おしゃれ好きでクトゥルーのぬいぐるみや球体関節人形を愛する、無類の読書家であるひとりの女性。出版社の編集者となった彼女の徒然と、そんな彼女がやがて死を選ぶまでの日々、その思考の軌跡を綴った、2001年6月13日から2003年4月26日の“日記”、
そんな彼女の生前を知る13人の人々がエピソードを綴る“記憶……あの日、彼女と”、特別収録「幻想文学」ブックレビューを収録した一冊。
国書刊行会などで編集者をされていた二階堂奥歯さんが、生前ネット上に公開されていた日記が中心になっています。発行されたのはおよそ十年前ですが、先頃復刊されたのを機に読んでみました。
当時、ネット上ではちらりと読んでいたのですが、あまりにも痛々しくて当時のわたしの精神状態では引きずられそうだったので、読むのを躊躇;
人が生きていく上では、ある種の鈍さが必要だと思うのですが、鋭敏な頭脳に同居する彼女の純粋さが耐えられなかったのかなぁ、と切なくなりました。
<13/7/20,21>
そんな彼女の生前を知る13人の人々がエピソードを綴る“記憶……あの日、彼女と”、特別収録「幻想文学」ブックレビューを収録した一冊。
国書刊行会などで編集者をされていた二階堂奥歯さんが、生前ネット上に公開されていた日記が中心になっています。発行されたのはおよそ十年前ですが、先頃復刊されたのを機に読んでみました。
当時、ネット上ではちらりと読んでいたのですが、あまりにも痛々しくて当時のわたしの精神状態では引きずられそうだったので、読むのを躊躇;
人が生きていく上では、ある種の鈍さが必要だと思うのですが、鋭敏な頭脳に同居する彼女の純粋さが耐えられなかったのかなぁ、と切なくなりました。
<13/7/20,21>
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