ソニーの海外展開モデルが魅力的に見えるのはどうしてでしょうね?
国内メーカーで最もコンスタントにポータブルミュージックプレイヤーを出し続けているソニーから、アメリカ向けに安価かつ高音質なウォークマンを発表しました。
ソニー、音質と性能を両立させた非常に安価なウォークマン「NWZ-E350」シリーズを発表 Gigazine
ソニーのアメリカ法人のプレスリリースによると、9月にエントリーモデルのウォークマンの最新モデルとして「NWZ-E350」シリーズを発売するそうです。価格は4GBモデルの「NWZ-E353」が約70ドル(約6000円)で、8GBモデルの「NWZ-E354」は約80ドル(約6800円)。
エントリーながら、比較的大きな液晶ディスプレイを装備しており、ムービーにも対応する模様。サイズ的にも機能的にも、ライバルはアップルのiPod nanoでしょうか。しかしながら価格的にはshuffleと同価格帯ですから、出来ることを考えるとだいぶんお買い得に見えます。
ノーブランドの製品を選ぶならば、すでに価格は十分こなれていますので、実の所この価格だけならばインパクトは全くない・・・とはいいませんけど、薄いです。しかし、高音質やデザイン性といった「ソニーのブランド力」を持った製品がこの価格ならば、確かに魅力的に見えます。最初の一台を買うならば、実に良い選択肢になり得るのではないでしょうか。
そう、最初の一台ならば。元々ウォークマンなら問題ないですけれど、iPodだとiTunesがいますからね。一度「母艦の音楽管理ソフトウェア」を固定してしまうと、それが足かせになってしまいます。もちろん、データを全部移行してしまえば良いわけですけれど、独自形式のファイルが混ざっていたりすると、それも難しいですし・・・かつてのカセットテープやCD、MDの頃に比べて、出来ることは増えたけど、面倒も色々背負い込んでしまいましたね。
さて、日本に住んでいる身としては、このモデルが日本でも発売されるのかが最大の問題になります。そして、実際の販売価格も。アメリカと同程度となるか、果たして・・・