黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『道絶えずば、また』松井今朝子(集英社)

2009-07-16 | 読了本(小説、エッセイ等)
中村座炎上から五年、長きにわたって江戸歌舞伎の中心であった中村座は、太夫元の十一代目中村勘三郎と立女形の荻野沢之丞が皆をまとめ、その地位を守ってきた。
そんな中、老いた沢之丞が引退を表明、その現役最後の舞台となる<女道成寺>の最中、事故死とも自殺とも取れる、不審な死を遂げた。下手人として疑われたのは大道具方の甚兵衛。しかしその彼も、数日のうちに首を吊った姿で見つかった。今度は沢之丞の跡目として有力視されている次男・宇源次に疑いの目が向けられることに。
北町奉行所同心・薗部理市郎は探索に当たるが、事件の糸口が掴めない。やがて水死体で発見された大工と甚兵衛の共通点が浮び上がり……

時代ミステリ。シリーズ第3弾…だったようで、知らずに読んでしまいましたが、話の大筋的にはそんなに支障はない感じ。
……そのうちに、前2作も読まないと(笑)。

<09/7/15,16>



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