃!皆一斉にしゃがみこんでます・・・後方からは一瞬視界が広がってステージがよく見えたりする。
そしてオチはキッチンハイターをハンマーで叩きつぶす・・・ハイタ-が出たとたんに客席騒然!
でも容赦なくハンマーで叩かれたキッチンハイターは無残にも漂白剤を客席にぶちまけるのでした・・・またしても視界が広がったのは言うまでもない!

そしていよいよライブも佳境で、お馴染み人間ロケット花火(紐でつながれたロケット花火が紐の端を口で咥えてるギュウゾウの口元で破裂する)のあとはドラム缶に南部とダイナマイトが中に入り爆発に耐えれるか・・・という大ネタ!
導火線に火がつけられ、やがてドラム缶内で大爆発!
それでも見た目は元気で出てくる南部・・・この人はもう50歳は越えてるんだろうけど、いつまで続けるんだろう?

アンコールの後もう一つネタをやって90分のライブ(DJ入れたら120分以上になるが)終了。
ロビーに出ると早くも電撃の面々が揃っていて、シャツ購入者対象のサイン会が始まっております。
私も並び買ったシャツにしてもらいました・・・皆、人が良さそうなナイスガイですね。


↑メンバーによるサインシャツ・・・もう着れないなぁ~

意外にも一番強面なギュウゾウが一番ソフトだったな~ そのギュウゾウの手は瞬間接着剤の跡が残りガチガチです・・・さらに前のツアーのシャツを見せると「おおお~」とダンナ小柳が反応してくれたりしたしな~ そして南部虎弾は額から流血してます・・・あの大型ホッチキスのダメージがまだ残ってます・・・いやはや・・・アンタ男だよ



☆☆☆☆ 2008.2.8(金) BIG CAT オールスタンディング 整理場号351(ローソンチケット)

No.014 「ヒトラーの贋札」(2007年 独/豪 96分 ビスタ)

2008-02-10 01:25:19 | 2008年劇場鑑賞
監督 ステファン・ルツォヴィツキー
出演 カール・マルコヴィクス
    アウグスト・ディール
    デーヴィト・シュトリーゾフ



引き続き敷島シネポップでの連続鑑賞となったこの日ですが、一昨年に大型シネコンであるなんばTOHOシネマズがオープンしたこともあり、この劇場では単館系のような作品も上映されるようになりました。
それまでは一時期ミナミ地区ではあまり映画館がなく、梅田のみの公開で終った作品も結構あったのでこの敷島シネポップでは短期間ながらでも色んな映画が上映されるようになり、喜ばしい限りです。
そしてこの「ヒトラーの贋札」も大阪ではここの劇場でしか上映していない作品です。

(あらすじ)

1936年のドイツ、ベルリン。
パスポートや紙幣など、あらゆる偽造を行うプロの贋作(がんさく)師サリー(カール・マルコヴィックス)。
犯罪捜査局の捜査官ヘルツォーク(デーヴィト・シュトリーゾフ)に捕らえられた彼は、マウトハウゼン強制収容所に送られる。
そこは犯罪者の送られる刑務所ではなく、ユダヤ人を対象にした収容所だった



戦争映画は昔から結構好きで、派手な戦闘シーンの多い作品は勿論のこと「シンドラーのリスト」のような戦時下での人間ドラマなど色んな戦争映画を見ておりますが、今回の作品は戦闘シーンなんて一切無く、映画のほとんどは強制収容所内での物語です。

実話の映画化だそうですが、ベルンハルト作戦というナチスの作戦で紙幣贋札を強制させられたユダヤ人の物語。
ユダヤ人ながら贋札やパスポート偽造のプロであるがゆえに、この作戦に充てられることで他のユダヤ人たちよりも優遇される。
特殊な技能を持ってるために国家的な犯罪に片棒を担ぐことになるんだが、そのおかげで殺されずに生きていける・・・やわらかいベッドに寝れたり、収容所とはいえ優遇された生活を過ごせる。
それ以外の同胞たちは虫けらのように次々と処刑されていく・・・そんな彼らもいつそう言う運命になるか判らない命の分岐点でのドラマはなかなか見応えありました。



この作品を見て思ったのは、どんな才能や技術が役に立つかわからんなぁ~という事。
この映画に登場人物たちも偽造という犯罪ながらも、その道に長けた才能があるがゆえに生き延びれたと言う皮肉めいた物語。
もちろんその中でも正義感から疑問を抱き、とまどう人物も現れて反抗しようとするが、同胞たちはナチスに協力することで命という代償を得れるので逆に彼の行動を止めようとする。
まさに生と死の分岐点での人間の戸惑いや苦しみを、手持ちカメラによる臨場感あふれる映像で見るものにも感じさせてくれます。



