kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

八戸の夜が明ければ北の大地

2015-09-20 11:47:26 |  北日本

<晴天の青森 ありがとう!>

いゃ~本当に青森では、晴天に恵まれました。

3連ソーラーも過去最高の働きをしてくれましたし、Ver.UPして来て正解だったようです。何しろ、朝10時には残量95%に回復し、その後、冷蔵庫、テレビ、パソコン ON状態で太陽高度が高くなるにつれ、充電電流 15A 前後と成りますから楽なものです。

そんな青森でしたが、大きな用事が二つ有るのです。

一つは奥さまの衣類を宅急便で送ります。預かった3個のバッグはヤマトで段ボール 350円支払い1個の荷物にマトメ送る事が出来ました。

これで肩の荷が一つ降りました。

次は、バンクスのエンジンオイル交換なのです。此処までに、約1800Km走行しましたから、オイル交換時期が来てしまいました。青森で交換か、北海道で交換かと悩みましたが、天気も良く平日でもあり、早目の交換を行う事にしました。

運良く大型のオートバックスがあり、そこで交換する事にしました。初めての他人によるオイル交換と成ります。過去、色々痛い目に合っていますので、出来れば他人に触らせたく無い所ですが、出先では仕方無いですよね。バンクスも初めてのリフトアップです。

当初、上からオイルを抜くと言っていましたが、下から抜いてくれました。しかし、ドレンボルトの脱着を伴いますから心配なのです。

大昔の経験ですが、ドレンボルトを斜めに入れられ、オイルパンのネジを壊された経験があるのです。

今回もヒヤヒヤしながら、作業者の手元を見つめておりました。ここの作業者は腕が良いようで、ドレンボルトは手で仮締めし、トルクレンチを当ててくれていました。こんな基本的作業が出来ない所もあるようですから、気を付けたいものですね。

 

オイル交換も無事終わり、勿論、その場で再確認し八戸に向かう事にします。出先での他人による整備作業はその場で、自分の目視確認は最低限する事にしています。後々問題が出ると対応に手間が掛りますからね。

 

さ~て、いよいよお待ちかねの八戸 六日町 みろく横町の夜です。

お目当ては、昨年も行きました同じお店にしておきました。

流石に1年振りですから、ママもうろ覚え? 忘れられているようでしたが、仕方ありませんね。

合い席したおばちゃんと盛り上がり、ママにも気持ち良く呑ませて頂きました。

ママの写真?  勿論ありますが、KenyのiPhoneの中ですね。

公開の許可を取らなかったものでして。。。。

八戸のコインP泊は、少し離れた所で一晩 500円と良心的でした。八戸にまたハマりそうですね。

ママも釣ったら帰りに寄って下さいとお誘いを受けましたし。。。。翼が。。。翼が。。。。

 

呑んだ後は、良く眠れたのですが、翌日のフェリー出港時間が気に成ったのか早目に目覚めてしまいました。寝てても仕方無いので、フェリーターミナルに移動すると朝の太陽が昇り始め、今日の好天を予想させるものでした。

青森!

好天と良い人達、美しい風景を堪能させて頂きました。

後方には、乗船予定の「シルバークィーン」が入港して来ました。

予約は前日、ネットで申し込み、朝割りで 25,000円が20,000円と成ります。当然ながら、5m以下でキャンカーとしては最安ですね。

いよいよ北の大地です。到着は当日の16時予定なので、お風呂に入りユックリ寝て行きましょうか。

乗船しますと、一番にお風呂に行きます。ここで、少し失敗したのですが、靴を履いて来てしまいました。フェリーではスリッパが脱いだり、履いたりが簡単で使い良いですよね。

今さらですから取りあえず、お風呂に入り、その後は寝る事にします。船に乗れた事で安心したのか眠気が出て来ました。2等室ですが、10畳位の部屋に小生を入れ、2人でしたから貸切のようなものです。

約2時間ばかり眠りますと、頭もスッキリ、船は海上を順調に走っています。

これだけ晴天ですと、波も穏やかで揺れを感じません。

空は何処までも青く、宇宙に繋がっていますね。

白いほうき雲? が薄く棚引きます。

今年もやって来ました。

北の大地!  上陸です。

この瞬間までが長かった事。何せ方向音痴ですから、コルドバンクスの駐車位置が分からず、ウロウロ探し廻ってしまいました。乗船時に通った階段とは別の階段から降りたのが間違いの元でしたね。

