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MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.007 「ターミネーター」(1984年 108分 ビスタ)

2014-01-21 23:05:47 | 2014年劇場鑑賞
監督 ジェームズ・キャメロン
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー
   マイケル・ビーン
   リンダ・ハミルトン

朝はロッキー、夕方は大脱出、そして何と夜は梅田でターミネーターを上映してるようで乗り込んできました!
正直どうしようかと迷いましたが、丸一日スタローンとシュワルツネッガーの映画を見ると言うまさにバックトゥ80sな一日はそう送れないので強行しました
上映22時開始で終映は23:55と言う日付け変わりギリギリです
さすがお客さんは少ない目でした

(あらすじ)

未来で繰り広げられている人類VS機械の果てしない闘い。
機械軍は人類のリーダーであるジョン・コナーを歴史から消すべく1984年のロスへ冷徹無比の殺人機ターミネーターを送り込んだ。
目的は、いずれジョンを産むことになるサラ・コナーの抹殺。
平凡な女子学生であるサラの前に姿を見せる黒づくめの殺人機。
だがその時、彼女を守るために一人の男が現れた。
男の名はカイル・リース。ジョン・コナーの命を受け、未来からやって来た戦士であった



だだんだんだただん…と言う同じみのテーマ曲からして懐かしい
いつ見てもカッコいいタイトルバックです
劇場の音響だと余計迫力あります
未来戦争のシーンはやや今見ると柔な特撮に見えるのがご愛嬌です
当時としてはB級映画の部類なんでしょうが、当時はその特撮=SFXが話題になったもんですね

クールな殺人サイボーグから守る未来人カイルと人類の希望となる息子を産む運命にあるサラコナー
この2人と一体のサイボーグが実質のドラマの主役です
未来の戦争の決着戦が現代のロスで繰り広げられるというアイディアも面白いと当時思ったもんです



今更、この映画のどこが良いとか悪いとか語るのもナンセンスなほど、この作品が映画の歴史に大きく影響を与えたのは誰もが認めるところ・・・
ツッコミどころは色々あるけどクライマックスでターミネーターがしつこくサラを追い掛欠けてくる畳みかけるような演出を見せられると、そんな部分は吹っ飛んでしまいます

デジタルシネマの今回は画質も綺麗で、音響も迫力満点!
朝の「ロッキー」同様やはり、DVDで見た映画でも劇場で一度は見ておかないといけないと思いました
そんな事を思いながら地下鉄の終電に飛び乗るのでありました
朝、夕、晩と3箇所で映画3本はしんどかったけど、充実した休日でした



★★★★★ 2014.1.16(木) TOHOシネマズ梅田 シアター8 22:00 E-11


No.006 「大脱出」(2013年 116分 シネスコ)

2014-01-20 00:20:16 | 2014年劇場鑑賞
監督 ミカエル・ハフストローム
出演 シルヴェスター・スタローン
   アーノルド・シュワルツェネッガー
   ジム・カヴィーゼル



場所をなんばから東大阪のシネコン布施ラインシネマに移しての鑑賞
今度はシルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの夢の共演となった作品
アクションスター軍団の一員としては「エクスペンタブルズ」でも共演してるがツートップとして初の共演ですね
2人の若き全盛の80~90年代では実現が不可能だったような取り合わせだけに、遅まきながらの共演でも話題性はまだまだあります

(あらすじ)

陸から離れた海上に存在する、通称墓場と呼ばれるタンカー監獄。
ある日、その監獄に、世界でもトップレベルののセキュリティーコンサルタントのブレスリン(シルヴェスター・スタローン)が身に覚えのない罪で投獄される。
ブレスリンは、自らが設計に携わったこの監獄から脱出することを決意。
しかし、囚人たちのボス、ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)がブレスリンの前に立ちはだかり……



こう言う映画・・・特に肉体派の2人のレジェンドが共演となれば大味なツマラナイ映画になりそうですが、意外や意外思ってた以上に楽しめましたよ!
役所が肉体派ながらもそれぞれ頭脳派な一面もあったりするし、特にスタローンは天才肌の脱獄のプロ!
でも緻密な脱出劇かと思えば最後は力技なところが爽快でいいよね!

