第3章ー1 世界観と知識
58 吹き矢を使う狩人の土器
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/bc/409f086b38cc55921c883bb765f696c4.jpg)
絵文書に登場する体を黒く塗った狩の神か、その姿を真似た人物を描いたとみられる。双子の英雄が吹き矢で地下世界の敵を倒す創世神話など、マヤの人々にとって、吹き矢の狩りは神話上の英雄の行為をなぞるものでもあった。
59 セイバの土器
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/fb/cba868cef0131c7c4a5f4e635fb406c0.jpg)
マヤの人々にとってセイバは神聖な木であり、地下世界と地上の世界、天上界をつなぐものと考えられた。木の上には、マヤの重要な神であるイツァムナーフの化身である鳥の神が描かれることが多い。
60 夜空を描いた土器 61星の記号の土器
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/80/8d4433d415fb2785d852c0de04ed319b.jpg)
62 金星周期と太陽暦を表す石彫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/79/e2c30e6dfa23b87468e5524037938bd3.jpg)
金星の基壇と呼ばれる建物を飾っていた彫刻。
左側が金星、右側が太陽暦の年を表しており、縦の棒が数字の5を、8つの丸印が8を意味する。584日の金星の周期5回分が、365日の太陽暦の8年にあたることを示すと考えられる。
63 トニナ石像159
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/df/809e2f535020f96ef7f2d865ddf8144d.jpg)
トニナの王8(名称不詳)に捕らえられた捕虜が描かれている。
碑文には、戦いに長けた王8が多数の保護者という称号をもっていたこと、西暦799年に先祖の墓に火を入れる儀式を行ったことなどが記されている。
第3章ー2 マヤ世界に生きた人々
64 支配者層の土偶
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f6/97d533cb7dddf28c5120b7531d34a9cf.jpg)
大きな口を開けた蛇の冠を被り、壮麗な服を着て、円形の王座か椅子に座っている。このような豪奢な服装は、大きな祭祀の際の装いである。王ないしそれに次ぐ高位の男性を表した土偶であろう。
65 貴婦人の土偶 66 戦士の土偶 67 捕虜かシャーマンの土偶
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/60/3948390b3862857ec8e80ae78bbeb23e.jpg)
No65
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/96/e47e90965e7da322f5e78bdab02db9cf.jpg)
青色のドレスで高い位の女性で、トウモロコシ神を真似た
頭蓋変形や口元の装飾が表されている。
No66
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/6c/9f6dce7f03a54179020628cfefa7c71f.jpg)
都市のF儀礼的戦闘の闘士か儀式用の盛装をした
戦士と考えられる。
No67
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a0/2c798ea9357dd3a3a1abcce72ffee1da.jpg)
帯を巻いた頭飾りは神官を表すとされるが
耳の紙帯や首と腕の縄の表現から、戦闘捕虜の可能性がある。
68 書記とみられる女性の土偶
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/53/ce193d174a425022f51dc22c09ace793.jpg)
整った頭髪、大きな首飾りや腕輪
右手に携えた文書の表現から女性の書記と考えられる。
71 織物をする女性の土偶 72・73 紡錘車 74 紡錘
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/99/a3aba46d9ef048c69c1ea77e27364494.jpg)
No71
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b8/0d584e6b18bacc294fc933bbe920b1d1.jpg)
大きな耳飾りと首飾りを付けた高位の女性が
機織りをしている姿。
No72・73・74
マヤの女性にとって機織りは重要な仕事であり、王族や貴族の女性も紡錘(ぼうすい)車やNo74の紡錘を用いて糸を紡いでいたと考えられる。
77・78・79 押型
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/8c/801bff33db9ccb427d3de89983d219f9.jpg)
赤や黒、白などの顔料が付着した例があり、布や皮膚に文様をつけるための道具と考えられるが、印(はんこ)のように紙などに使われた可能性もある。
マヤの時代には、暦や文字など高度な知識があったのですね。
長くなりましたが見たかった「赤い女王」へ続きます。
58 吹き矢を使う狩人の土器
