黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『GOSICK Ⅷ 神々の黄昏(上)』桜庭一樹(角川書店)

2011-07-10 | 読了本(小説、エッセイ等)
クリスマス当日、15歳の誕生日を迎えたヴィクトリカが所望したのは、退屈を紛らわすための15個の謎。
必死で謎を集めるべく、奔走する久城一弥。“冬の午後三時になると、噴水の女神が笑っているようにみえるのはなぜ?”“庭師のシャツがいつもきいろいのはなぜ?”“クラスメートが教室の机のひきだしに忘れていった林檎に、異なる歯形が二つついていた謎”……やがてネタが尽き、村にやってきた一弥は、何故か首都ソヴレムからの客たちが押し寄せているのを目撃、さらにその中で風体に合わぬ買物をする男女を不審に思う。
それは、大いなる変化、すなわち“2度目の嵐”の前触れに他ならなかった。
新年を迎える鐘を一緒に聴き、過ごした大晦日。
迫る別れと自分の運命を正しく予感したヴィクトリカは、ひそかに一弥にある贈り物をする。
しかしその余韻に浸る間もなく、一弥に帰国命令が下る。彼女に別れを告げる時間も与えられないまま、セシルにメモを託し、ソヴュールを去ることに。
一方、ソヴレムでは、オカルト省の首魁たるブロワ侯爵が暗躍していた。ヴィクトリカを武器に権力を握ろうと画策。再び学園から連れ出された彼女は、監獄に閉じ込められ……

シリーズ第8弾・上巻。いよいよ最終章に突入。
一緒に大晦日を過ごしたのもつかのま。別れをいう間もなく、日本に強制送還されてしまった久城。学園は閉鎖され、ヴィクトリカもまた牢獄へと繋がれて、とうとう第二次大戦が開戦。
二人が引き裂かれてしまうことになるのが、めちゃめちゃ切なくて号泣;;(特にヴィクトリカのあの行動が;)
下巻が気になります~~。

<11/7/9,10>


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