kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

キャンカー専用アルミホイール出ました

2018-07-01 10:34:31 |  アルミホイール

<バンテックがやってくれました>

昨日は5番目のお孫チャン、初宮参りでブログUP出来ず失礼しました。

 

Kenyの予測通りと言いましょうか、関東は早々と梅雨明けしたようです。

いよいよ日本の暑い夏がやって来ました。

そんな梅雨空を晴らさんとばかりに、バンテックから朗報が届いたようです。

(*^_^*)

 

待ちに待ちました、キャンカー専用アルミホイールの発売なのです。

その名はマッドキャンパー!!!

デザインは所謂、ブラックポリシュタイプです。

カムロードに装着可能な、6J 15インチ インセット28なのです。

 

当然ながらハブ径は、106.2mm!!!

長年、ハブ径の重要性啓蒙活動して来た甲斐が有ったと言うものです。

 

ホイールナットの色は2種類有ります。

クロームメッキと黒メッキ品です。

ナットの色違いでもイメージが変わって見えますね。

 

唯一、残念な事はセンターホイールキャップ設定が無い事でしょうか。

しかし、ここはキャンカー専用ホイール発売だけでも良しとしたい所ですね。

今回のファースト製造ロットは、バンテック各店舗 2~3セットのようです。

第2ロットの搬入は、8月に成るようですから、希望の方は早目の問い合わせが大切でしょう。

 

因みに当該アルミホイールの詳細は、バンテック京都 スタッフブログに有ります。

http://www.vantech.co.jp/kyoto/

バンテックとしては、大々的に発表広告はしないようですね。

今思えば小生のワイルドクルージングは、良いアルミホイールに出会えたものです。

な~~んて、少々自慢してしまいましたが、今回のマッドキャンパーも良さげな出来です。

さぞかし、人気に成るでしょうね。

 

お値段は各自でお問い合わせ下さいね。

早目の方が発売記念価格も有るようですから。

 

 

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<参考>  バンテック


カムロード鉄チンホイールのハブ径??

2018-06-26 15:03:34 |  アルミホイール

<現物測定しか有りません>

今朝も気温がうなぎ登りです。

そんな暑いさなかですが、保管していましたカムロード純正標準鉄チンホイールのハブ径を測定しました。

(@_@;)

鉄チンホイールのハブ径は、今までネット情報を鵜呑みにしていましたが、どうやら違いが有ったようです。

 

2016年時点 「ハブ径は重要」でのハブ径 106.1mmと記載。

https://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/4699762bc6b47a39707067d1be6299fd

 

2018年辺りのアルミホイール記事で、何故かハブ径 106.5mmと記載しました。

まぁ~記憶での記述でしたから、間違ったようです。

お許しあれ。

 

そこで、今回は現物の鉄チンホイールのハブ径を測定しました。

 

カバーを掛け大切に保管していました、鉄チンホイールです。

カバーをめくりますと、案外綺麗な顔を見せてくれました。

(*^_^*)

ハブ径測定は、バルブ位置を基準としホイールボルト穴部及びホイールボルト穴間中央のハブ径直径をノギスで測定しました。

ノギスの測定ジョウは短く、ハブ穴に届かない為、金属パイプで補助し測定としました。

 

測定箇所は合計で、4ヶ所と成りました。

 

この鉄チンホイールは、約2年3ヶ月 5万キロ走行している事をお含み置き下さい。

 

測定結果です。

 №3のみハブ径は、106.25mmとホイールナット締込みによる永久変形の影響と考えられる寸法マイナスが見られた。

その他の箇所は、106.3mmが計測された。

サンプル数は1ですが、平均は106.29mmと成りました。

 

この計測結果から、カムロード純正標準鉄チンホイール ハブ径は、106.3mmと考えられます。

但し、公証ハブ寸法は106.2mmです。

 

以下はKenyの計測値です。

ハブ径は、106.1mmでも106.5mmでも無かったのです。

106,3mm時のハブクリアランスは、半径で0.15mm、直径で0.3mmと成ります。

 

いゃ~~~、この測定結果には驚かされました。

106.3mm!!! ですからね。

汗を掻いた甲斐が有りました。

(*^_^*)(@_@;)

 

 

次に良く有る疑問に付いてです。

ハブクリアランスが、直径で0.3mmあるとしますと、片側にホイールが偏った場合は、クリアランスが0.3mmとなりガタガタでは無いか?と言うものです。

 