☆☆☆ 2008.2.7(木) 敷島シネポップ1 19:30 L-10

No.013 「28週後...」(2007年 英 104分 ビスタ)

2008-02-08 02:07:43 | 2008年劇場鑑賞
監督 フアン・カルロス・フレスナディージョ
出演 ロバート・カーライル
    ローズ・バーン
    ジェレミー・レナー



5年ほど前に公開された「28日後・・・」はかねてからネット等で話題になっていて、特に「トレインスポッティング」のダニー・ボイルがゾンビ映画を監督するらしい・・・と言うことで一体どんな映画になるのか?と注目していたけど、まだ大阪にシネコンも少なかったこともあり縮小された上映で、残念ながら劇場では見逃しておりました。
ビデオでの鑑賞となったんですが、ウィルスに感染した者たちが凶暴となり襲いかかってくるという設定がやや死者が甦るロメロゾンビとは違うものの、全力疾走で追いかけてくるという新しいスタイル(ま、厳密にはそれ以前に「デモンズ」も走ってたけど)を確立した意味でもゾンビ映画史に残る1本となりました。
そしてその続編がこの「28週後...」です。



(あらすじ)

人間を凶暴化させる“RAGEウイルス”の猛威が収まり、復興計画が始まったイギリス。
スペイン旅行中でウイルスの難を逃れたタミー(イモジェン・プーツ)とアンディ(マッキントッシュ・マグルトン)の姉弟は、父親のドン(ロバート・カーライル)と再会を果たす。
しかし、感染を逃れたドンには子どもたちに言えない秘密があった。

「エイリアン2」を見た時「こんな面白いパート2は見たことない!」と思ったもんでしたが、この作品も前作を越えたパート2と呼ばせてもらいましょうか。
1軒の家に立てこもった(ゾンビ映画の定番!)生存者たちを感染者(以下敢えてゾンビと呼ばせてもらいます)たちが襲いかかる・・・オープニングからテンションの高い攻防戦から幕をあけるこの作品ですが、何といってもこのシーンでの生存者の中に主演とも言うべきロバートカーライルが居るんだが、何と妻を見捨てて逃走すると言う意外な展開!
普通は抵抗してでも妻を守ろうとするけど、怖さのあまり見捨てて逃げ出すという主役にあるまじきヘタレぶりにビックリ!
でも何か正直、こんな状況ならわからないでもないなぁ~(笑)映画なら嘘でも命を省みず助けに行きそうなもんだが・・・リアルやね

子供たちに言えない秘密・・・てのがコレなんですが、後に妻が生存していて微妙に困った状況のカーライルが何と妻の唾液により感染し、おぞましいゾンビと化す!(主人公ではなかったんやね)
意表ついた展開の前半から、平和が戻りつつあった街がまたしても阿鼻叫喚な地獄絵図になる中盤以降の展開の凄まじさは久々に気合が入りましたね~



作品全体を包む終末観はまさに正統的ゾンビ映画を見せてもらった感じです。
英国復興の為に米軍が駐留してるのはまるでどこかの国の戦争見たいだし、ゾンビの群れが街中を集団で疾走し生存者たちを追いかけるパニック描写はまるで市街戦!
ビルの屋上から軍隊が狙撃するんだが、見さかえなく生存者もゾンビも一網打尽に撃ちまくり、挙句の果てに「地獄の黙示録」ばりに街を爆撃し焼け野原と化してしまう(石器時代に戻したかどうかは知らないが・・・)

主人公たちが数人のグループ(軍人も含む)でゾンビたちをかわしながら脱出を試みるんだが、何しろ猛スピードでしかも集団で追いかけてくる恐怖はスリル満点で、そこに壮絶な残酷描写も相まって、ホラー映画にありがちな遊びの要素を排除したストロングスタイルに104分間気が抜けません。



何人かのグループで逃げる場面などは、彼らを追う軍隊がガスマスクしてる所からロメロ監督の初期の作品「ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」を連想してしまうけど、ホラー映画の中にパニック的な要素も相まって予想以上に重たい作品でしたな。
救いのない状況の中で描かれるタミ-とアンディの家族の絆が危機的な場面で幾度なく試され、固い絆がより強まっていく・・・ここら辺りはこう言う状況にはやはりこう言った絆や信頼が頼りなってきたりもするもんですね。
1機のヘリコプターに託された一筋の希望は果たして・・・?

