MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.001 「007/カジノ・ロワイヤル」 (2006年 米/英 144分 シネスコ)

2007-01-10 01:04:24 | 2007年劇場鑑賞
監督 マーティン・キャンベル
出演 ダニエル・クレイグ
    エヴァ・グリーン
    マッツ・ミケルセン



2007年度最初の劇場鑑賞作品がこの007の最新作でした。
何といってもこの映画の一番の注目はピアース・ブロスナンに変わって6代目のジェームス・ボンドを務めるダニエル・クレイグですね。
公開前からイギリスでは過去のボンドの中でも一番バッシングされた役者と言ってもいいかも知れませんね。
それほどイメージにそぐわない容姿に不安一杯の公開です。
私も007シリーズは全部見てるので正直これやったら他にも居るやろ・・・というのが公開前の感想で、初めて予告見たときも「これゃアカンで~」と思ったもんでした。
何といってもジェームス・ボンドと言うより悪役の用心棒といったイメージが行けませんね。
しかし封切られると意外と良い評判が聞こえてきました・・・

(あらすじ)

英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。

007の誕生編と言った感じの作品で、まだまだ荒削りで洗礼された感じもなく、上司のMにはいつも怒られどうしで、しかも初歩的なミスで死にそうになってボンドガールに助けられたり・・・そんな人間味溢れるボンドが描かれて行くという過去のシリーズには無かったパターン。
そんな意味では決して二枚目と言い辛いダニエル・グレイグの荒っぽいイメージは正解かも知れないですね。
さすが007を作ってきた製作陣が選んだだけの事はあるなぁ・・・と作品見た後の感想です。

そしてシリーズの中でも一番ハードなアクションが多い作品ではないでしようか?
冒頭の「ヤマカシ」を思わすようなアクロバッティックなアクションは今までの007作品には無いものだし、またボンドがやたら攻め込まれて再三流血するのも過去にはないですね。
特に穴の開いた椅子に全裸で座らされてムチのようなもので穴の開いた部分から露出したタマタマをシバキ上げられ拷問される場面は・・・思わず股間を押さえたで・・・(笑)

後、中盤の大きな見せ場のポーカーの場面は結構スリリングなんでしょうが、不覚にも私はポーカーをまったく知らないのでよくわかりませんでした

144分がまったく長く感じさせないテンポの良さと見せ場の多さは前評判以上に面白かったですよ。
今回の設定とストーリーではダニエル・グレイグで正解だったかな(P・ブロスナンが続投だったなら違うストーリーだったやろな~)新ボンドは次回作が正念場と言ったところでしょうかね。



★★★★ 2007.1.6(土) MOVIX堺 シアター9 J-3 21:25

「ボアVSパイソン 」

2007-01-10 00:15:02 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
これもまた巨大生物対決シリーズ!
巨大化した毒蛇パイソンとボアが真っ向勝負という巨大生物ファンなら見逃せないね。
夢の大蛇対決だけどただしCG結構甘いね~

密輸入で持ち込まれた巨大な毒蛇バイソンが逃走!街中に繰り出して人々を飲み込んで行き地下に潜り込む・・・というモンスターパニック物ですが、この大蛇を追うのが遺伝子操作されて巨大化した毒蛇ボア!(名前がベティ!=メスです)
しかも体内にカメラとGPSを埋め込まれてバイソン狩に放されて、その後を人間が追うという展開。

しかもこのバイソンを密輸しようとした張本人である猛獣狩りマニアのハンターが仲間を集めてバイソン狩りに繰り出して、ボア&人間と密漁者とのバイソンを挟んで三つ巴の戦いの様相を呈していきます。(密漁者たちが一列に並んで「ワイルド・パンチ」のごとく歩くシーンはもうほとんどバカ・・・)

意外とアッサリボアはバイソンを見つけ、行き成り大蛇大決戦か!?と思いきや何と交尾を始めてボアははらまされる有り様・・・
しかし無法者のバイソンがボアの産んだ卵を食べてしまったので怒りが爆発!地下鉄構内での大蛇大決戦へとなだれ込んで行きます。
しかしこれがイマイチ迫力が無いし、CG独特の軽さが目立ち肩透かしイイトコ!
しかも対決の時間も短く巨大バイソンは結局、地下鉄に跳ねられる始末!
最後の最後まで引っ張っておいてそれはないで~!



★★