何とか探しあてたもので、喜びもひとしおでした。

 

下船後は、苫小牧を順調に抜け、北を目指します。

ここでブロ友さんに会う予定なのですが、連絡が付きません。

そんな状況ですが、取りあえずの本日のP泊ポイントは、「道の駅 しむかっぷ」です。

午後から天候も崩れ、寒く成って来ます。夜間には、この秋 最初のFFヒーター点火と成りました。

翌朝ですが、夜間はほとんど貸切状態でした。

静かに北の大地 一夜目は明けたのです。

 

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三内丸山遺跡

2015-09-19 10:30:33 |  北日本

<三内丸山遺跡の空は青かった>

この所、有り難い事に晴天に恵まれています。

まずは、十和田湖のパロノマからどうぞ。

青い空に白い雲が浮かびます。

白い砂浜はどこまでも続いているかのようです。

十和田湖、奥入瀬を後にし次は青森を目指します。

 

着いた所は、三内丸山遺跡なのです。

ここは、巨大な遺跡が発見されたとの報を聞いており、以前より行って見たいと思っていた所なのです。

入口はこんな感じで、入場、駐車場共に無料なのです。

一般車の駐車場は道路の手前側にあります。

内部に入り展示物を見学した後は、遺跡に向かうトンネル風の通路を通ります。

暫く、遺跡内の漆喰でしょうか? 舗装された通路を歩きます。

今日は、あまりに天気が良く、日向は暑く、汗が拭き上がります。

遺跡の所どころに雰囲気にそぐわない金属製のドーム型の屋根が見えます。

その一つに入って見ますと、発掘時の地層を保存したドームでした。

まぁ~保存は分かりますが、出来たら屋根に草木を植えるとかしてもらうと、雰囲気が壊れ無いのかと思うのですが。縄文時代に頭も心も飛んでいますのに、ドーム屋根は現実に戻されてしまいます。

三内丸山遺跡を一気に有名にした、見張り台と言われている架台です。

青森ヒバで再現された物ですが、直ぐ近くに発掘された当時の遺物が保存されています。

穴の真ん中に見えますのが、柱の遺物ですね。

縄文時代の青森に、これだけの物を建てる勢力が存在していた事に驚かされますね。

地形模型に依りますと、当時の海は遺跡近くまで来ていたようです。

海産物の遺物も沢山、発見されているようでした。

三内丸山遺跡を満喫した後は、明日で奥さまの休みが終わりと成りますので、宿を取っておきました。

 

宿の車の駐車場にバンクスが見えます。

ソーラーパネルは既に、日蔭に入っているようです。

窓からは、夕日百選に選ばれていると言う、夕日を見る事が出来ました。

明日も好天に恵まれそうですね。

宿では、津軽三味線の生演奏もあり静かに青森の夜は更けて行きます。

 

翌朝は、またまた晴天です。

本日で今回の旅が終了する奥さまを、新青森駅まで見送りします。当日でしたが、新幹線の切符も順調に取る事が出来ました。

ここで奥さまとも暫しのお別れです。

 

ここからは単独キャラバンの始まりです。上手く徘徊にならず帰り道も分かると良いのですが。

八戸からフェリーに乗る予定ですので、十和田湖方面に来た道を引き返します。

2速固定で急坂を登り切りますと、萱野高原です。

あまりに景色が良いので、少し広い所に停め、大急ぎで撮影しました。

その後、大きな駐車場に移動しブログUPです。

こんな高原でも4G感度があり、簡単にテザリングでブログUPが出来ます。昨年の北海道でWi-Fi電波を探していたのが信じられない位です。

ソーラーパネルも遂に、パネル電圧 61V 達成!

