黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『倉橋由美子 夢幻の毒想』倉橋由美子、他(河出書房新社)

2008-12-17 | 読了本(小説、エッセイ等)
『聖少女』の原型となった単行本未収録作品『わたしの心はパパのもの』、川上弘美・桜庭一樹による特別対談『今、なぜ「倉橋由美子」なのか』、松浦寿輝・古屋美登里による対談『今こそ、倉橋ルネッサンスを』、鹿島田真希による『暗い旅』へのオマージュ小説『ハネムーン』他、千野帽子、穂村弘らによるエッセイ・論考などを収録した倉橋由美子ファン必見の1冊。

何といっても『わたしの~』が読めたのが嬉しかったですが、読者のお悩み相談(倉橋さんの回答がカッコイイ)とか、カクテルストーリーで連載担当されていた斎藤さん(作家・北杜夫さんの娘さん)が明かす知られざるエピソードなどもおもしろく、とても有意義な1冊でした。

<08/12/17>


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