哀しい歴史を秘めた百人浜の断崖に聳える白い洋館。
そこに住まう資産家のおばの元に、高校生の涼子は5人のいとこたち……わがままな由莉、美大を目指す理屈屋の哲文、優しい姉のような棹子、しっかり者の真一、そして千波の元婚約者だった研と共に、冬休みを過ごす為訪れた。
しかし、そんな彼らを待ち受けていたのは到着早々起きた絵画消失。そして棹子が部屋から姿を消し、千波の部屋で見つかるという事件が発生。
それは彼らを、2年前崖から転落した、美しく聡明だったおばの愛娘・千波の死の真相解明へと向かわせるが……
昨年亡くなった佐々木さんの、長らく絶版だった<館>三部作の一冊。
佐々木さんの作品は、知ったときには既に絶版モノばかりで、『雪の断章』の他2~3冊しか読めてなかったので、ようやく読めて嬉しいです♪(ブッキングからも全集が発売になりますし)
今ではありふれてしまった感のある設定ではありますが、それを差し引いても魅力的なお話でした。
確かに“少女趣味”ではあるんですけどね(笑)。
<07/1/21>
そこに住まう資産家のおばの元に、高校生の涼子は5人のいとこたち……わがままな由莉、美大を目指す理屈屋の哲文、優しい姉のような棹子、しっかり者の真一、そして千波の元婚約者だった研と共に、冬休みを過ごす為訪れた。
しかし、そんな彼らを待ち受けていたのは到着早々起きた絵画消失。そして棹子が部屋から姿を消し、千波の部屋で見つかるという事件が発生。
それは彼らを、2年前崖から転落した、美しく聡明だったおばの愛娘・千波の死の真相解明へと向かわせるが……
昨年亡くなった佐々木さんの、長らく絶版だった<館>三部作の一冊。
佐々木さんの作品は、知ったときには既に絶版モノばかりで、『雪の断章』の他2~3冊しか読めてなかったので、ようやく読めて嬉しいです♪(ブッキングからも全集が発売になりますし)
今ではありふれてしまった感のある設定ではありますが、それを差し引いても魅力的なお話でした。
確かに“少女趣味”ではあるんですけどね(笑)。
<07/1/21>
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