黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『世界でいちばん幸せな屋上 Bolero ミルリトン探偵局シリーズ・2』吉田音(筑摩書房)

2007-01-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
円田さんと共にミルリトン探偵局を結成した少女・音。円田さんの飼い猫・シンクの持ってくるものからあれこれ推理するのが、彼らたちの仕事。シナモン、謎のメモ、チョコレート……そこから広がる世界は……SIDE A・ミルリトン探偵局、
スパイスの卸業を営むバディ・ホリー商會に入社した長瀬君。レポートを評価され“シナモン担当員”に任命され……『バディ・ホリー商會』、
1983年。横浜の小さなレコード屋“ルーフトップ・レコード”の店主である女性・岩崎茜が書いたコラムをきっかけとし、フィル・ブラウンのレコードを知った大学生の“私”。店に通いつめるようになったが……『世界でいちばん幸せな屋上』、
同じマンションの2階から10階に引っ越した、ホルン奏者の“私”。突然現れたブラームス似の男に“予期せぬ出来事”が起こると預言され……『奏者Ⅱ』、
1970年。桜木町のイタリアン・レストラン“アンジェリーナ”で皿洗いのバイトをしていた私は“アオイ”というあだ名を付けられる……『ボレロ』SIDE Bの3編。

再読です。
前作同様、Aの音ちゃん側の物語とBの物語が交互に語られる構成。
そろそろ3冊目も出てくれないかなぁと願っているのですが、無理でしょうか?(笑)

<07/1/9>


最新の画像もっと見る

コメントを投稿