黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『大江戸妖怪かわら版 雀、大浪花に行く』香月日輪(理論社)

2009-10-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
魔都・大浪花には、二百十日をすぎると『雷馬』という神獣が、現れるという。
そんな話を聞いた雀は、見物も兼ねて、道中の取材に出たいと版元の大首に願い出るが、金がかかる為、却下。そこへ、話を聞いた日吉座の座長菊五郎の娘・雪消が金を出してくれることになり、桜丸と一緒に出かけることに。
ところがそんな中、いつもは沖を通る雷馬が、大浪花を直撃するというので、大騒ぎ。被害を防ぐ為の、結界の使い手が足りないことから、大江戸に助っ人を要請してきた。鬼火の旦那が手を貸すことになり……

シリーズ第5作。
今回は、雷馬メインかなぁと思いきや、鬼火の旦那に似た存在である、(雀と同じ世界にいた)人間・修繕屋で出逢い、その存在からいろいろ考える……という感じのお話でした。
どうやら修繕屋さんは別の作品に出てる方みたいですが、多分それはわたしがまだ読んでないやつですね…(笑)。

<09/10/27>


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