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MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.120 「トゥモロー・ワールド」 (2006年 米/英 109分 ビスタ)

2006-12-10 00:34:41 | 2006年劇場鑑賞
監督 アルフォンソ・キュアロン
出演 クライヴ・オーウェン
    ジュリアン・ムーア
    マイケル・ケイン



ぼつぼつ正月映画の公開が始り出したこの時期だが大体11月中旬からつなぎ的な役割の作品が公開されて正月番組へとつながれて行く。
そんな意味でこの「トゥモロー・ワールド」はあまり期待もしてなかったし、これよりむしろこの作品の前に公開されていて見逃したK・サザーランドの「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」の方が見たいぐらいだった・・・

しかし今年の劇場鑑賞数120本目となるこの映画だが、期待してなかった分を差し引いても思わず画面にのめり込んでしまったのでありました・・・
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督作だが、どうしてどうして「ハリポタ」よりも数倍オモシロイぞ~この映画は!

(あらすじ)

西暦2027年、人類は18年間の長期に渡って子どもが生まれない未曾有の異常事態が続いており、このままでは人類絶滅の危機は免れなかった。そんな中、国家の仕事に就くテオ(クライヴ・オーウェン)が、人類存続に関係する重要な情報を握り始める。人類の未来はおろか自分の将来でさえ興味を示さないテオだったが……。

近未来といっても現代の都市とあまり変わり映えのしない街中での突然のカフェ大爆破のシーンから幕を開けるこの作品ですが、現実にテロリストが蔓延る現代と近未来もあまり変わらないね。
SFサスペンスのつもりで見ていたんだが、ドキュメンタリータッチの描写に意表をつかれました。
特に車を襲撃されるシーンの長回しはカメラを狭い車内で回し、前方と後方を交互にパーンさせながら襲撃される車内の{緊迫感}を出し、それがスクリーンを通して観客に{臨場感}として伝わってきますね。
こういう効果的な技法はクライマックスでもクライヴ・オーウェンの後をカメラが銃弾が飛び交う中を追っていく場面にも使われています。
ローアングルから手持ちカメラによるロングショットはS・キューブリック監督の「フルメタルジャケット」を彷彿させます。
まるで戦争映画を見てるかのような迫真の場面が続々出てきます。

ジュリアン・ムーアが意外と出番が少ないの意外だったな~

子供が産めなくなった近未来に産まれてしまった子供を守るため奮闘する主人公のセオ=クライヴ・オーウェンの姿に生きるための悲壮感を感じます。
この映画のような恐ろしい時代が来るのか?小さい命を守ろうとする人々の姿に時代や情勢が変わっても命の大切さと人類という種族を残していく意味=希望を痛切に感じます。



★★★★ 2006.12.7(木) アポロシネマ8 スクリーン3 16:10 H-3

No.119 「7セカンズ」 (2005年 ルーマニア/英/スイス 95分 ビスタ)

2006-12-05 00:53:45 | 2006年劇場鑑賞
監督 サイモン・フェローズ
出演 ウェズリー・スナイプス
    デオビア・オパレイ
    タムジン・アウスウェイト



「ウェズリー・スナイプス大運動会」と銘打って公開されたウェズリー・スナイプス主演の「ザ・マークスマン」「デトネーター」に続くアクション映画3連発の最終弾。
しかしこの企画は大阪では天六シネ5ビルで公開されたんですが、第1弾の「ザ・マークスマン」から第2弾の「デトネーター」まで一ヶ月ほど間隔が開いたため企画的には印象が薄いものになってしまいましたね。
今作の「7セカンズ」にしたって11月下旬公開で私が見たのは12月2日・・・「~大運動会」という割にはもう冬やがな・・・

(あらすじ)

ジャック・タリバー(ウェズリー・スナイプス)率いる強盗団は地元のカジノ数件で現金強奪を計画する。20店舗のカジノに流通する現金は1日で2千万ドル以上となり、その現金輸送車を襲撃する段取りだった。ところが、最初の襲撃後、カジノの警備部隊の応戦に遭遇してしまい、すべての現金輸送車に警察の護衛が付いてしまう。

前2作と比べたら私はこの作品が一番面白かったように思います。
冒頭から現金強奪の激しいアクションシーンが続きますが、B級アクションにありがちなダラダラとした感じはなくオープニングから小気味いい展開で意外?な印象でした。
お約束のウェズリー・スナイプスのカンフーアクションも随所に炸裂し、3作目にしてやや当りかな・・・?