ここで、また弾性域変形、塑性域変形(そせいいきへんけい 永久変形)のお話が出て来るのです。

鉄チンホイールでカムロードをお乗りの方は、経験則でホイールを外そうとしますと、ハブ穴が車体側ハブに干渉し外れ難い経験があろうかと思います。

力一杯ホイールを引きますと、キィーキィーと擦れ音を発しながらの取り外しと成ります。

 

この状態は、ハブ穴が塑性変形し本来有るハズのクリアランスが狭く成り擦れ音が出ているのです。

ハブ穴の塑性変形は、ホイールナットの締付けトルク、走行に寄る荷重印加により発生します。

 

ハブ穴端面と、ナット座の状況です。

赤矢印部はホイールのプレス加工時に発生します、切断面と成ります。

寸法的にはこの切断面部の内径が最小と成り、写真のように強当りを呈しています。

黄色矢印部は、破断面ですから寸法は大きくなり、塗装が乗っている事からも車体側ハブに当っていない事が分かります。

同じく、他の部分を見て行きます。

赤矢印部が切断面ですから、車体側ハブに当り摩耗した痕跡が認められます。

この様な 当り状況がハブ径全周に渡り、発生しています。

前段で申しましたように、最悪時ハブクリアランスは0.3mmと成りますが、実際のホイール締付け状態では、ホイールは弾性変形しそのハブ径は小さく成ります。

弾性変形部は特にハブボルト付近が大きく、締付けられた状態ではクリアランスはほぼゼロ状態と考えられます。

弾性変形ですから、締付けを外しますと元の内径に一部の塑性変形部を除き戻ります。

 

従いまして、「ハブ穴基準のホイール取付に於いて、ホイールは動く」は揺るがないのです。

また最悪クリアランスも正しいフィティング、締付けトルク、増し締めが行われる限り問題は有りません。

まぁ~~長々とお話しましたが、今回現物測定を行いハブ径が106.3mmで有る事が判明しスッキリしました。

そんなポイントを抑えたアルミホイール化は、止められません。

勿論、鉄チンホイール愛好も有りですよ。

工業製品はポイントを抑えますと、そのように働いてくれるものです。

まぁ~昨今は海外製の中には、粗悪品も有るには有るようですから、キャンカーには重量に名実共に負けない国産品をお勧めします。

 

暑く成りましたから、お出掛けもおっくうなような。

秋が今から待ち遠しいKenyでした。

 

 

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ホイールが動くとは???

2018-06-25 11:48:33 |  アルミホイール

<ミクロの世界の出来事>

今朝は太平洋高気圧に覆われ、朝から気温が上昇しています。

キャンカー最悪シーズンが始まったようですね。

(@_@;)

まぁ~Kenyがキャンカー最悪シーズンと言いますのは、暑さで気持ち良く就寝出来ない事からそのように呼んでいます。

勿論、エアコン装備、充分な電力が有りますと、この限りでは無いのですが・・・・

 

そんな今日は、ホイールが動くミクロ? マクロ?の世界のウンチクです。

ハブボルトにホイールナットで締結された「ホイールが動く」と言いますと、一般的には理解し難い概念かと思われます。

勿論、動くと申しましても、0.1~0.2mmも動くものでは有りません。

仮に0.1mmも動きますと、これはもう~~完全なトルクダウン、緩み状態でガタガタと呼べる水準です。

 

カムロードの標準ホイールは、御存じの鉄チンホイールですね。

写真はリアホイールですがホイールナット6個が、規定トルク120N・mで締付けられ、動くハズが無いと思えます。

しかし、この締付けは弾性域での締結と成ります。

弾性域とはネット上に沢山資料が有りますので、ここでは詳細はお話しませんが、ホイールナットで締付けられたホイールボルトには引張力が発生し、ホイールボルトは引き延ばされています。

この状態からホイールナットを緩めますと、発生していました引張力は開放され、ホイールボルトは元の長さ、位置に戻ります。

このような領域で締結された状態を弾性域締結と言います。

 

ホイールが動く証しは、締結されていました鉄チンホイールを外し、ホイール側ハブ面を見ますと一目瞭然なのです。

ハブ面を更に拡大します。

車体側ハブ面に当っている面は、赤丸印で示しましたごく一部で小さな面、線当りとも言える部分です。

ここでは面当りと称しますが、その面当り部分の表面は叩かれ表面組織が磨滅し光沢を帯びています。

本来、面当り部にも黒塗料が乗っていたハズですが、既に磨滅し消滅しています。

そしてホイール材料鋼板の金属部が露出しており、その表面は先程述べましたように光沢を帯びています。

一般的に金属表面がこのような光沢面を呈する場合は、何らかの硬質金属により叩かれ摩擦された場合に発生します。

 