疾走型ゾンビ映画の中では中々の傑作だと思いましたね・・・「アイ・アム・レジェント」よりこっちが好きですね。
好きと言えばゾンビ集団をヘリコプターのプロペラで木っ端微塵に一掃する場面・・・ピーター・ジャクソン監督の「ブレインデッド」の芝刈り機突入よろしく豪快でよろしい!



☆☆☆☆☆ 2008.2.7(木) 敷島シネポップ3 17:05 E-6





嗚呼、追憶のレンタルビデオ店 Ⅱ(バブル期編)

2008-02-07 01:20:46 | 映画の話題
私がボンドのS会員になり、レンタル料金が格安の1000円でレンタル出来ることがきっかけで、やたら邦洋画問わずビデオレンタルして見るようになりました。
当時は劇場公開半年後ぐらいにビデオ化されてたようですが、劇場には行かずビデオ化されるまで待つようになりました。
でも当時角川映画は公開と同時にビデオをリリースすると言う画期的な戦略方法を展開し、早々に薬師丸ひろ子の「メインテーマ」なんか劇場公開中にも関わらず自宅で見れておかしな気分でしたな。

そんな中一本のホラー映画が画期的なブームを巻き起こします。
「死霊のはらわた」と言うこの作品は必要以上に血が飛び散るスプラッタームービーと言われて大ヒットし、この作品のおかげでホラー&スプラッター映画ブームが到来!
しかもこのブームは劇場よりもビデオ業界で爆発するのでありました。
いわゆる未公開ホラー映画と言われる物が続々とリリースされ、皆さん第二の「死霊のはらわた」を求めて借りまくるのでありました。
一時はビデオレンタル店の主力商品がホラー映画となり、レンタル店の棚にホラー映画のビデオが埋めすくすほどでした。
(しかしそのほとんどの未公開ホラー映画は駄作揃いだったな~見方を変えればそこそこ楽しめるものもあったけど)

また日本のスプラッターホラー映画もオリジナルビデオシリーズでいくつかリリースされ、特に残酷シーンだけを売りにする「ギニーピックシリーズ」は後にあの宮崎事件により社会的にも注目される事となります。
ビデオだけでなくホラー映画専門雑誌「V-ZONE」なども敢行され出版界も席巻して一大ムーブメント巻き起こします。
そして私もいつしかホラー映画に本格的にのめり込み出したのもこの頃からであります。若くして「ゾンビ」「サスペリア」などの洗礼を受けていたものの、まだまだ恐いもの見たさの域だったけど、この頃から好んで見るようになりましたね。


↑ホラー映画専門誌「V-ZONE」・・・BOOKOFFにて再購入

そしてレンタルビデオ店の登場に活気づいた業界がビンク映画またはボルノ映画の世界。ビデオレンタルによりそれまでボルノ映画館にいかないと見れなかったエッチな映画が手軽に自宅で見れて、劇場用作品だけでなくビデオ用に製作された作品がアダルトビデオと言われ、各社ビデオ撮りによるオリジナル作品が続々とリリースされました。

そんな普通の健全な男子だった私も当然ながらアダルトビデオに足を踏み入れる事になるのですが、初めてアダルトビデオをレンタルしたのは会員になって2度目にボンドを訪れた時でした。
初代店長に腕をつかまれ「こちらの方も是非・・・」と連れていかれたのが店の奥のアダルトコーナー・・・ここで目に付いたのが「八神康子のいかせてあげる」というビデオ。以前サンテレビで土曜の深夜に明石家さんまが司会していた「おとなの子守唄」というエロイ番組があり、その中でビデオ紹介コーナーがあって、そこでこのビデオが紹介されていて知っていたので借りてしまいました。

このビデオは30分(この頃のアダルトビデオは結構短いめでしたな)で男優との絡みは無く、八神康子さんが一人で奮闘する××ニー物ですが、初アダルトビデオって事で食い入るように見てたな・・・翌日もまた見てたな・・・今見ると全然ソフトなビデオなんでしょうけどね~
八神康子嬢は今改めてパッケージ写真など見ると昨今の美形揃いのAV嬢と比べると垢抜けしてなさそうなおばさん顔・・・でも当時の世の男性どもを萌えさしたもんでした。