出てくる悪役のボスが全身筋肉を震わせてる病気を持つ奴で、こいつがピストルを構えるだけで全身震えてるもんだからどこに銃口が向くがわからず手下がオロオロする一幕は」笑えたな~吉本見てるみたやな・・・
そしてあおの手下が厳つい割にはウェズリー・スナイプスの挑発に乗せられ簡単にやられたり不用意にボディチェックしたところ一撃で昇天させられたりと、どいつもコイツも間抜け揃い!
でもこういう映画は悪役が悪ければ悪いほどラストは爽快感があったりするもんだから、少々つまらない映画でも終わって見ればまずまずやったな~ と思うこともしばしばです。

東欧を舞台にしたこの3部作ですが、どれもこれも違うキャラをウェズリー・スナイプスが演じ分けていましたが、私的には今回の悪党のような役が彼には合いますね。
しかし最近の主演作はどれも「ブレイド」シリーズ以降はロードショー館では公開されないな~
ま、たしかにB級ばっかりだけどね・・・



★★★ 2006.12.2(土) 天六ユウラク座 22:30 中央通路際

No.118 「ソウ3」 (2006年 米 108分 ビスタ)

2006-12-04 01:25:16 | 2006年劇場鑑賞
監督 ダーレン・リン・バウズマン
出演 トビン・ベル
    ショウニー・スミス
    アンガス・マクファーデン



斬新なストーリーとアイディアで世界中を震撼させたスリラー映画「ソウ」「ソウ2」に続くシリーズ第3弾。
ここまで来ると大抵のシリーズ物は力尽きて尻すぼみになっていくんだが、製作者たちのこだわりと悪趣味(?)がますますエスカレートしていきシリーズを重ねるごとにパワーアップしていく。
特に今回は過去2作より遙に残虐性がエスカレートしていき、R指定度全開の壮絶な映像で見るものを視覚的にも刺激していきます。

(あらすじ)

殺人現場に呼び出された女刑事ケリー(ディナ・メイヤー)は、鎖に繋がれ、爆弾で飛び散った死体を目撃する。死体が行方不明の同僚ではなかったことに彼女は胸をなでおろすが、ジグソウはもう動けないはずだったことから、誰の仕業なのか疑問を抱く。
その夜、ケリーは何者かに拉致され、気がつくと地下室に監禁されていた

2作目の続きから始るこの作品ですが、前2作はまず必修科目だと思いましたね。
公開前週に「ソウ」「ソウ2」「ソウ3」の3本立てのイッキ見上映会が企画されてましたが、この企画は結構「ソウ3」を見るにあたっては良い企画だったと思います。
特に今回は前2作品とつながりのある場面が多数出てくるので見ておいた方が良いでしょうね~

               ネタバレ注意報































今回はジグゾウと弟子のアマンダの親子のようで時には愛人とも思えるような不思議な関係が随所に織り込まれ、瀕死のジグゾウに罠にはめられゲームをするハメになった延命処置をする女医との関係に序々精神的に壊れていくアマンダの姿にジグゾウに対する師弟関係というより男女関係の嫉妬心を垣間見れましたね。
そういう心理的な部分さえもトリックとして用いられてる所は感心ですね。

相変わらず手の込んだ残酷ゲームの手段も硫酸や(硫酸のビーカーの中に鍵が沈んでたりする!)ミンチの機械と言ったものまで出てくるますますの悪ノリぶり・・・
ジグゾウとアマンダのアジトにある実験室はさなが007の秘密兵器センターのような感んじで机中に殺人アイテムがゴロゴロと転がっている有り様・・・こいつら殺人鬼にしては科学的だったりするんですね。
人間の体を引き裂く殺人マシーンや体を捻じ曲げていく機械など大掛かりな殺人アイテムも凄いけど、ジグゾウの頭蓋骨に穴をあけ手術する場面の妙なリアルさも刺激的ですね。

