Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

据え置きウィジェットデバイスって必要?

2011-02-19 23:59:59 | Digital Devices

普段の生活の中で、「情報を取り出すためのディスプレイ」というのは身の回りにずいぶんとたくさんあるものです。

しかしながら、それをざっくりまとめるとすると、リビングのテレビ、PC、そして携帯電話となるのではないでしょうか?これら3つのディスプレイについて、以前マイクロソフトも言及していたはず。
これらの三つのディスプレイの占有率を奪い合うというのが、最近のコンシューマー向けITビジネスのざっくりした目的になっていますけど、一部では「第四のディスプレイ」を模索する動きもあるようです。例えば、iPadとかKindleなどのタブレットとか電子ブックリーダーがそれではないでしょうか。

ところで、先の三つのディスプレイ以外のデバイスと言えば、日本ではマイナーな存在ですが、Chumbyというプラットフォームがあります。これは、タッチスクリーンを搭載した小型の据え置きデバイスで、iPhoneやAndroidのアプリのような形でウィジェットを登録しておいて、Twitterのタイムラインや天気予報、どこぞのライブカメラの映像、写真のスライドショー等を表示できるというもの。最近では、Androidを搭載したフォトスタンドとのあいのこのようなものや、先のChumbyそのもののようなデバイスが登場してきています。

Androidベースのウィジェット・ディスプレイ Webby engadget

Avantis社の Webby は「革命的に新ガジェット」を自称する小型の無線LANデバイスです。インターネットラジオやニュース、メール、フォトアルバムなどのウィジェットをあれこれ盛り込み、タッチパネルで操作できるようになっています。

例えばこんなのです。
でも、改めて見て思うんです。こういうデバイスって必要?

というのも、こういうデバイスが欲しい人は大概スマートフォンを持っていると思うんです。また、店舗での案内だとか、ホテルでのルームサービス用端末として使うつもりなら、それこそタブレットで良いでしょうし。特に据え置き、スマート目覚まし時計をつかう必然性が見当たらないです。Chumbyも初めて知ったときは「画期的かも」と思ったのですが、普及のスピードが遅かったですね・・・

というわけで、「スマート目覚まし時計」は普通に携帯電話に任せておけば丸く収まると思います。WiFiを活用した屋内のみ端末なら、画面の大きさがとれるタブレットで良いでしょうし。・・・ちなみに、Chumbyは日本での代理店が扱いを中止ちゃってますが、Androidマーケットからアプリ版をダウンロードできる模様。使用気分を扱いたい方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか?



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