↑若きキングを萌えさせた(?)八神康子嬢・・・顔立ちが時代を感じさせます
キング初のAVレンタル作品のパッケージ

で、この作品を出した会社が宇宙企画と言うところで 当時人気があったのがこの宇宙企画の「ミス本番シリーズ」
私のイメージとしてはそれまでポルノ映画と言えば結構年配の女優か、その手のジャンルに染まった人たちが出てるような、顔は二の次で体と艶技で勝負!見たいな人たちが出てると言うイメージだった。
でもこのミス本番シリーズの出てくる子たちは皆20歳前後でしかも皆さんアイドル並みに可愛い!
どこにでも居てるような素人っぽさが新鮮で、「まさかこんな子がこんな事を・・・」的なギャップが世の男性どもを刺激し大ヒットしました。

単に男優との絡みがあるだけでなく、ソフトフォーカスを効かしたイメージ映像を織り交ぜて、いかがわしいエロビデオと言うよりソフトなイメージビデオのような作品を次々リリースされました。
そのブームのキッカケを作った作品が「ミス本番 裕美子19歳」と言う作品で以後シリーズとして「××子 ん歳」見たいに毎月のようにリリースされました。
このシリーズは昨今のアダルトビデオの流れに大きな役割を果たしたと私は思ってます。やがて各社も素人っぽい可愛い系の美少女シリーズをリリースしだし、次々とAVアイドルが誕生しました(竹下ゆかり、早見瞳、美穂由紀、かわいさとみ、葉山レイコetc・・・)
ボンドにもこのシリーズは数本置いてましたが たしか一通りに見たかなぁ~ ちなみに当初はアダルトビデオは大体1500円のレンタル料だったから頻繁には借りてなかったけどね。


↑これが田所裕美子さんの「ミス本番 裕美子19歳」・・・他にも色々出てました
DVD化されてるので興味のある方は是非

いつしかアダルトビデオもさる事ながらレンタルの中心がホラー映画となりつつありましたね。
ボンドのバイトの兄ちゃん(後に同じ歳と判明)がやたらホラー映画に詳しく、当時まだ日本では紹介されてなかった「デッドゾーン」とか「クリープショー」などをすでに見ており、色々と情報を提供してもらえたのが更にそちら方面にのめりこむのに拍車がかかりました。

それと当時は海賊版なるものも蔓延っており、まだ日本では公開されてない作品が輸入ビデオに字幕を打ち込んだ裏ルートから流通され一部レンタル店にも出回ってましたね。
もちろん画質は決して良くは無く、有名なところで聞いた話では「ET」などは劇場でのカメラ撮りらしく時折に人が前を横切るとか・・・
作品によってはまずまず見れるものもあったけど、現在では考えられないですね。

またレーザーディスクと言うのも当時ありましたが、ビデオカセットに取って変わるほどでまでは行かなかったですね。
ソフトが安いのは魅力でしたがね~ビデオなら15000円前後なのに対してレーザーディスクはだいたい新作でも7000円ぐらいでしたね。


↑レーザーディスクのソフトはLPレコードの大きさってのが微妙でしたな

作品によっては3000~5000円代の特別価格もありレーザーディスクは画質も綺麗だしいいなぁ~と思ったこともありました(まぁ結果的に手を出さなくてよかったけど)
そう言えばボンドで「スターウォーズ」のLDソフトをビデオにダビングしてもらったな~

やがてボンドにもいつしか海賊版がレンタルされ始め、ホラーでは「エルム街の悪夢」や「リ・アニメーター」(公開時は「死霊のしたたり」)などをいち早く見たし、一般作でもまだ未公開だった「ロッキー4」や公開されて間もない「ライトスタッフ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(画質最悪だったな)など不正ビデオをレンタルで見てました。

一部の店ではアダルトの海賊版も裏レンタルされてた店もあったようですが、さすがにアダルトビデオの海賊版はボンドには置いてなかったけど、世間では当時有名な「洗濯屋ケンちゃん」などアダルトの無修正海賊版も裏ルートで売られてましたね。

また当時、ワーナーホームビデオのソフトは特約店契約してない店にはビデオ置けないらしく、そんな特約店契約なんかするような気の利いた店ではなかったボンドにはワーナー作品のソフトが正規にはなかったです・・・ただワーナー作品のソフトをダビングしたのが目立たなく置いてレンタルに出してましたが・・・あかんやろ!(勿論、値段はダビングテープだろうが通常のレンタル料でしたよ・・・あかんやろ!)それでも画質落ちてても「ブレードランナー」や「ロッキー3」をダビングしてもらったな・・・何故か「ブレードランナー」はラストの途中で切れてやがんの!