前半の前作から続く前フリ的な展開は少し過去2作よりテンション的には落ちるかな~と思ってたが本題に入ってからは緊張感みなぎる展開にまだまだ勢いは衰えないと感じましたね

一人の男を監禁して様々なゲームを消化させていく寝たきりのジグゾウとアマンダ。
そしてそのジグゾウをゲームが終わるまで延命治療しなければ首の爆弾が爆発する女医・・・二つの過酷なゲームが同時進行で描かれていき双方2つのサスペンスが同時に見せられていきます。
不思議にリンクする2つのゲームの関連がこの映画を緊張感あるものにし、それと同時に過去2作品の重要な部分によるジグゾウとアマンダの行動が描かれていくところも見所でした。
ジグゾウとアマンダの今の状況とアマンダが如何にしてジグゾウのパートナーになっていくのか・・・流行のジグゾウとアマンダのビギニング物であったりもする。

何故、ジグゾウとアマンダはこんなゲーム仕掛けていくのか・・・明確な動機はハッキリしないけど(一応は命を粗末にするやつらを懲らしめてる見たいだが)またその辺のあやふやな所がこのシリーズのなんとも言えない怖さの核になってるんではないでしょか?

「ソウ4」が製作されるらしいですが・・・やはりあの続きなんでしょうね~・・・一体誰がジグゾウの???



★★★★ 2006.11.30(木) 敷島シネポップ スクリーン1 17:45 L-6




No,117 「氷の微笑2」 (2006年 米 114分 シネスコ)

2006-12-02 02:14:51 | 2006年劇場鑑賞
監督 マイケル・ケイトン=ジョーンズ
出演 シャロン・ストーン
    デヴィッド・モリッシー
    シャーロット・ランプリング



天六シネ5ビルの看板のポスターを見て、「あらら「氷の微笑2」ここですんの?」
割りとメジャーな作品なのに、このB級映画専門の劇場で公開するのは意外でした。
ちなみに「カオス」も12/2から天六で公開します・・・

もう何年も前になりますか、ポール・ヴァーホーベン監督を一躍有名にした作品「氷の微笑」の続編。
この映画で一気に大ブレイクしたのがシャロン・ストーンだが、後に様々な作品に出てきますが、最近はメッきり見なくなったね~? と思ってたら何と、出世作「氷の微笑」の続編である「氷の微笑2」で久々の主演作で登場しました!

(あらすじ)

1台のスポーツカーがテムズ川に突っ込む事件が発生し、車に乗っていた女性作家キャサリン(シャロン・ストーン)は一命を取りとめるが、同乗の人気サッカー選手は死亡してしまう。事件を担当する刑事ウォッシュバーン(デヴィッド・シューリス)は、キャサリンの精神鑑定を精神科医のマイケル(デヴィッド・モリッシー)に依頼するが……。

作品自体は正直1作目よりからは遙に落ちるし、一層B級感が増した雰囲気はまさに天六ならではで納得の上映でしたわ・・・

シャロン・ストーン の50歳近い熟年のお色気で勝負したような作品で、ほとんどシャロン・ストーン の為の映画って感じでしたね。
しかもシャロン・ストーン のお色気も50歳近いというだけに、アップになると中々年齢はごまかせないですね。
オールヌードのベッドシーンもあるけど、プロポーションはいいんだがな・・・

今回手玉に取られるのが精神科医・・・この役名が何とマイケル・グラス!(笑)ここまでくればパロディやがな!
前作のマイケル・ダグラスは刑事だったが、今回は精神科医って事で色気のある悪女に精神科医が翻弄されていく面白さのような所はありますが、それ以外はストーリー的には目新しい訳もなくシャロン・ストーンの悪女ぶりがこの映画の全体的な見所となっていますね。

久々にシャーロット・ランプリング 出ていましたが・・・あ~「愛の嵐」も年取りましね・・・
前作の大作感に比べるとやはり貧弱なB級サスペンスになってしまったね。



★★ 2006.11.29(水) ホクテンザ2 5列目中央

No.116 「ホテル・ルワンダ」 (2004年 南アフリカ=英=伊 122分 シネスコ)