これは過去最高の電圧です。パネルの3直列 開放電圧 64.8V ですからもう充分にカタログ値達成のようですね。

冷蔵庫、パソコン、ベントファンなど使いながら、BM-1の状況はと言いますと

サブ電圧 14.1V  フロートモードにはまだ入りませんね。

残量    100%

充電     0.4A

この辺りを示してくれますと、心が休まりますね。

 

さて、明日はいよいよ八戸の夜です。

鬼が出るか、蛇が出るか? 期待して下さい。

 

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十和田湖から奥入瀬

2015-09-18 09:09:21 |  北日本

<秋晴れに恵まれます>

すでに北海道に上陸していますが、今朝は行き成り、FFヒーターのお世話になってしまいました。

朝一番のダイネット内温度が14℃と冷え込み、仙台あたりの暑さがまるで嘘のような肌寒さです。

そんな訳で、元気にキャラバンは更に北上します。

今日は、十和田湖と奥入瀬です。

湖面に白い雲が映るほど静かな、佇まいを見せてくれます。十和田湖、何時来ても美しい湖ですね。

展望台から、ふっとバンクスを見ますと、3連ソーラーが見えます。これも何時見ても良い景色で、ここまで、飛びもせずルーフに掴まってくれて居るようです。

この後、勿論右手に見えます通路から施工状態の点検を行ったのは言うまでも有りませんね。(#^.^#)

暫く、走り十和田湖湖畔に向かいます。

9月に入り、平日と言う事も手伝い人出は少ないようです。有料駐車場を振り切り最奥を目指しますと、無料の駐車場が有り、そこに停めさせてもらいました。

湖畔沿いに歩きますと、時折吹く風の音、さざ波の音しか聞こえません。

十和田湖の水は、どこまでも澄み切り、青い空に浮かぶ白い雲を映し出します。

この清らかな水が、奥入瀬に流れるのですね。

ゆっくりと乙女の像まで、静かに歩きました。

高村 光雲の息子、光太郎作の 乙女の像です。これは明治時代の知事さんが発起人と成り、十和田湖を世の人々に知らせ大勢の人達に来て貰いたく思い立案されたようです。当初は自然石でとの案もあったようですが、白紙に戻されました。

その後、昭和に成り製作委員会が起こされ、光太郎に依頼し作られたものだそうです。

尚、乙女の像は彫刻家 高村 光太郎の遺作です。

 

静かな湖畔にたたずむ、乙女の像は青空に映え輝いて見えました。

 

次は、奥入瀬に向かいます。

途中大型観光バスが駐車場でも無い所で、乗客を降ろしていたりします。

やはりここは、奥入瀬沿いに徒歩で歩かなければ、いけません。

十和田湖からの清らかな水は、白く、時に泡立ち緑の木々、苔の間をぬうように流れます。

両側の山々から、小さな滝が流れ落ち、ここは妖精達が住むオゾンの小さな国のように思えます。

暫く歩き、バンクスに戻りますと、木の上から「ボット ボット!」と栃の実が落ちて来ました。バンクスに当たらず良かったと思いながら、早速、手に取って見ます。

 

黒くツヤツヤと輝き、美味しそうに見えます。長野方面では、これから栃餅、栃煎餅とか作りますね。

我が家の奥さまは、何故かこれは栗だと言い張ります。木を、葉を、実の殻を見れば分かりそうに思うのですが、分かりませんね。

そんな弥次喜多道中は続きます。

そろそろ同伴旅も終焉を迎えるようです。

その後、本当の一人旅、キャラバンが続きます。

けっして背中に翼など生やしませんから。。。

 

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岩手県 八幡平

2015-09-17 05:14:55 |  北日本

<八幡平は秋の気配>

雨の遠野から、翌朝は目の覚めるような秋晴れです。

この所、朝夕は涼しいのですが、今朝のような晴天に恵まれますと昼間は暑く、着る物の調整に困ります。

しかし、アウトドアー派には晴天に勝る贈り物は有りませんよね。

泊まった道の駅は、石神の丘。最近、4号線沿いに出来たのか新しい綺麗な道の駅でした。トイレは勿論、ウオシュレット付きです。

4号線沿いと言う事もあり、多数の車が駐車しています。

朝のお勤めが終わりますと、今日は洗濯日和なのです。近場のコインランドりーを探し、大型スーパーを目指します。最初、コインランドリーを見逃し他に行こうとしたのですが、飲料水を補給しょうと戻りますと、どうした事でしょう! 先ほどは気が付かなかった、コインランドリーが有るじゃありませんか。

