黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『硝子のハンマー』貴志祐介(角川書店)

2012-05-08 | 読了本(小説、エッセイ等)
12階建てのオフィスビル・六本木センタービルに入っている介護サービスの会社・ベイリーフ。株式上場を控えて仕事に追われ、役員たちが日曜にも関わらず出勤していた。
そんな中、社長の頴原昭造が、最上階の社長室で亡くなっているのが、ビルの窓拭きをしていた業者の青年たちによって発見された。
ビルのエレベータは暗証番号を入力しなければ最上階に行けないようになっており、各所には監視カメラやセキュリティも完備されていた。同じフロアには秘書がおり、密室状態。
社長室と扉で続いている、専務室で昼寝をしていた専務・久永篤二の犯行であると疑われた。
久永の弁護人となったレスキュー法律事務所の弁護士・青砥純子は、彼の無実を証明するべく、防犯コンサルタントと称する榎本径の元に、密室の謎を明らかにして欲しいと依頼にやってきた。
ふたりはさまざまな可能性を検証しつつ、真実を探るが……

防犯探偵シリーズ第1弾。防犯グッズのショップを営む(本業は泥棒っぽい)榎本が、密室の解明を依頼にやってきた美人弁護士・純子と謎に挑むお話。
前半は榎本と純子の迷推理、後半は犯人の語り(生い立ちや犯行計画)という構成。
ドラマ『鍵のない部屋』の原作シリーズということで読んでみました(ドラマ自体は1話目の最初10分くらいしか観れてませんが;)。
だいぶキャラクタは違うっぽいですね~(性格とか造形とか設定とかいろいろ)。

<12/5/7,8>


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