2006-11-29 03:04:18 | 2006年劇場鑑賞
監督 テリー・ジョージ
出演 ドン・チードル
    ソフィー・オコネドー
    ホアキン・フェニックス



今年の初めに公開された「ホテル・ルワンダ」ですが、元々お蔵入りするはずの作品が一部の映画ファンの手に寄る署名運動で公開されるという特異なケースの公開でした。
そんなこともあり劇場公開は当然ながらミニシアターでの公開で、見たいと思ってましたがとうとう見逃してしまいました・・・

でももうDVDも発売されてるこの時期に巨大シネコンのMOVIX堺に置いて定期的に開催されるワンコイン企画で「ダ・ヴィンチコード」「明日への記憶」らと並んで期間限定のアンコールロードショーされたので、せっかくなら大画面で・・・とDVD出てるけど見にいきました。
しかも¥500-で!嬉しい企画ですね~

(あらすじ)

1994年、ルワンダの首都キガリ。高級ホテル「ミル・コリン・ホテル」で働く支配人のポール(ドン・チードル)は毎日順調に仕事をこなしていたが、ある晩、ホテルからの帰宅途中に街で火の手が上がっているのを発見する。

遠いルワンダという国で起きた悲劇的な出来事・・・と言葉で片付けてしまうのは簡単だけど人間同士が殺しあう戦争とは違い、これは一方的な大虐殺!
大人も女子供も見栄えなく殺していくのを見て、人間はどこまで残酷になれるのか?「ゴキブリ」と罵りながらツチ族の人々を殺していく姿にそんな感想を持ちましたね。

衝撃的な惨殺シーンはそんなに出て来ないけど、惨殺しようとする民兵たちの狂気に満ちた形相や何千という集団と虐殺に怯えているツチ族たちの弱々しく悲しい姿・・・この対比だけでも何が起こり何が起きようとしてるのか痛切に伝わってきましたね~
直接虐殺シーンを見せられるよりもある意味怖くもあります。

ドン・チードル扮するホテルの支配人が家族を守ろうとし、やがて1200人ものの難民を救うことになる・・・途中、印象的だったのは国連軍により家族と共に国外脱出出来るのにも関わらず、移送トラックの前で難民の姿を見て、家族と逃げるか、踏み止まって彼らを守るか?と迷う場面でしたね。
誰しもあんな状況なら家族と行動を共にするし、責められることもないし誰も責めないと思うけど、家族を行かして踏み止まる決断は凄いと思うね~ 政府の役人でないし軍人でも警官でもない・・・普通のいわばサラリーマン。
そんな彼をあの行動に走らせたのは「友人や隣人を見捨ててその思いを引きずって生きていけない・・・」劇場パンフレットに書かれたこの言葉に責任感というより人間として大切な何かを感じる言葉ですね。

ドン・チードルでないとこの役は務まらないのでは?そう思ってしまうほどの説得力のある芝居だったと思います。
デンゼルやウィル・スミスではまた違ったものになったでしょうね。
普通の男・・・その雰囲気が一番ドン・チードルに合ってると思います。

彼の妻タチアナを演じたソフィー・オコネドーがまたよかったですね。
あまり有名な女優さんじゃないけど、それだけに臨場感がありドンに続いてこの作品の中で存在感がありました。
恐怖に怯える仕草や表情は真に迫ってたし、私的には女優賞あげたいですよ
国連軍のオリバー大佐を演じたニック・ノルティがまたいい味だしてました。
気骨がありタフガイな風貌なんだけど、平和維持軍であり仲裁はしない!と発砲すらままならない状況の中でジッと戦況を見守るしかないやるせなさが時折り感じさせ、特に自分たちを助けに来てくれたと思いこんだポールに「君らは二ガー以下のアフリカ人だ、だから君らは救う価値が無く撤退するんだ」と吐き捨てるように告げる場面は苦々しい心境が良く出てましたね。
まぁ、虐殺されていく現地の人間は助けずルワンダに居る外国人だけを退去させるという国連軍の行動は結局危険を冒してまでも利益にならないルワンダに救う価値がない・・・というシビアな世界の選択だったんですね。
そんな非人道的な事でどうする・・・と言ったところで実際これが現実なんですね~やり切れないですな。
ホアキン・フェニックス扮する報道カメラマンが虐殺のスクープ映像をポールに見せて「世界はあの映像を見て”怖いね”と言いながらディナーを食べるんだよ」というこの言葉は悲しいけど、まさにその通りだと思います。

