黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『沈むフランシス』松家仁之(新潮社)

2014-01-20 | 読了本(小説、エッセイ等)
東京での仕事を辞め、北海道北部・湧別川沿いの村に、ひとり引っ越してきた撫養桂子。
郵便配達の非常勤職員として細々と生活しながら暮らしはじめた彼女は、ある日、管轄内に暮らすオーディオマニアの和彦に招かれた。「フランシス」を管理する仕事をしている彼と関係を持つようになった桂子だったが……

北海道を舞台にした恋愛小説。どこか謎めいた雰囲気は漂いつつも、淡々とした語り口で、あまり起伏のないお話。ですが、北海道という舞台にとても似合っていますね。
タイトルとシンプルな装丁に惹かれて手に取りました。ちなみに「フランシス」は発電装置です。

<14/1/19,20>