具体的な硬質金属とは、ホイール取付面である車体側ハブ面と成ります。

 

「ホイールが動く」とは、このレベルでの動きを言います。

弾性域で締結されました、構造体は締結荷重以上(各部の摩擦力含む)の荷重が印加されますと、動いてしまうのです。

 

実際のホイールで考えますと

①、走行動荷重が締結荷重より大きい場合。

②、走行動荷重がホイール曲げ荷重(ホイール自体の曲げ強度、変形タフネス)より大きい場合。

 

具体的例で見ますと、キャンカーがフル積載(車重 3.5トン)で、高速道を時速100Kmで走行中に橋等の段差に乗り上げ越した場合には、ホイール締結部には如何ほどの荷重が掛かるのでしょうか?

想像するだけでも恐ろしいのですが、日常の走行に於いては有りがちなパターンなのです。

 

しかし、安心して下さい。

この様な状況も含め自動車メーカーは各種試験、耐久試験でその安全性は保証しています。

従いまして、アルミホイール化時に標準ホイールの設定を崩さない事が重要に成りますから、ハブ径合わせが重要なファクターと成ります。

 

過去ブログで、ハブ径は重要とのテーマをUPしていますので参照下さい。

https://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/4699762bc6b47a39707067d1be6299fd

 

ホイールは動くとは、一般的な概念では有り得ないですが、ミクロ、マクロの世界では動いていたのです。

 

そんな訳で、アルミホイール化も正しく行いますとキャンカーでも装着可能と成るのです。

アルミホイール選定、取付が正しく行こなわれましても、過積載しますと入力荷重オーバーですからホイールナット緩み等の不具合に繋がる恐れは有ります。

従いまして、キャンカーも乗用車も家電機器も正しく使用する事が重要ですね。

 

 

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ハブリング装着でもホイールナットが緩む?!

2018-06-23 14:37:49 |  アルミホイール

<緩む要因を考えてみた>

今朝の東海は曇り空で明け、小雨に変わっています。

梅雨明けは7/15頃と予想されており、今年は陽性な梅雨なのでしょうか?

 

せめても青空のコルドバンクスからご覧下さい。

先日来、アルミホイール購入のお話をしていまして、その中のコメントにアルミホイールにハブリングを装着していたが、ホイールナットが緩んだと言う訴えが有りました。

ホイールナットが緩んだ状況は不明ですが、考えられる要因を洗い出し緩み防止対策としたく思います。

【アルミホイールのハブ径を合わせる】

カムロードの標準鉄ちんホイールハブ径 106.2mmです。

それに対し、車体側のハブ径は106.0mmです。

従いまして、半径で片側 0.1mmのクリアランスを持っていますが、このクリアランスがゼロですと組付ける事が出来ません。

組付けに最低必要と成る、クリアランスなのです。

 

写真では殆どハブ径は密着しているように見えます。

実際に取り外して見ますと、ハブ径の数か所が車体側ハブに当り、車重の一旦を受け持っています。

この辺りが、アルミホイール化に伴いハブ径を合わせる事が重要との根拠です。

【ハブ径 106.2mmのアルミホイールが見つからない場合】

キャンカー、カムロードの生産数は一般的な乗用車に比較しますと、格段に生産数が少なく、更にアルミホイールを装着する方の人数は少ないと考えられます。

その影響からか、市販されているアルミホイールでハブ径106.2mm品は皆無と言えます。

 

そこでKenyの場合は、ハブ径 108mmアルミホイールにセンターキャップ肉厚1mm品を組み合わせ、ほぼハブ径 106mmを得ています。

 

その他の方法では、ハブリングを装着する方法が有ります。

アルミホイール ハブ径 110mm品に肉厚2mmのハブリングを装着し、ハブ径を合わせる手法ですね。

(赤丸は無視して下さい、過去写真です)

今回はこのハブリングを装着していたにも関わらず、ホイールナットが緩んだと言うものです。

 

【正しいホイール取付と締付け方法】

ホイールの取付は、鉄ちんホイールもアルミホイールも基本的に同一です。

 

大きく分類しますと、次の2項目が重要と成ります。

1、正しいフィッテイング。

2、正しい締付けトルク。

 

正しいフィッティングとは、車体側ハブ面にホイールを正しく取り付けるとの意味です。

以下にその手順を示します。

 

