監督 アンドリュー・ニコル
出演 イーサン・ホークス
ブルース・グリーンウッド
ジェイク・アベル
かねてから注目してた作品です
無人偵察機をテーマにした現代的な?戦争映画ですね
派手な交戦シーンはないんですが、戦場から離れたコンテナから遠隔操作で爆撃機を操り攻撃をする
まさに現代の戦争スタイルとも言えるような場面にある種の怖さを感じますね
軍人だけどサラリーマンのように職場(コンテナ)と自宅を行き来するし、たまに残業見たいなんがあったりして戦場で戦うと言う概念から離れた戦闘だけに身は守られているが、個人個人の精神的なバランスが崩してしまう
ゲームのようにボタン一つでミサイルを撃てる
しかしボタン一つで大量の人間を殺せてしまう
と言う行為を突き詰めて考えてしまうと任務とはいえ精神的ダメージが増えて行くのは戦地で戦う兵士たちと同じですね
「アメリカンスナイパー」と似通ったものを感じました
またこちらからモニター上で見えても相手からは肉眼では見えないくらいの高度では見てるて言うのも正直ヘェ~と思ったし、劇中で出てくるような監視中に見たくもない物も見てしまい、任務以外の感情を刺激されると言うのもリアルでした
正義と言う名の元に多少の民間人を犠牲にしてまでテロリストへの無人偵察機の攻撃を続ける米国軍だが、時折、主人公の自宅周辺や基地の空撮映像が出るカットは無人偵察機からの映像と同じように見せる事により、いつ米国が逆に攻撃されるとも限らないと警鐘を鳴らしてるようにさえ思えた
★★★★ 2015.10.8(木) TOHOシネマズなんば スクリーン6 21:30 D-4