↑特約店を表すステッカー・・・当時は入口によく張ってありました

やがてレンタルビデオ店が続々とオープンし、あちらこちらの店が出来る度に覗きに行ったもんでしたが、行く度にボンドに置いてない作品が多数あるのに心動かされる日々・・・と言う訳で二枚目の会員カードを手にすることになります。エコー楽器と言うレコード店が片隅に開いたレンタルビデオコーナーの会員になったんですが、今思えば全然品薄でしたな~

またペンタゴンと言う店が近くに発見!ここもB級ホラーもそこそこ有り、しかもここの店には隣町の西成区にも店があり、ここにはホラー映画の品揃えが充実してる事もあり、ついつい自転車で遠征もしましたね~

会社の上司の行ってるレンタル店「ビデオセンター1.2.3」では何となかなかお目にかかれないH.G・ルイス監督作「血の魔術師」「血の祝祭日」ルチオ・フルチ監督「ビヨンド」「墓地裏の家」などボンドではまったくお目にかかれない作品が並んでおり、会員証借りてレンタルし、またもう一軒の店では品揃えはたいして驚かないが、レンタル料金が何と驚異の800円!この超低価格には当時腰を抜かしましたね・・・
色んなレンタル店が増えて、やがてメインで通ってたボンドがショボイ店に見えてきました・・・

変わったところでは店名はうろ覚えですが「ゆうすけ」というホラー映画専門のレンタル店もありましたね。
すぐ潰れた見たいだけど、ご近所にかかわらず何故か会員にならなかったなぁ~
結構高額なレンタル料金だったようですが、今なら入り浸ってるかも?

少しずつ店により料金が違い、ボンドのS会員に頼る事なく1000円で借りれる店が出始めてレンタルしやすい環境が広がると、私も単にレンタルして見るだけでなく作品を集めたい衝動が強くなりました。
月一の高額有料ダビングに飽きたらず、ついに自分の家で自由にダビングして作品を集めたい・・・そんな衝動からついにダビングの為に2台目のビデオデッキに手を出すことになるのでした・・・つづく

No.012 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」(2007年 米 117分 ビスタ)

2008-02-03 01:35:57 | 2008年劇場鑑賞
監督 ティム・バートン
出演 ジョニー・デップ
    ヘレナ・ボナム=カーター
    アラン・リックマン



ジョニー・デップの人気は相変わらずありますね・・・この作品の前売りを金券ショップで買おうと思って探したけど、どこもかしこも売り切れ!
やっと一軒見つけて、少々割高だったけど当日券よりかは安く見れるので購入しましたが
この人の主演作が公開される時はいつもこんな感じですね(ま、公開前に買っておけば問題ないのだがね)

公開されてるなんばTOHOシネマズに行くと3スクリーンで上映されてますね。
そのせいか私の入ったスクリーンは意外と空いてました・・・観客も分散されてるようです。

(あらすじ)

19世紀のイギリス。無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男(ジョニー・デップ)が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして腕を振るい始めるが、彼は目に狂気を宿らせながら、かつて自分を陥れた男への復しゅうに燃えていた



この作品は何の予備知識もなかったら、腰抜かす人も居るかもしれないですね。
一つはこの作品は舞台で有名なミュージカルの映画化の為、ほんとんど歌ってます。
大体はわかって見てると思うけど、予告等では歌ってる場面は少しだけだったんで、ミュージカルと知らない人も居るかも知れないし、宣伝もそれほどミュージカル色を出してないように思いました。
やはり突然い歌い出すという行為がダメな人って割と多いので敬遠されないようにしてんのかな~?

それともう一つは相当なまでにスプラッター描写が多いのもビックリなさる方もいらっしゃるかも?
もう後半はカメラのレンズにまで返り血が飛びまくります!



実在の殺人鬼を描いたこの映画ですが、かつてジョン・シュレシンジャー監督で「スウィーニー・トッド」としてベン・キングズレー主演で映画化されました。
勿論、こちらは実録サスペンススリラーなんで歌ったりしませんが・・・

そして今回の作品はミュージカルの割には終始画面はダークな暗く冷たい色調でドラマは進行していきます。
もしかしたらミュージカル映画史上もっとも暗い映画かも?