しっかり洗濯、ブログUPを終わらせる事が出来ました。

近くの道沿いには、もうコスモスが咲いています。

もうしっかり秋色のようです。

その後は、八幡平にある藤七温泉を目指します。ここに至る八幡平アスピーテラインは冬季閉鎖になる急坂の道です。2速固定での登坂で、時に1速まで落ちる険しい道でした。

行って気付いたのですが、ここは混浴露天風呂が主のようでした。

そのせいか、露天風呂には外人とその奥さまが先に入っており、上の湯船は熱いから此方に入れとかたことの日本語で言ってくれます。

勿論、御誘いに乗り入りましたが、小生にはいささかぬるく、上段の熱い湯船に移動しました。

八幡平の雄大な景色の露天風呂に入るのは、ホント気持ち良く、お湯も白い濁り湯ですがサラっとしてスッキリします。3度位出たり、入ったりしお湯を楽しみます。

赤丸部が露天風呂ですが、男湯は道路側から見えるようですね。女性は湯あみ着が必須のようです。

外に簾で囲んだ女性専用の露天風呂があるのですが、そこに行く通路は混浴ゾーンを通る事に成ります。我が家の奥さまは、準備が出来ておらず内湯に入ったようですが、お湯が熱かったとこぼしていました。

こんな時は、男冥利につきますね。

温泉の後、外に出ますと山頂の涼しい風に吹かれ、身体全体がスッキリし最高の気分でした。

ここは、是非立ち寄られる事をお勧めします。何しろ純粋に源泉100%ですから。

 

ナナカマドも赤く熟しているようです。

次は、十和田湖方面に進みます。

途中の道の駅 こさか七滝で一泊しましたが、完全に貸切状況でした。

ここもウオシュレット完備で、翌朝、地元の方が持ち寄ったブドウをお得に買い求める事が出来ました。

そして、本日も秋晴れです。

ブログは続きますが、本日、北の大地に向かい旅立ちます。

それでは、フェリーの乗船手続きが有りますもので、本日はここまでとさせて下さい。

 

 

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男のロマン 遠野

2015-09-16 15:24:52 |  北日本

<遠野のロマンは破れました?>

今日は、雲一つ無い晴天に恵まれています。

仙台で痛い目に合い早朝から移動し、岩手県 遠野市を目指します。

本題に入る前に、このブログは青森県 萱野高原(かやのこうげん)からのUPと成ります。八甲田山の麓に展開する高原ですが、普通にテザリングでUPが可能なのです。WiFi電波をさがしていたのが嘘のようです。

 

さて本題ですが、遠野市は以前より行って見たかった地なのでした。この、「とおの」と言う音、響きが良いと思われませんか? 遠野物語 柳田 國男からイメージされる、日本の原風景 農村、小さな淵や池、何かが潜んでいるような。。。。

そんな、男のロマンを一度訪ねて見たかったのです。

釜石線 遠野駅。

柳田 國男の時代には、釜石線は無く、花巻から人力車で遠野に入ったそうです。

柳田はここで、佐々木喜善に出会い遠野に古くから伝わる民話を聞いて育った、佐々木の話を遠野物語にまとめたようです。

 

ここまでは、順調に来たのですが、キャンカーが停められる駐車場が無いのです。良く整備された駐車場が有るには有るのですが、総べてゲート付き、料金機の屋根が通路側に出ており、背の高いキャンカーは入れません。市内をウロウロ走りましたが、3ケ所 総べての駐車場が入れません。

それでは、市立博物館はどうか? と行きますと日曜日は休館でした。

 

雨も激しく降り出し、諦める事にしました。

一か所位は見たいと、南部曲り屋 千葉家に向かう事にします。

ここは、国道の傍に大きな駐車場が有りました。当然ながら無料です。

入場料 300円を支払い、見学します。大きな茅葺の曲り家には、当時、馬20頭と同居していたようです。

千葉家は、江戸時代には肝煎りを務め、武士の身分を持つ家柄だそうです。また広大な農地を所有し農地解放前は遠野駅から家まで、他人の土地を通らず行き来出来たほどだそうです。

大きな梁は、青森ひばでしょうか?

馬小屋らしき後ですが、現在でも馬の匂いがします。

茅葺の屋根は相当傷んでいるようで、既に大改修は決まっているようです。

裏庭に出ますと、キキョウでしょうか? 雨に濡れ咲いています。

遠野、もう少し時間を掛けゆっくり巡りますと、違う側面を見せてくれるのでしょう。

これ位の無料駐車場が、ポイント毎に整備出来ないでしょうか?

人が大勢来ますと、遠野物語のイメージが崩れるでしょうか?

静かな山村は、雨に霞んでいました。

もったいないような。。。。

 

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