黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『トリプルプレイ助悪郎』西尾維新(講談社)

2007-10-19 | 読了本(小説、エッセイ等)
岐阜県の山奥に建つ、裏腹亭……そこに住んでいた、通俗小説で名を成した大作家・髑髏畑百足が失踪して、5年。
その娘であり、ジャンルは違うまでも同様に小説家である髑髏畑一葉の元に、“三重殺の案山子(トリプルプレイのスケアクロウ)”と呼ばれる、怪盗・刑部山茶花から、百足の“最後の作品”を盗むという予告状が届いた。
自分と母を捨てた父を憎みつつも、担当編集者・切暮細波と共に裏腹亭へとやって来た一葉。そこには一葉の妹で、同じく作家の二葉と、主亡き後も百足の言葉を忠実に守る執事・別枝新がいた。
そこへ、スケアクロウを唯一捕まえたことがあるという日本探偵倶楽部の探偵・海藤幼志を名乗る男が現れ、そこで密室殺人が……

清涼院さんのJDCシリーズのトリビュート作品・第2弾。
雰囲気は確かに清涼院さんっぽいですが、あえてJDCの設定を使って書く話でもないような;

<07/10/19>




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