1、ハブ面、ホイール側ハブ面の錆び、異物は取り除く事。

4月にKenyが車検整備した時のハブの錆び状況です。

前回の車検から2年経過していますが、1年前のアルミホイール化時点で一度錆びは落としていました。

余談ですが、前回の錆び落としはワイヤーブラシで落としましたが、今回はドリルに取り付けましたワイヤーブラシを使用しました。

 

錆び落とし後のハブ面状況です。

表面には錆び防止の為、極薄くグリスを塗布しています。

尚、ホイールボルトには油脂類は塗布しません。

間違って塗布しますと、ホイールナットが緩みますから厳禁です。

 

2、ホイールを車体側ハブ面に正しくフィッテイングする。

これは簡単そうですが、ホイール・タイヤは約30Kg有りますから、案外難題なのです。

正しいフィッテイングとは、ホイール・タイヤのセンタリングとも言われるようです。

車体側ハブ面センターに対し、ホイールセンターを合わせ組付ける意なのです。

 

これを疎かにしますと、締付けトルクが食われ必要な軸力(ホイールナット締付けによりホイールボルトに発生する引張力)が得られず、ホイールナットの緩みに繋がります。

 

具体的組付け方法は、ホイール・タイヤをハブ面に取付後、手でタイヤ外周を強く押しハブ面に密着させます。

その状態でホイールナットを指先で、仮付けを行います。

ホイールナットのネジ部、座面共に油脂類は塗布厳禁です。

 

ホイールナットの座面が軽くホイール側座面に当るまで、工具を使用し締付けます。

その状態で、再度タイヤ外周を強く押しフィッテイングを図ります。

タイヤを浮かした状態で、締付けられる範囲でホイールナットを工具で締付けます。

写真はタイヤが地面に接地していますが、イメージとして参照下さい。

 

3、ジャッキをタイヤが地面に接地する程度まで降ろし増し締めする。

ジャッキを完全に降ろしますと、車重がホイール・タイヤに総て掛かりフィッテイングが乱れる恐れが有ります。

工具を使用し、ホイールナットを締付けます。

この時、トルクレンチをお持ちの方は使用し締付けて下さい。

当然ながら対角線上に締付け、均一に締め込みます。

 

この時、規定トルクまで締付ける必要は有りません。

規定トルクは大きなトルクですから、完全にジャッキを降ろし増し締めで規定トルクとします。

 

4、ジャッキを完全に降ろし規定トルクまで増し締めを行う。

工具(お持ちの方はトルクレンチ)を使用し規定トルクまで、対角線上にホイールナットを均一に増し締めを行います。

因みにKenyはトルクレンチは持っておらず、手感レンチ使用です。

(@_@;)

これで終わりでは無いのです!

 

5、町内一周後の増し締め

覚えやすいように町内一周と言いましたが、3~5Km程度走行し再度増し締めを行います。

走行により車体の荷重が掛かり、ホイール・タイヤも回転しますから、フィッテイングが進みます。

それに伴い、ホイールナットの締付けが緩みトルクダウンするのです。

 

そこで再度締付けを行いますと、6個のホイールナットの内、2~3本は1/8~3/8回転程度増し締めが出来るのです。

これをなおざりにしますと、ホイールナットの緩みに至る恐れがあるのです。

 

最近は某用品屋さんでタイヤ交換しますと、100Km走行後に再度の来店を依頼し増し締めを行うようです。

これも以前は無かった事ですね。

 

 

以上よりアルミホイールにハブリングを装着していたにも関わらず、ホイールナットが緩んだとのお話は、この町内一周増し締めが出来ておらず、フィッテイング不足が有ったと推察します。

また忘れてはいけないのが、過積載ですね。

過積載を行いますと、ホイール・タイヤに異常な荷重が掛かりトルクダウンに繋がります。

この辺りは正しい使用方法に成りますから、また別途でしょうか。

アルミホイール化も正しく行いますと、何ら不具合は発生しません。

キャンカーにもアルミホイールは装着可能なのです。

 

尚、今日のお話は軽四からキャンカークラスまで使える方法ですから、是非採用して頂きアルミホイール化をお楽しみ下さい。

アルミホイール化で見栄えは完全に向上するのですから、諦めたくは無いですよね。

 

 

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はげみに成りますから。


アルミホイール選択基準まとめてみた

2018-06-12 14:20:53 |  アルミホイール

<専門用語が多く難解かも?>

今朝は歴史的?かも知れない米朝会談中継に見入ってしまいました。

何れ、期待支持されない体制は崩壊するのでしょうが、その間に国民の被る被害は並大抵で無い事は歴史を見れば明白な事実でしょう。

拉致被害者の無条件解放を強く期待したいものです。

 