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/bc/409f086b38cc55921c883bb765f696c4.jpg)
絵文書に登場する体を黒く塗った狩の神か、その姿を真似た人物を描いたとみられる。双子の英雄が吹き矢で地下世界の敵を倒す創世神話など、マヤの人々にとって、吹き矢の狩りは神話上の英雄の行為をなぞるものでもあった。
59 セイバの土器
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/fb/cba868cef0131c7c4a5f4e635fb406c0.jpg)
マヤの人々にとってセイバは神聖な木であり、地下世界と地上の世界、天上界をつなぐものと考えられた。木の上には、マヤの重要な神であるイツァムナーフの化身である鳥の神が描かれることが多い。
60 夜空を描いた土器 61星の記号の土器
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/80/8d4433d415fb2785d852c0de04ed319b.jpg)
62 金星周期と太陽暦を表す石彫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/79/e2c30e6dfa23b87468e5524037938bd3.jpg)
金星の基壇と呼ばれる建物を飾っていた彫刻。
左側が金星、右側が太陽暦の年を表しており、縦の棒が数字の5を、8つの丸印が8を意味する。584日の金星の周期5回分が、365日の太陽暦の8年にあたることを示すと考えられる。
63 トニナ石像159
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/df/809e2f535020f96ef7f2d865ddf8144d.jpg)
トニナの王8(名称不詳)に捕らえられた捕虜が描かれている。
碑文には、戦いに長けた王8が多数の保護者という称号をもっていたこと、西暦799年に先祖の墓に火を入れる儀式を行ったことなどが記されている。
第3章ー2 マヤ世界に生きた人々
64 支配者層の土偶
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f6/97d533cb7dddf28c5120b7531d34a9cf.jpg)
大きな口を開けた蛇の冠を被り、壮麗な服を着て、円形の王座か椅子に座っている。このような豪奢な服装は、大きな祭祀の際の装いである。王ないしそれに次ぐ高位の男性を表した土偶であろう。
65 貴婦人の土偶 66 戦士の土偶 67 捕虜かシャーマンの土偶
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/60/3948390b3862857ec8e80ae78bbeb23e.jpg)
No65
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/96/e47e90965e7da322f5e78bdab02db9cf.jpg)
青色のドレスで高い位の女性で、トウモロコシ神を真似た
頭蓋変形や口元の装飾が表されている。
No66
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/6c/9f6dce7f03a54179020628cfefa7c71f.jpg)
都市のF儀礼的戦闘の闘士か儀式用の盛装をした
戦士と考えられる。
No67
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a0/2c798ea9357dd3a3a1abcce72ffee1da.jpg)
帯を巻いた頭飾りは神官を表すとされるが
耳の紙帯や首と腕の縄の表現から、戦闘捕虜の可能性がある。
68 書記とみられる女性の土偶
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/53/ce193d174a425022f51dc22c09ace793.jpg)
整った頭髪、大きな首飾りや腕輪
右手に携えた文書の表現から女性の書記と考えられる。
71 織物をする女性の土偶 72・73 紡錘車 74 紡錘
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/99/a3aba46d9ef048c69c1ea77e27364494.jpg)
No71
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b8/0d584e6b18bacc294fc933bbe920b1d1.jpg)
大きな耳飾りと首飾りを付けた高位の女性が
機織りをしている姿。
No72・73・74
マヤの女性にとって機織りは重要な仕事であり、王族や貴族の女性も紡錘(ぼうすい)車やNo74の紡錘を用いて糸を紡いでいたと考えられる。
77・78・79 押型
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/8c/801bff33db9ccb427d3de89983d219f9.jpg)
赤や黒、白などの顔料が付着した例があり、布や皮膚に文様をつけるための道具と考えられるが、印(はんこ)のように紙などに使われた可能性もある。
マヤの時代には、暦や文字など高度な知識があったのですね。
長くなりましたが見たかった「赤い女王」へ続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます