黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『キララ、探偵す。』竹本健治(文藝春秋)

2007-03-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
アイドル好きのオタクな大学生・乙島侑平は、探偵事務所を営む叔母・乙島妙子の持ちビルの3階に間借して住んでいる。
そんな彼の元にある日、醍醐堂という電子機器メーカーの研究所に勤めている従兄・益子博士から、新製品のモニターをして欲しいという連絡が。
その新製品とは人間そっくりの美少女メイドロボット・キララ。そしてそんな彼女の存在にドキドキな侑平。
そんな中、侑平の通う大学の裏山で死体が発見された。それは、奇しくも妙子が捜索を依頼されていた男、田辺庸二で……『キララ、登場す。』、
キララのメンテナンスの為、研究所を訪れていた侑平。
事務所に帰ると、一枚の風景写真に写っている場所を調べて欲しいという、おかしな依頼があったことを聞かされる。その依頼人・殿村勇は侑平同様にメイドロボットのモニターに協力している人物で、彼の祖母が誘拐されているらしいというのだが……『キララ、豹変す。』、
侑平同様モニターを務めるうちの一人から、益子博士の元にメイドが失踪したしたとの連絡が。事態解決に協力する侑平とキララだったが、侑平は捕まってしまい……『キララ、緘黙す。』、
年に一度開催される、<関東大学アイドル研究会連合コンペティション>の実行委員長を務めることなった侑平。ゲストとして呼んだのは、グラビアアイドル・北見莢果。そんな彼女の友人で同じくアイドルの高崎美夜が、ストーカーに悩まされているという話を聞き……『キララ、奮戦す。』の4編収録。

美少女メイド(しかも裏モードあり)ロボットもののミステリ。
ラノベあたりでやる分には普通ですが、文藝春秋(別冊ですが)でしかも書かれているのが竹本さんなあたり……(笑)。

<07/3/9>


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