黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ちぃちゃんとおばけ図書館』江平洋巳(小学館)

2006-06-10 | 読了本(漫画)
自分勝手な母と二人暮しでいつも寂しい思いをしている小学3年生の少女・ちぃちゃん。ある日、取り壊しが決まった古い図書館で、不思議な小人(野づち)の家族と出会う。彼女以外に唯一その姿を見ることができるのは、同級生の少年・修ちゃんだけで……『ちぃちゃんとおばけ図書館』、
ちぃちゃんは、他の同級生と違い、大人びた雰囲気を持つ少女・ルビィに憧れを覚えるが……『ちぃちゃんとルビィ』、
修ちゃんの家に遊びに行ったちぃちゃん。彼の母はお菓子作りがうまく、理想的に見えたのだが……『ちぃちゃんとバニラクリーム城』、
ちぃちゃんの努力により、ようやく真面目に働き始めたちぃちゃんの母だったが、その矢先働いていたスーパーをリストラされてしまう。自由になった母は、温泉に行こうと提案するが……『ちぃちゃんとママの森~はじめての旅行~』、
母を探し、山で迷ったちぃちゃんは、“ナシコ”と名乗る少女に出会う。そこは母の心の中の世界で……『ちぃちゃんとママの森~おわりのはじまり~』の5編収録。

身勝手な大人の間で揺れる少女・ちぃちゃんの姿が切ないです;
未熟な大人が増えている昨今、いろいろ考えさせられますね。
個人的に野づちさん一家がとてもお気に入り♪
ひとつのお話にしか登場しなかったルビィや、修のママのその後もちょっと気になります。

<06/6/10>


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