寒々しいまでのダークな画面、そしてそんな画面を美しいまでに真っ赤に染める血しぶき・・・恐ろしくも悲しい復讐のドラマを青白い顔したジョニー・デップとヘレナ・ボナム=カーターの2人が織り成す鮮血のシンフォニー!
ジョニー・デップも結構歌上手いですね・・・歌だけでなく、目の下に隈を作ってまるで死人のようなまでの青白い顔で熱演してます。
そんな形相の中に見え隠れする復讐という名の悲しみを背負った殺人鬼を迫力ある芝居で見せてくれました。
さすがオスカーにノミネートされるだけのことはありますね。



また相手役のヘレナ・ボナム=カーターもパイ屋の女主人としてスウィーニー・トッドの復讐の片棒を担ぐことになるんですが、この人もなかなかいい芝居してたんではないでしょうか?
ジョニー・デップ同様に青白い顔に目の下に隈を作って出てきますが、同じ色合いを持った2人の主人公に一人の純真な少年を加えることで、狂気に包まれたような2人キャラの中に人間味を引き出せることが出来てると思います。
あの少年の存在は結構この映画では良いスパイスになってると思いますな~あの存在がなかったらこの映画はもっと深く重い映画になったと思います。

後半の“ロンドンカミソリ大殺戮ショー”は結構辛く感じる方々も多いと思いますが、ここらはさすがティム・バートン監督らしく、例えミュージカル映画といえども一筋縄では行かない自身の色を出してますね。
まぁ、途中少しダレて長く感じてしまった部分もあるけど、なかなか面白く見れましたね



☆☆☆☆ 2008.1.30(木) なんばTOHOシネマズ スクリーン1 19:00 E-5

    






No.011 「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」(2007年 英 89分 シネスコ)

2008-02-02 01:42:06 | 2008年劇場鑑賞
監督 スティーヴ・ベンデラック
出演 ローワン・アトキンソン
    ジュリー・フルニエ
    アントワーヌ・ドゥ・コーヌ



もう10年ぐらいになるんでしょうか・・・たまたまNHKにチャンネルを合わした時に変なオッサンが珍妙な動きでセリフも喋らずまるで無声映画のようなノリのコメディーが目に飛び込んできました。
正直笑わされました・・・そのあまりにもベタ過ぎるナンセンスなギャグが実に新鮮でした。

「ミスタービーン」と言うこの英国産の番組はそれをキッカケに毎晩楽しみにし、その後訪れたブームで輸入ビデオが普通のビデオショップで売られる異例の現象が生まれ(字幕なしでも普通に楽しめるしね)やがてタイミングよく劇場版も公開され一気にミスタービーンがブレイクしましたね。
また主演のローワン・アトキンソンの他の主演作がビデオ化され ちょっとしたローワン・アトキンソンブームも起こりました。
しかしそのブームもアッサリと終わり、そして忘れた頃の2008年今更ながらの劇場版の続編の公開です。



(あらすじ)

ミスター・ビーン(ローワン・アトキンソン)は、教会のくじ引きで、フランスでの1週間の休暇とビデオカメラが当たる。
そして彼は一路パリへと向かうが、乗り換えの駅とは全然違う場所にたどり着く。
どうにかしてカンヌ行きの列車に乗り込むものの、自分を撮影してもらっていた乗客(カレル・ローデン)をホームに残して列車が発車してしまい……。

冒頭からベタなギャグを全開で見せてくれます。
以後ラストまで一気にローワン・アトキンソンオンステージ!
彼のワンマンショー的な作品で、それ以外の俳優たちは完全なゲスト出演って感じで、でもそれはこの「ミスター・ビーン」に限ってはOKではないでしょうか?
特に街中でストリート芸で金を稼ごうとするシーンはまさに彼の独断場ですね。



現代のチャップリンと言えば言い過ぎかもしれないけど、セリフもほとんど最小限に押さえ、動きだけで笑わせる役者ってそう居ないでしょうね。
でも正直、昔TVで見たほど笑えなかったけど、少年とのロードムービー風な展開での珍道中がクライマックスのカンヌ映画祭での場面に生きてくる展開など、意外と細かい小道具を使いながら伏線を張っていたりしていて単にドタバタコメディには終ってないですね。
しっかりとハッピーエンドなミュージカルに収束せていくのも上手くまとめていたと思いました。

顔芸だけで笑いを取れる数少ない役者だと思いますが、あまりにもミスタービーンのイメージが強すぎる(特に日本は)ので気の毒なところもありますね。



☆☆☆ 2008.1.31(木) 敷島シネポップ1 17:00 I-9