kikoがスタート

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慶瑞寺さんの「お茶の花」と「沙羅双樹」

2009年10月31日 | 大阪

本堂の右にある建物は、普門寺の僧龍渓の木像や遺品を安置している 「開山堂」 です。


その「開山堂」の横に、お茶の木に囲まれた後水尾法王の歯や仏舎利を納めた
「聖歯塔(せいしとう)」 がありました。

寺宝として後水尾法王の勅書、後光明天皇の綸旨や隠元などの親筆が伝えられています。


これは「聖歯塔(せいしとう)」の垣根に咲いていた、白い可憐なお茶の花です・・・。
チョッと来るのが遅かったようで、枯れたお茶の花がいっぱい落ちていました。


「このお寺に、なぜお茶の木があるのですか・・・?」

ご住職さん
「それは、このお寺が貧乏だった頃に修行の方達が、お茶にして飲まれていたんですよ」


「そうだったんですか・・・だからお茶の木があるんですね~」

偶然? ご住職さんとお会いする事ができて、このお茶の咲いてる場所に案内して頂き
お茶の木が何故植えてあったのか、ご親切にお話しを聞かせて頂きました。
ご住職さんありがとうございました。


本堂の裏には、普門寺さんで有名な「沙羅双樹」があり、2代目植樹と記されてました。
1代目の「沙羅双樹」は、もしかして再興された普門寺の僧龍溪(りゅうけい)さんが?

お墓参りに来られていた方が声をかけてこられました。
「いまは墓地になってますが、私が子供の頃はこの辺り竹薮だったんですよ~」
「神戸の震災の時は、お墓がたくさん倒れて大変だったんですよ・・・。」

高槻でもお墓が倒れてたのですね~ あの怖かった震災が思い出されました。
みなさんご親切な方達ばかりですね、お話しを聞かせて頂いてありがとうございました。

~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~ 
花名 : タマスダレ       花言葉 : 潔白
日本へは明治初期に渡来しました。ゼフィランサスとも呼ばれますが、ギリシャ語の「西風」と
「花」という言葉に由来し、ヨーロッパから見た西半球に自生する植物であることにちなんでいます。

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2 コメント

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Unknown (銭無のとっつあん)
2009-11-01 22:14:50
お茶の木の件、正直な住職さんですネ。
私だったら、禅宗の寺だから(栄西禅師のことにからめて…)と答えるかも…。

それとも、黄檗宗なので、臨済宗のことを引き合いには出さない…考えすぎですね。

実際には、僧侶が飲むために植えたのでしょう。

TBさせていただきます。
返信する
とっつあんさんへ (kiko)
2009-11-02 11:37:45
色んな人達から声を掛けて頂いたり
慶瑞寺さんのお話しを聞かせて頂いて
慶瑞寺さんでは嬉しい事ばかりでした。

そうですね~
飲まれるためのお茶だったそうです。
TBありがとうございます。
返信する

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