見せ場も2人の良いところが引き出せてます
シュワちゃんが機関銃を手にした時はスローになって彼の睨みの利いた顔がアップになって、まさしく「待ってました!」
と声がかかってもおかしくないような見得を切ってくれます



ストーリーもそこそこ脱獄物のパターンを踏んで展開されていき、極悪な看守や所長などが当然出てきます
ワンパターンだと言われるかも知れないが、逆に脱獄ムービーに極悪所長や看守のいない映画脱獄映画じゃない!
ツボを押さえた豪華共演の脱獄ムービーに満足でした
今度共演する時は・・・戦え!




★★★★ 2014.1.16(木) 布施ラインシネマ シネマ2 17:35 H-10

No.005「ロッキー」(1976年 120分 ビスタ)

2014-01-19 00:02:12 | 2014年劇場鑑賞
監督 ジョン・G・アヴィルドセン
出演 シルヴェスター・スタローン
   タリア・シャイア
   バート・ヤング



午前10時の映画祭に久しぶりに行きました
懐かしい「ロッキー」が上映されているからですが、中学の頃ロッキー大会でも見たし、後にビデオやDVDで何度も見たし、また持っています
劇場鑑賞はまさに30年以上ぶりになりますかね

平日の朝10時なのに劇場は結構人が多いです
何度も見た人や初めて見る人も居るようですね

(あらすじ)

無敵の黒人ボクサー、アポロが人気取りのため、格下の相手と闘うことを宣言した。
チャンピオンに挑戦するチャンスを与えることで、アメリカン・ドリームを体現しようというのだ。
アポロのマネージャーたちは、選ばれたロッキーがサウスポーなのを気にかけ相手を変えるように忠告するがアポロは無視。
かくして薄汚れた下町の中、ロッキーのトレーニングが始まる……



この映画に関してはで詳しく{キングの名画座}のカテで感想を書いてるのでここでは省きますが、やっぱり良い映画ですね
今の時代から見れば典型的なスポ根ものかも知れませんがそれが良いんです
降って湧いたチャンスに注目の的になったロッキーにミッキーやポーリーと行った挫折した男たちが、ロッキーにあやかろうとする部分なんかは、まさに人間的です



また最終ラウンドのゴングが鳴った時、私の記憶では短いピアノの曲と共にロッキーとアポロの短いセリフが交わされるんだが、います見た作品ではピアノが流れなかった
DVDではどうなのかな?
また検証して見ましょう

やはり映画は劇場のスクリーンで見るのが一番です
改めて感じました



★★★★★★ 2014.1.16(木) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン3 10:00 C-9
 





No.004 「ハンガー・ゲーム2」(2013年 143分 シネスコ)

2014-01-12 00:08:40 | 2014年劇場鑑賞
監督 フランシス・ローレンス
出演 ジェニファー・ローレンス
   ジョシュ・ハッチャーソン
   フィリップ・シーモア・ホフマン



続いて2本目はえべっさんを間に挟んでの鑑賞
なんばパークスシネマは今宮戎よりやや近いんです
えべっさんのせいかどうかわからないが年末の混み具合からは一転してチケットカウンターはスカスカです
まぁ~平日のシネコンの風景としては見慣れた光景ですが、でもいつもより更に少ないね~

(あらすじ)

12の地区より12歳から18歳までの男女一組を選出し、最後の1人になるまで戦わせる独裁国家パネムが実施する「ハンガー・ゲーム」。
男女ペアで勝者となったカットニス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)は、凱旋(がいせん)ツアーで各地区を回る中で、自分たちを反国家の象徴として捉える民衆の思い、静かに広がっている革命への動きを感じる。
同様に国民の変化を悟ったスノー大統領(ドナルド・サザーランド)は、カットニス抹殺をひそかな目的にした歴代勝者結集の新ゲームを開催させる。



いつもシリーズものは前作の事を忘れてる事が多いので、今回は前作を予習してきました
結構忘れてましたね~ペアで優勝してたとか・・・
予習のおかげでスッと話に入れましたよ
で、今回は何かと目ざわりになったカットニスを抹殺すために仕組まれたハンガーゲームのチャンピオンカーニバル

