Androidが絶好調なGoogleのデスクトップOSとして注目を集めるChromeOS。私はAndroidとキャラクターがかぶる様な気がして、最終的にリリースされないんじゃないか?とも思っていたのですが・・・とうとう製品版が出てきましたね。
Googleの「Chromebook」が一般発売へ ITmedia
米Googleは5月11日(現地時間)、開催中の年次開発者会議「Google I/O 2011」において、Chrome OS搭載のNetbook、「Chromebook」を6月15日に一部の地域で発売すると発表した。韓国のSamsungと台湾のAcer製の製品が、米国ではAmazon.comとBest Buyでオンライン販売される予定。
6月15日に発売されるのは、米国、英国、フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、スペインのみ。数カ月中に販売国を拡大するとしている。
強調されている点としては、Googleのオンラインサービスとの親和性。Gmail及びカレンダーほかGoogleAppsのオフライン対応の計画もあり、クラウドと常に連携することで、「ローカルデータが壊れてしまった」「PCの移行がやっかい」を無くなることが最大のセールスポイントになっています。・・・逆に言えば、データのローカル保存は大きく制限される訳ですけど。
スペック的にはほぼ従来からあるネットブックと変わらず・・・クラウドOSを使っていることからSSDは16GBと少なめに押さえられていますけど。気になるお値段は349ドル~499ドルと、これまた従来のネットブックとそんなに変わらない設定となっています。
・・・ちょっと高いかなあ。200ドル台に持ってくると思ったんですけどねえ。
ChromeOSのサービスはWindowsでもそのまま使えるわけですから、「ChromeOSしか使えない」と考えると訴求力が削がれるような。・・・私があんまりGoogleAppsを使っていないからかも知れませんけどね。
発売は6月15日から。日本での発売は未定。果たして日本のPCベンダーはこの波に乗るでしょうか?