黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『夢館』佐々木丸美(東京創元社)

2007-06-02 | 読了本(小説、エッセイ等)
4歳にして両親を交通事故で亡くし、遠い地へ養女に出されることになった少女・千波。
そんな彼女には昔から見続けている夢があった……それは崖に聳えるガラスの館。
その夢の館を求め、家を飛び出した千波は、吹原邸に迷い込み、邸の若き主である恭介に出逢う。そのままに彼に引き取られることになった千波は、ただひたすらに慕いながら成長してゆくが、そんな彼女の周りには、恭介に対し異常ともいえる執着を持ちながら、身を滅ぼしてゆく人々が……

館3部作の完結編。
最初、過去の話?と思ったら、前作よりちょっと未来のお話でした(崖の館に住んでいた千波が、転生したのが今回の主役の千波)。
前2作で主役だった涼子は登場しませんが、幸せな家庭を築いているらしいのは垣間見えたので、一安心(笑)。

<07/6/2>


最新の画像もっと見る

コメントを投稿