それだけにポールの取った行動が崇高なものに余計に感じてしまうんでしょうね

ちなみのこの作品で劇場鑑賞本数が昨年の最終本数116本に並びました・・・後、何本見れるかな~



★★★★★ 2006.11.24(木) MOVIX堺 シアター3 19:40 H-1

No,115 「テキサス・チェーンソー ビギニング」 (2006年 米 92分 ビスタ)」

2006-11-27 02:10:15 | 2006年劇場鑑賞
監督 ジョナサン・リーベスマン
出演 ジョーダナ・ブリュースター
    マシュー・ボーマー
    R・リー・アーメイ



ホラー映画のマスターピースとも言うべき傑作「悪魔のいけにえ」のリメイク版「テキサス・チェーンソー」が公開されたのが3年前。
当時あの低予算のホラー映画でありながら強烈なインパクトを与えた荒らしい映像や演出、異常なまでにハイテンションなクライマックスがハリウッドメジャーな製作でどれだけ再現されるのか・・・「無理やろ?」と思っていたものでした。
そして出来上がったリメイク版を見たら旧作の異常なムードはまったく感じなかった・・・が、それが良かったんですよね~
あのままリメイクした所で、旧作を上回るのは不可能だろうし、帰って中途半端に終わってしまったでしょうね。
現代に蘇ったレザーフェース・・・それは「悪魔のいけにえ」ではなく「テキサス・チェーンソー」だったのが成功だと思います。

そして今回の続編はレザーフェースの出生の秘密が明かされる誕生編!
昨今流行の続編でありながら過去に遡るお話です。

(あらすじ)

1939年8月、生後すぐに捨てられた赤ん坊がゴミを漁っていた女に拾われ、トーマスと名づけられヒューイット家で育てられる。やがて食肉処理工場で働き始めた彼は、工場が閉鎖された衝撃から工場長を殺害。一方、テキサス縦断旅行に出ていた4人の若者たちは、保安官になりすましたトーマスの叔父に連れ去られてしまい……。

タイトルバックに早くもレザーフェースが産まれるとこから始まりますが、若きレザーフェースが如何にしてあんなモンスターになっていったのか?
その辺がこの映画の大きな見所ですが、それと同時にあの殺人一家もどうやってああなったのか?と思ってたら最初から殺人一家だったんですね。

お約束のように若い男女たちが殺人一家に襲われ惨殺されていくんですが、前半は正直予想してたのとはやや大人しいめでしたが無茶な偽保安官=R・リー・アーメイに若い男女たちが連れ去られ監禁されて、難を逃れたヒロインの女の子=ジョーダナ・ブリュースターが殺人一家宅に潜入していく後半のここらシーンあたりからスプラッター全開のチェーンソーマサカーを見せてくれますね。
爺様の足をぶった切り、背後から背中を唸りを上げたチェーンソーで一突き!レザーフェースの初陣を飾るに相応しい暴れっぷりに喝采でしたわ!
そしてあの人面マスクが如何にして誕生したかもキッチリ押さえています。

お約束の追いかけっこも少しだが相変わらずやってるし(無理に入れなくてもいいと思うけど)前作並びにオリジナルを意識してるのが伺えます。
ラストはレザーフェースとジョーダナ・ブリュースターとの事実上の一騎打ちだけど、マリリン・チェンバースのように逃げるだけでなく反撃していく所は中々気骨があってよろしいですね(逃げ回ってる時の半ケツもいいよね~)
チェーンソーの轟音と吹き上がる血しぶきがスクリーンを染める久々のスプラッタームービーを見た感じでしたね



