MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

「 夕闇にベルが鳴る 」

2007-01-22 01:14:49 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
「夕暮れにベルが鳴る」のリメイクかと勘違いしそうだが、まったく別の作品です。
しかしそのプロットは「夕暮れにベルが鳴る」同様のお馴染みのアメリカの都市伝説を使ってます。
ほぼ全編かけて「夕暮れにベルが鳴る」の冒頭の場面を再現されてます。

ベビーシッターに執拗にかかってくる悪戯電話・・・やがて警察に逆探してもらえば電話はそこの家の中から発信されている・・・この設定だけで1時間ぐらい引っ張りましたね~(「夕暮れにベルが鳴る」の方は10分ぐらいだったけどね)

中盤まで適度なスプラッターを交えて結構緊張感のある演出だけど、少ししつこいかな・・・そんな事で前半は妙に疲れてしまいましたね。
このまま終われば何とも困った映画やな~となるんですが、後半30分のガラリと変わった雰囲気は結構見ものでしたよ~
ただ犯人の設定の仕方の強引さはチョットいただけないね~



★★★

No.006 「インビジブル2」 (2006年 米 91分 シネスコ)

2007-01-22 00:43:05 | 2007年劇場鑑賞
監督 クラウディオ・ファエ
出演 クリスチャン・スレイター
    ピーター・ファシネリ
    ローラ・レーガン



ケビン・ベーコン主演でポール・ヴァーホーヴェンが監督したSFスリラー「インビジブル」の続編。
前作は目を見張るようなCGによる透明人間の変身シーンに正直度胆を抜かれた記憶が当時ありましたが、今回のパート2はド~ンと落ちて(?)B級感一杯の作品のようですな~
もちろん前作がお金の掛かった大作であったとしても続編はガラッとB級になってもそれなりに面白さ堪能は出来るハズ・・・でもポール・ヴァーホーヴェン関連では監督した「スターシップ・トゥルーパーズ」の続編「スターシップ・トゥルーパーズ2」(これはポール・ヴァーホーヴェン自身が関わってないようだが)がトンでもない駄作だったんで、今回の続編は製作に関わってるとは言えどうかな?

(あらすじ)

ある怪事件を捜査するターナー刑事(ピーター・ファシネリ)は、犯人が次に狙う女性科学者の警護を請け負う。しかし、軍に捜査を阻まれ特殊部隊の攻撃に遭ったターナーは、彼女に真相を問い正す。そして、犯人は軍の陰謀により透明人間となった特殊部隊員で、彼女が作った副作用を抑える血清を必死に追っていることを知る。

前作の目を見張るような凄い映像は出てこず、ひたすら透明人間の見えない状態が続く!
それ以外の役者は透明人間に襲われたり、突き飛ばされたりと一人芝居を繰り返してるようで滑稽に見えてきたな~
しかも主演としてクレジットされてるクリスチャン・スレイターはほとんど出てこない(と言うより画面に映らない?)
大半が声だけで、たまに少し顔を見せる程度で、しかも91分の上映時間のうち顔出ししてるのはトータルで5分もあるかないかの僅かな出演。(これやったら別にクリスチャン・スレイターやなかってもエエやん!)

前作ほど製作費がかかってない分、凝ったVFXで見せるよりも透明人間そのものの存在感を全面に出した事でスリラー的な要素がよく出てたと思います。

よもやの透明人間対決があったりしてなかなか楽しませてくれるけど、やはり1作目の凄い映像を見てるとついつい比べてしまうんですね。
パート2でなくこれがまったくの新しい映画だとしたら結構評価が高くなったと思うんですがね~
B級SFアクションスリラーとしてはそこそこ楽しめる映画です。



★★★ 2007.1.20(土)天六ユウラク座 23:50 中央通路際端