kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

桂離宮・参観 2「州浜→天の橋立→松琴亭」

2015年11月14日 | 京都・桂離宮 参観
外腰掛を後にして・・・池に沿って歩いていくと


州浜と天の橋立 (写真右上に、古書院が見えてます。)

州浜(すはま)は、黒く扁平な石が敷き詰められ池につきだしています。
先端に灯籠が置かれ岬の灯台に見立てて海を演出しています。

天の橋立は、北岸の出島と二つの低い中島を水面すれすれに架けた石橋で結んだ景で構成されています。智仁親王の奥方、智忠親王の母堂にあたる常照院(じょうしょういん)が宮津藩の京極高知の息女であったことから「天の橋立」を意匠化されたそうです。(写真左側の中央)

======== 石橋を渡って松琴亭(しょうきんてい)へ========


石橋を渡り石段を下りると、流れ手水があります。


松琴亭は、桂離宮で唯一の草庵茶室です。
(松琴の銘は、琴の音に峯の松風通ふらし・・・の句から採られています。)


松琴亭の東側に茶室「詫の囲」の「にじり口」があります。


一の間は、L字形に曲がった十一畳敷きの座敷で室内には
暖をとるための一畳大の石炉が設けられています。(袋棚の下)


襖障子の、青と白の大柄の市松模様が圧巻です。


松琴亭の池側に、このような鐘楼が掛けられていたそうです。


賞花亭(次に行く)から見える「松琴亭」の全景です。
別荘だった頃はお舟に乗って、この景色を楽しまれたのでしょうね。


賞花亭へ渡る「蛍橋」がみえてますが
お舟が通れるようになっているのが分かります。

明日は、賞花亭(しょうかてい)から園林堂(おんりんどう)です。
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