kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

世界文化遺産・平等院 の 鎮守社 「宇治神社」

2011年11月22日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

朝霧橋の東詰に宇治神社の鳥居があります。


宇治神社参道と、正面に見える建物は拝殿 「桐原殿」


本 殿

祭神は 応神天皇の皇子 「菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)」 で
宇治十帖に登場する 「八の宮 (はちのみや)」のモデルとも言われています。
※ 光源氏の異母弟。宇治の大君、中の君、浮舟の父

平安時代の 「木造 菟道稚郎子座像」 、鎌倉時代に造られた 「三間社流造り」
「桧皮葺き」 の本殿は、国の重要文化財に指定されています。
※ 桁行(横に並んだ柱の間)が、三間であれば 「三間社流造」 といい
五間あれば 「五間社流造」 といいます。

宇治市案内板によると・・・

宇治神社は、日本書紀に「応神天皇の皇子で、兄である仁徳天皇との皇位を巡る葛藤から宇治で自殺した」 と記されている、悲運の皇太子菟道稚郎子の等身大の坐像を祀っており、 付近は菟道稚郎子が造営した桐原日桁宮跡と伝えられています。また、明治維新までは、 宇治上神社と二社一体で、それぞれ、離宮上社、離宮下社と名付けられていました。

現在の本殿及び外陣の狛犬は鎌倉時代につくられたもので、 狛犬は開口する獅子(阿形)と一角を持つ狛犬(吽形)で一対とされ、 格調高い作品として極めて貴重なものです。

当社の祭礼である離宮祭は、田楽等の芸能が催され、 平安後期から鎌倉時代には多くの人々が集まり大いに賑わいました。


宇治神社に “うさぎ” の手水鉢やお守りがあって 「うさぎ神社」 とも呼ばれ
ていますが、それは御祭神 「菟道稚朗子命」 (うじのわきいらつこのみこと)
がこの土地へ向われる途中で道に迷われた時に、一羽の “うさぎ” が現れ
振り返りながら 「菟道稚朗子命」 を正しい道へと案内してお助けしました。
   
この“うさぎ” を 「みかえり兎」 と呼び、神社では人々の人生を道徳の
正しい道へと導く神様のお使いとして伝えているそうです。

∽∽∽∽∽∽∽  ひとりごと    ∽∽∽∽∽∽∽

本殿前で “茅の輪くぐり” をしているのが見えましたが・・・?
“茅の輪くぐり” は 「夏越大祓式 (なごしおおはらえしき)」 の
時だけだと思ってましたが、11月でも行われていたのですね~
「母の分 も一つくぐる 茅の輪かな」  一茶

鎌倉時代につくられた本殿及び外陣の狛犬・・・気になりますね。?

~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : ワビスケ        花言葉 : 簡素
古くから茶花として愛されている代表的な品種です。
茶人利休もこのツバキを愛したといわれています。彼に仕えこの花を
育てた「侘助」の名をとって名づけられたともいわれています。
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