でも優勝した人間は生涯の幸福を約束されてるのに、またまたゲームに出るとは矛盾やんけ!
と思ったら出場者の一人がその矛盾を突いて文句いいます
この時点でこの映画はその矛盾を堂々と描いていくんですが、全てカットニスを抹殺するためのゲームという色が濃くなるてんかいになります



何組かのコンビと同盟を作ったりして戦っていくけど、それ以外の敵はあまり詳しく描かれないし対決シーンも少ない
死んでいったのもドン!だけで表現されるだけなので、今回はサバイバル対決というよりカットニスがいかにスノー大統領の
攻撃をかわして同盟チームと協力して戦うか?
と言う部分が大きく、前作のようなバトルロワイヤルなゲーム感は薄いです
それだけに今後の展開の中継的な作品と言えます
ただ前作もそうだったが前半ゲームに入るまでが少し長いように思います
もうすこし短く編集すれば手頃な時間になるのにな~143分は長いですね~



★★★ 2013.1.9(木) なんばパークスシネマ シアター8 20:20 I-12

No.003 「47RONIN」(2013年 シネスコ 121分)

2014-01-11 01:26:36 | 2014年劇場鑑賞
監督 カール・リンシュ
出演 キアヌ・リーヴス
   真田広之
   浅野忠信



この時期は正月映画の見逃しの回収という感じですが、今回の正月映画ってそんなに見たい映画は少なかったような気がします
そして今年3本目の映画は昨年から公開された話題作でしかも忠臣蔵のハリウッドリメイクと言われた作品
でも噂によれば公開早々に早くも大コケと言われた・・・現に正月前に上映時間が減少してる劇場もあったりしてる
公開終了前日になんとか鑑賞です・・・期待せずに

(あらすじ)

石(真田広之)率いるサムライたちは、吉良(浅野忠信)とミステリアスな女ミヅキ(菊地凛子)のたくらみによって主君を殺され、自然が豊かな赤穂の領地を追われてしまう。
さらなる謀略を企てる吉良の野望を阻止し、主君の敵を討つべく集まった47人の浪士たちは、はぐれ者の混血青年カイ(キアヌ・リーヴス)と手を組むことに。
わずかな人数の彼らは、明らかに戦力差のある敵の軍勢の戦いに命を賭して身を投じる。



忠臣蔵・・・私も色んなドラマや映画を見たけど、この映画の予告編を見た時には全然違うやん!と思ったもんでした
でも実際に本編を見たら一応大まかのストーリーの骨格は忠臣蔵のドラマを下敷きにしてるんですね
でもそのビジュアルは舞台は日本ってなってるが、どう見ても中国の時代物を見てるような感じで、風景も衣装も日本とは思えません
まるで中国映画見たいな不思議な感じでした



でも妖術はでるわ、怪獣は出てくるはと、ある意味とってもとっても楽しい忠臣蔵!
この映画はファンタジーアクションとして見ればまずまず楽しめると思いますが、日本人として忠臣蔵のイメージで見たら何じゃこりゃ?な珍作となりますね
全然期待せず見た分、私は評判ほど悪くは無かったですよ

ただ真田広之のアクションはさすが日本を代表するアクションスターって感じで迫力ある殺陣を見せてくれました
つくづくもっと若い時にハリウッド進出して欲しかったな~と思いましたね
それでもあの年齢でまだまだ身体が動いてるな~



★★★ 2013.1.9(木) なんばパークスシネマ シアター1 16:40 E-6




No.002 「フライング・ギロチン(2012年 113分 シネスコ)

2014-01-10 01:28:47 | 2014年劇場鑑賞
監督 アンドリュー・ラウ
出演 ホァン・シャオミン
   イーサン・ルアン
   リー・ユーチュン



続いてアメリカ村に移動しましてシネマート心斎橋で本年の2本目の鑑賞
ガラリと変わって香港映画です
それも時代物・・・先ほどの作品よりはだいぶん空いてはおりますが、いつもの平日よりかは多いね
なんたってこの映画の主題のアイテムは古くからの香港カンフー映画ファンには特別な思いれがありそうなものですからね