★★★★ 2006.11.24(木) 動物園前シネフェスタ4 シネマ3 最後列

No.114 「ヘイヴン 堕ちた楽園」 (2004年 米/英/独/ス 98分 ビスタ)

2006-11-25 00:26:08 | 2006年劇場鑑賞
監督 フランク・E・フラワーズ
出演 オーランド・ブルーム
    ビル・パクストン
    スティーヴン・ディレイン



最近深夜興業に弱いです・・・どこかでウトウトしてしまいますね。
今や私の中ではメイン劇場になってしまった感のある天六シネ5ビルですが ここで見るのは大抵週末の深夜って事もあり 最近眠い目こすりながら見てしまいます・・・我ながら気合いが足らんね~

今回の作品 ヘイブン 堕ちた楽園はオーランドブルーム主演だけど、この作品の存在は知りませんでした・・・イメージとしてはオーランドが主演のB級ラブストーリーぐらいにしか思ってなかったけど、意外とラブサスペンス映画のような感じかな?程度の知識で見たら意外に群像劇(それも群像劇にしては登場人物の少ないこじんまりした)だったのでビックリ!
ま、ビックリするほどでもないんでしょうが意外な展開のドラマに久々に眠気を忘れてしまいました。

(あらすじ)

ビジネスマンのカール(ビル・パクストン)は脱税の容疑でFBIに家宅捜査されることを知り、愛娘のピッパ(アグネス・ブルックナー)を連れてケイマン諸島へ逃亡した。一方、島の青年シャイ(オーランド・ブルーム)は、裕福な家の娘アンドレア(ゾーイ・サルダナ)と結ばれるが、一転して暴行容疑をかけられてしまう。

冒頭からオーランドがなかなか出てこず、出てもすれちがったりしてチラッと写るだけ、でもこれが後になってリンクしてくるんてすね~ う~ん天六らしからぬ映画やね。
途中オーランド君が心ない彼女の兄貴によって顔に硫酸浴びせられ哀れにも顔半分がケロイド状に焼けただれた顔で出てくるが そこはさすが天下の二枚目とあってスケキヨのようなおぞましい顔ではなく、特殊メイクも甘めですので女性ファンはご安心を!
しかも時折メイクなしの普通の綺麗な顔に戻ってるやんけ~と思ってしまう場面もあったような気がしたぞ

楽園のような眩しい太陽と青い海の島で繰り広げられる愛憎劇と犯罪が微妙に絡んだサスペンス的な味付けの群像劇 画面を彩る風景と人間の持つ内面の醜さがじつに対照的なコントラストを描いてましたね

ちなみに今日は椅子は壊れませんでした・・・当たり前ですがね~
関係ないけど天六シネ5ビルのすぐそばに有名な天六ナニワミュージックと言うストリップ劇場があるのを帰りに初めて知った・・・今の時代から見たら妖しげな空間やね~
ま、天六シネ5ビルもそうだがね・・・



★★★ 2006.11.17(金) ホクテンザ1 23:00 5列目中央

No.113 「デトネーター」 (2006年 米 95分 ビスタ)

2006-11-15 01:00:38 | 2006年劇場鑑賞
監督 レオン・ポーチ
出演 ウェズリー・スナイプス
    シルヴィア・コロカ
    ウィリアム・ホープ



「ウェズリー・スナイプス大運動会」と銘打って企画された秋のアクション祭り的イベント!
「ザ・マークスマン」「7セカンズ」と合わせてこの「デトネーター」の3本連続ロードショーだが、第1弾「ザ・マークスマン」が公開されて一ヶ月開いての今回の第2弾の公開。
あれっ?連続に3本するんじゃなかったんやね~ この後は続けて第3弾の「7セカンズ」はするようだけど・・・第1弾と第2弾は何故か変に間が開いてしまってるのは何故なんだろ?

