kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

大阪・島本町 名水百選に選ばれた離宮の水が頂ける「水無瀬神宮」

2022年04月11日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
水無瀬神宮は「三天皇の御霊を弔う地であり 水無瀬駒発祥の地」、境内には環境庁認定の「全国名水百選」に選ばれた「離宮の水」があります。


それでは、昨日の記事でご紹介した
石川五右衛門の手形が残る「神門」を入っていきます。


神宮内に入ると、一面砂利が敷かれた広い空間の正面に


桃山時代の書院造の客殿と、江戸時代前期建立の社殿があります。


ソメイヨシノなどの桜より、早く開花を迎える枝垂れ桜は
散るのも早いので、もう~散った後でした。


神門を入った左に
離宮の水を求めて訪れる人の姿がみえます。


しばらく見ていたのですが
水を求める人の姿は絶えることがないので・・・


私も水筒の残りを空にして


「名水百選 離宮の水」を貰いに行きました。


千利休も好んで使ったとされるこの水は
淀川の支流、天王山を源とする水無瀬川の伏流水です。


一般に開放されていますので、誰が汲んでも良いのですが
節度ある量で、後世に継承していきたいですね。

境内には「茶室・燈心亭(国指定重要文化財)」が有ります。
「茶室・燈心亭」は見ることは出来ませんでしたが、気になり探していると「岩崎建築研究室 日誌」さんで、《三帖台目の茶室・灯心亭と名付けられた天井》などを見ることができました。

毎年、三千家(表・裏・武者小路)の各家元によって
この井戸水を使った献茶式が催されるそうです。


神門の横で見たのは
「こけたら、立ちなはれ   松下幸之助」


「七転び八起き」ですね。
それでは、神門を通り「水無瀬神宮」を後にします。

国宝の「紙本著色後鳥羽天皇像」と「後鳥羽天皇宸翰御手印置文」
などもありますが、大阪府下唯一の「神宮」でした。
※「神宮」の社号をもつ神社は、天皇・皇室祖先神をお祀りしています。

持ち帰った「離宮の水」はコーヒーで飲んでも美味しいですが
お白湯で頂くと、美味しいのがよく分かりました。
近くだったら、毎日でも頂きに行きたい美味しさでした。(^^ゞ

水無瀬神宮へは、JR京都線 「島本駅」 徒歩12分
阪急京都線からは「大山崎駅」徒歩15分、「水無瀬駅」 徒歩10分。
コメント
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