kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都御所・天皇陛下御即位30年記念 特別公開①「宜秋門~諸大夫の間」

2019年03月18日 | 観戦・鑑賞・参観・見学ほか
天皇陛下の御即位30年と、皇后さまとの御成婚60年を記念した内宴が
17日、東京・元赤坂の東宮御所で開かれました。その記事は・・・こちら

同じその日(17日)に、日曜日だけど小雨だったので来られる人は
少ないだろう思い「天皇陛下御即位30年記念 京都御所特別公開」に
行きましたが・・・想像以上に多くの方が来られていました。(^^ゞ

宜秋門(ぎしゅうもん)

京都御所には、六つの御門があり
一般公開の時は、西側の北から三番目の宜秋門から入ります。

御車寄の花車

平安絵巻の世界に入ったような美しい花車です。

御車寄(おくるまよせ)

高位の貴族などが、参内した際に儀式や天皇との対面のため使用した玄関。
諸大夫の間や清流殿、小御所等と廊下でつながっています。

諸大夫の間(しょだいぶのま)

正式な御用で参内した、公家や将軍家の使者の控えの間です。


身分に応じて部屋が決まっており、建物に向かって右に行くほど身分が高く
「桜の間」、「鶴の間」、「虎の間」と、襖の絵にちなんで呼ばれています。


畳縁の色の違いや部屋への入り方にも身分の違いが反映されています。

虎の間・鶴の間を使用する者は、正式な玄関である御車寄から参入しますが
桜の間を使用する者は、建物の左にある沓脱石(くつぬぎいし)から参入します。

月像纛旛(げっしょうとうばん)

月像は銀糸で月を刺繍しています。

纛旛とは竿頭(かんとう)に糸飾りがついた錦織の旗のことで
昭和3年に行われた、昭和天皇の即位の礼に際して制作され
紫宸殿南庭に立てられたものです。

日像纛旛(にっしょうとうばん)

日像は金糸で太陽を刺繍しています。

巨大な一対の纛旛は、縦5メートル45センチ、横90センチあります。

追記
現在、京都御所に伝わる日像纛旛・月像纛旛は、大正天皇の即位の礼に制作されたものをよく伝えているとされています。
左近の桜の南に日像纛旛、右近の橘の南に月像纛旛が配置されました。

特別公開:平成31年3月12日(火)から3月21日(木・祝)までの10日間
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大阪池田市・安藤百福翁像前... | トップ | 京都御所・天皇陛下御即位30... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

観戦・鑑賞・参観・見学ほか」カテゴリの最新記事