黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『僕と『彼女』の首なし死体』白石かおる(角川書店)

2009-08-02 | 読了本(小説、エッセイ等)
ある理由から、早朝の人通りもまばらな渋谷駅のハチ公前に、『彼女』の生首を置き去りにしたサラリーマンの『僕』こと白石かおる。それは、各メディアに取り上げられ、人々の話題をさらう。
かつて倉庫として使われていたという建物に住む僕は、そこにある大きな冷凍庫の中に、首なし死体となった彼女を保管していたが、ある日、そこから何者かにより4本の指が持ち出され、池袋西口公園に置き去りにされた。そして僕の元に、謎めいた電話がかかり……

第29回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作。
タイトルがタイトルだけに、もっと猟奇的なものを想像してしまいました(笑)。
主人公の造形は今風(乙一さんとか西尾維新さんとか)で、内容や作風はちょっとラノベ寄りかなぁという気が。
夢花李さんの表紙が良いですv

<09/8/1,2>


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