本日は誰にも出来る? アルミホイール選択をまとめて見ます。

いゃ~~、ブログ専用パソコンのACアダプターが壊れまして、パソコンが使えず写真等も使えない状況なのです。

そんな訳で過去写真を探していますので、時間が掛かります。

(@_@);

 

アルミホイール化の場合、カムロード標準鉄ホイールと同等仕様で有れば、何ら問題は無いですよね。

しかし、アルミホイール化する以上はワイド化、デザインに凝りたく成ります。

 

因みに鉄標準ホイール仕様です。

①、5.5J×15 インセット +30

②、ハブ径 106.2mm

③、PCD(取付ネジダイア) 139.7mm

④、取付穴数 6

⑤、金属製エアーバルブ

⑥、アルミホイールの場合、強度表示が必要。

   JWL-T表示 強度990Kg

 

この6項目と同等アルミホイールで有れば、干渉等の問題も無く取付可能なのです。

しかし、実際のアルミホイール化には、リム幅をワイド化したいとの希望も出て来ます。

標準鉄ホイールが5.5Jに対し、タイヤもワイド化し215辺りを装着するとすれば、6Jは欲しく成ります。

 

そうしますと、此処から苦悩のアルミホイール探しが始まるのです。

(@_@);

 

上記③、④、⑤は割と簡単に揃うのですが、問題は②のハブ径なのです。

これを安易にハブ径110mmを装着しますと、車体側ハブ外径で受け持つ荷重が総てホイールボルトに掛かり、ホイールクリップナット緩み、ホイールボルト折損等の不具合に繋がるのです。

 

ホイールの各専門用語です。

上記表の中で、間違い安いのが⑥番のインセットです。

イインセットが大きく成りますと、ホイール全体が車体の内側に入ります。

標準インセット +30 → アルミホイール化 +33としますと

 

アルミホイールは車体内側に、3mm入ります。

これでナックル、タイロットエンド、ブレーキホースとのクリアランスが狭く成ります。

 

同時にワイドリム化を考えて見ますと

標準リム幅 5.5J → 6J としますと

1Jは約25.4mmですから

6J-5.5J=0.5J

0.5×25.4=12.7mm

リム幅は均等割と考えて、12.7/2≒6.4mm

 

従いまして

3mm+6.4mm=9.4mm 車体内側に入ります。

9.4mm、リム端が車体内側に入りましても、各部に充分なクリアランスが必要と成ります。

最悪ブレーキホースに干渉、切断、傷付きますと悲惨な事に成りますからね。

 

装着確認が必要と言いますのは、この点なのです。

出来ましたら、装着確認、実績のあるアルミホイール、販売店を選びたいものです。

また、通販の場合は返品保証のあるお店を選択したいものです。

 

次に問題のハブ径です。

上記写真で赤矢印部がハブ径ですね。

カムロードの車体側ハブ径は、106mmです。

そして案外見逃し安いのが、ハブの出代なのです。

カムロード(2WD)車体側ハブ出代が、約60mm弱と大きくアルミホイールを完全に貫通します。

現行ハイエース200系のアルミホイールの中には、ハブが貫通出来ない物が有りますから要注意です。

 

次にハブ径106mmに合致するアルミホイールが販売されていないのです。

一部販売店で高額特注アルミホイールが存在しているようですが、現実的ではありません。

また、バンテックからキャンカー専用アルミホイールが販売されるとの情報も有るようです。

価格、デザイン、ハブ径、強度共に良い物が販売されると良いのですが。

 

そこで、苦肉の策でハブ径 108mmのアルミホイールを選択するのです。

これに金属製のセンターホイールキャップ 板厚1mmを装着しますと、その内径は106mmと成ります。

まぁ~ハブリングと比較しますと、ルーズな嵌め合いと成りますが、kenyはこれで今日まで問題無く来ています。

 

キャンカーのアルミホイール化は管理項目が多く、品数が少ない所からの選択と成りますから難しい物があります。

しかし、マッチングの良いアルミホイール化が出来ますと、喜びも大きいようです。

まぁ~、6月末のバンテック製 アルミホイール販売を待つのが現在の所、得策でしょうね。

このアルミホイールが売れますと、次に続くホイールメーカーも出現する事でしょう。

 

キャンカーのアルミホイール化、お話しが過去のものに成ると良いのですが・・・

 

 

<参考> ブリヂストン