公開劇場は御馴染み天六シネ5ビルのメイン劇場のユウラク座!
本日が初日とあって深夜にも関わらず若いカップルが数組いらっしゃる・・・勿論この時間帯のレギュラー陣の泊まり組も早くも高イビキでいいあんばいの模様。
そんなこんなで妙に空いてる中でも座席が中途半端に人が居るため一番端の席で見ることに・・・
いつも休憩中に映画とはまったく関係のない洋楽ポップスが大音量で流れてますが、いつもスピーカーの調子は悪いけど今日は特に絶不調!
プチッ!ビチッ!と途切れ途切れの途切れまくり!もう苦笑いです(直す気がないんやね~)
上映を待ってた1組のカップルが上映直前に開始待たずして突然出ていったけど、とうとう帰ってこなかったな・・・何処へ

(あらすじ)

引退前の最後の任務を遂行するためにルーマニアのブカレストに赴いたグリフ(ウェズリー・スナイプス)は、地元のギャング一味に接触する。グリフは首尾よく武器の密売人らが取引を行う現場に潜入するが、密告で正体がばれてギャングとの銃撃戦に発展してしまう。辛くも難を逃れたグリフだったが、地元警察に逮捕され……。

小気味いいウェズリー・スナイプスの格闘アクションはスピーディで良く、冒頭のウェズリー・スナイプスがオカマに扮しての潜入捜査の場面もつかみとしてはOK!(オネェ言葉のスナイプスもいいね)
でも途中が中だるみしてしまったな~ウェズリー・スナイプスより監督の力量か脚本が悪いのか判らないが・・・ついついウトウトしてしまいそうになり、気力を振り絞って体勢を立て直すと突然ガタン!と私の座ってた座席のシートが傾いた!
シートの片方が抜けてしまいやや斜め気味に低い状態になってしまったではないか?
「何をやらかすねん!」って体を動かした俺が悪いのか?暫らく映画そっちのけで笑いが止まりませんでした・・・

ウェズリー・スナイプスのアクション事体は悪くなかっけど、映画としてはどうもイマイチでしたね。
前作「ザ・マークスマン」の方がまだましやったね。

それにしても椅子の底が抜けるとは・・・まさに珍事でしたね~
後ろで見てた友人が「居眠りして椅子から転げ落ちたと思ったで」と申しておりました。



★★ 2006.11.11(土) 天六ユウラク座 22:30 通路前左端

No.112 「バタリアン5」 (2005年 米 95分 ビスタ)

2006-11-14 00:25:12 | 2006年劇場鑑賞
監督 エロリー・エルカイェム
出演 ジェニー・モーレン
    エイミー=リン・チャドウィック
    コリー・ハードリクト



前作の「バタリアン4」と一気に同時撮影で製作されたこの「バタリアン5」
時々こんな手法で2作品を製作されることはありますが、製作年数が開いてないので同時に撮ってる為に前作と続編の作品の質が変わらないていう気がします・・・勿論、前作が出来が悪ければ続編も同レベル・・・ていう事も考えられます。
そしてこの映画がまさにそうでしたね。

1985年に製作された「バタリアン」は本当にホラー映画のジャンルで言えば傑作だったと思います。
でも私の中ではその続編「バタリアン2」でもすでに要らないなぁ~と思ってました。
それだけにこの「バタリアン4&5」はもう出涸らしを通りこして無理矢理の域になってる映画と言えますね。
しかし面白くないと判ってても見に行ってしまうのはホラーファンの宿命か・・・(そんなアホな)

(あらすじ)

ゾンビの襲撃を生き延び、大学生活を楽しんでいたジュリアン(ジョン・キーフ)。叔父が急死したという知らせを受け、遺品を整理していたとき、不審なドラム缶を見つけ、中身の成分調査を化学オタクのコーディー(コリー・ハードリクト)に依頼した。その成分でドラッグを作れることに気づいたコーディーは、ドラッグを大量に作り売りさばいてしまう。

唯一この映画の中で名前の通ってる役者がピーター・コヨーテだが、前作に続いての登板だけど開巻5分ほどでバタリアンに喉を食いちぎられ(何故脳じゃないんだ?)あえなく死亡!
その甥にあたる大学生ジョン・キーフが学園ドラマのノリでこの作品の主役を張ります。
この80年代の学園ドラマを思わすような雰囲気と80年代のホラー映画のパターンをうまくミックスさせた展開が良い・・・と言いたいけどユル~イ展開にユル~いバタリアンたちではあくびも出ますわな~