(あらすじ)

清朝時代、第5代皇帝雍正帝(アンドリュー・ラウ)は宮中の反乱分子を退けるため、ひそかに暗殺部隊「血滴子」を結成する。部隊を率いる総領官(ジミー・ウォング)は、隊員の冷(イーサン・ルアン)たちに清朝打倒をたくらむ革命闘士の長である天狼(ホァン・シャオミン)の暗殺を指示。
だが、激しい抵抗に遭い、仲間の穆森(リー・ユーチュン)が捕まってしまう。



アンドリュー・ラウが描く新世紀の空飛ぶギロチン・・・興味はこの1点に尽きます
内容はあまり期待せず、このフライグギロチンの殺戮ぶりに期待なんですが、何とこのフライングギロチンがまともに出てくるのはオープニングシーンぐらいで、本筋にはほとんど出てきません!
CGで描かれるメカニックなフライングギロチンはかつてのジミー・ウォング主演の「片腕カンフー対空飛ぶギロチン」のアナログ感からはずいぶん進化した(でもストーリーの時代背景は同じような時代だろうけど・・・)殺戮兵器!
もっとクライマックスもバンバンと首を刈り取って欲しかったもんです

映画はこのフライングギロチンが過去のものとなり、変わりに鉄砲や大砲のような飛び道具が主流となった時代の話で
フライングギロチンの使い手である暗殺部隊「血滴子」が時代とともに追いやられて、秘密の暗殺団だけに歴史から抹殺されて行こうとする話です
使い回せれた挙句、闇に葬られようとする血滴子たちの姿が描かれる
フライングギロチンの武器そのものと言うより、その武器の使い手たちが追いやられて行く話だったのです



破天荒なアクションのバカ映画と違い、重い感じの映画でした
違う意味でそこそこ楽しめましたが、やはりフライングギロチンの活躍ももうちょっと見たかったな



★★★★ 2014.1.3(木) シネマート心斎橋 スクリーン2 18:00

No.001 「鑑定士と顔のない依頼人」(2013年 131分 シネスコ)

2014-01-06 00:00:33 | 2014年劇場鑑賞
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 ジェフリー・ラッシュ
   シルヴィア・フークス
   ジム・スタージェス



1月3日と言う事でミナミに繰り出して映画を見にいきましたが、さすが繁華街はどこも人だらけ!
道頓堀も賑わっておりまして、演芸の角座なんて全ての回が満席のようです
人気のある飲食店はどこもかしこも行列です
そしてシネコンのなんばTOHOシネマズ別館へ行くと、この作品もかなり混雑のようで最前列2席残すばかり!
仕方なく久しぶりに最前列での鑑賞となりましたが、それにしてもさすが話題作です・・・と言うよりさすが正月です!

(あらすじ)

天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は、資産家の両親が遺(のこ)した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。
屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さず不信感を抱くヴァージルだったが、歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。
その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は……



とにかくジェフリー・ラッシュが素晴らしいですね
あまり書くとネタバレなるかもしれないけど、あの死んだような気の抜けた目の演技・・・絶望感あふれる
その目の力の無さは見てる方も正月早々絶望的な気持ちになります
どんなシーンでそれがあるかは言えませんが・・・



正月一発目にしては地味だけど良く出来た作品を見る事が出来ました
目を奪うような肖像画の数々・・・その中で抱かれるように過ごすヴァージル
それを強調するような画面構成の計算された構図は見事この映画の本質を表してるように思いました
肖像画=虚像に魅せられて本当の愛情を知らなかった男が、真の愛と幸福を知った時に、その向こうに見えるもう一つの虚像に気が付かない・・・そんな悲しい男の物語

でもミステリー映画として画面やセリフに仕掛けなどがあり、映画としての作りも良く出来てると思います
ただ隣のおっさんがオチ直前にポツリとオチを言うたのがゲンナリだった・・・



★★★★ 2014.1.3(金) TOHOシネマズなんば 別館シアター12 15:10 A-12