残酷シーンは前作よりパワーアップした感はありましたが、「ブレ~イン!」と叫びながらバタリアンたちが若者らに襲いかかり頭に噛み付いて脳味噌を引きずりだして食べるんだが、この辺の特殊メイクは小道具を使いまわししてるのかして全部同じように見える(サブイね)

そこら辺に活を入れる為に復活するのが第1作の人気キャラでもあるタールマンの登場!だがこのタールマンすら腰砕けで、風貌は旧作を何となくなぞってるけど、良く見れば似ても似つかないね~ タールマンと言わなければ別モンと思ったでしょうね
ドロドロした体に体をくねらせながら歩く不気味かつユーモラスな所が良かったんだけど、そんな味わいは一切感じないし、それどころかハイウェイに出てヒッチハイクしやがんの・・・車に止まって貰えずトボトボと夕日を浴びながら肩を落として寂しく歩いて去っていく姿はこの作品を物語っているようだったね。



★ 2006.11.10(金) ホクテンザ2 22:30 6列目中央辺り

No.111 「ナチョ・リブレ 覆面の神様」 (2006年 米 92分 ビスタ)

2006-11-13 00:45:16 | 2006年劇場鑑賞
監督 ジャレッド・ヘス
出演 ジャック・ブラック
    エクトル・ヒメネス
    アナ・デ・ラ・レゲラ



メキシコのプロレスを称してルチャリブレといいますが、この名称をもじったタイトルのこの作品。
ジャック・ブラック主演って事でエンターティメント色の強いルチャリブレを題材にしたドタバタコメディを期待してたんですがね・・・

(あらすじ)

生まれてすぐに両親を亡くしたナチョ(ジャック・ブラック)は、戒律の厳しい修道院で孤児として育ち、修道院の料理番をしていた。ある日、町に食材を買いに行き、謎のやせた男(ヘクター・ヒメネス)に襲われたナチョは、ルチャ・リブレ(メキシコのプロレス)のアマチュア大会に出れば賞金を稼げることを知る。

この映画は実際に昔メキシコに居た神父をしながらプロレスラーをしていた人物をモデルにしてますね。(有名なエピソードだけど名前は忘れた)
でも何か期待が大きすぎたのか今ひとつ面白くなかったですね~
予告編見てたらなかなか面白そうだったのにね・・・

プロレスファンでもあるのでルチャ・リブレのシーンがどの程度かと思ったら、まずまずルチャらしい雰囲気は出てましたね。
ファイトシーンには実際のレスラーが出てるんだと思われますね。
身のこなしなどが結構本格的な動きをするのが出てたので、本格的な場面に仕上がってましたね。
ただクライマックスのナチョとチャンピオンとの対戦のシーンの結果は何故???が付きまとう。
両者リングアウトの引き分けやんけ・・・とプロレスファンとして突っ込んでおきましょう!
まぁ~こんな映画だから細かいことは抜きにしたらいいんだろうけどね。
それにしてもあのチャンピオンはルチャ・リブレの伝説の悪役王者エル・カネックを彷彿させたけど、そう思ったのは私だけかな・・・

ジャック・ブラックがほとんどスタントマン抜きでファイトシーン演じたらしいけど、もしそうならあの風貌ながら良い動きをしてましたね。
特にコーナーポスト最上段からのブランチャーを放つ場面はこの映画の最大の見せ場でありますね。

こういうスポーツ物に欠かせないのがヒロインの存在・・・アナ・デ・ラ・レゲラが演じる美形の尼さんにナチョが熱烈にアタックするけど、どれもこれもベタな展開であまり笑えなかったですね。
ここらのシーンがもっとドタバタで笑わせてくれればもっと面白かっただろうし、ファイトシーンも尚のこと爽快感があったんではないでしょうか。
合間のシーンがどうもユルくパンチに欠けたのが残念!



★★★ 2006.11.9(木) 敷島シネポップ スクリーン2 18:45 J-10