<走行充電不足 確証が持てました>
東北、北海道で台風被害が拡大しているようです。
キャラバン中の方は、洪水、土砂災害等にお気を付け下さいね。
また、被災者の方々には、この場をお借りしお見舞い申し上げます。
東海は台風一過、今朝も涼しい朝を迎えています。
しかし、最高気温は30℃前後の予報で、午後からは暑く成るのでしょうか?
そんな今日は走行充電に付いてです。
掲題がお困りの方に、朗報でも有るかのように見えますので、最初にお断りしておきます。
充電不足に今の所、改善策は無く原因が判明したとのお話です。
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既にお話していますように、喉風邪対策として運転席に温度、電圧のモニターを取付ました。
このモニターは、日時、室内外温度、電圧が表示出来る優れ物なのです。
今回の新設に当たり、電圧計はメインバッテリー(カムロード車載)の電圧モニターとしました。
まぁ~こう言いますと大それた聞こえ方ですが、ACC(アクセサリー)回路、平たく言いますとシガーソケットに接続しました。
【本題に入る前に予備知識です】
キャンカーのバッテリーは、大きく2系統に分かれます。
1、ベースシャーシのカムロードに電源供給します、メインバッテリーです。
(赤丸は無視して下さい。 過去写真です)
2、キャンピング装備に電源供給します、サブバッテリー系です。(以下 サブ)
サブバッテリーは、通常1~3個搭載し、容量は100Ah(アンペアアワー)~300Ahと成ります。
このサブバッテリーは、所謂ディープサイクルバッテリーと言われる物で製品に依りますが、300~2、000サイクルの充放電が可能です。(ここでは鉛電池限定でのお話です)
問題なのは、バッテリー充電はそのバッテリーが持っている電圧より高い電圧を掛けないと充電出来ない事なのです。
因みに上記写真の「XINNENG」製バッテリーのメーカー推奨充電電圧は 14.5Vなのです。
「パワーソニック」製もメーカー推奨充電電圧 14.4~14.7Vなのです。
良く見かけます、ACデルコボイジャーのメーカー推奨充電電圧 14.5V。
以上、長々とお話しましたが、ディープサイクルバッテリーの充電電圧は、各メーカー品共に14.5Vを必要とする事を理解して頂きたいのです。
前段でメインバッテリーに電圧モニターを取り付けたとお話しましたが、先日のキャラバン中に電圧監視をしていました。
その結果、最大電圧 13.4Vまでしか上昇しないのです。
写真では13.0Vを表示していますが、13.4V以上には電圧上昇はしませんでした。
まぁ~これは正常と言えば正常なのです。
カムロードのメインバッテリーを充電する設定の車体側ボルテージレギュレターは、メインバッテリーの電圧を監視し充電電圧を決定しているのですから。
先日のキャラバンから帰ってのサブ状況です。
電気負荷は冷蔵庫、デュアルソースエアコン稼働し、連続約300Km走行し帰着後、1時間経過した状態です。夜間に付き、ソーラー充電は入っていません。
サブ電圧 12.9V
残量計 95%
(下のモニター電圧は、シングルサブ電圧)
ある意味、ご自身と同じ状況だと安心された向きも御有りかも知れませんね。
結論を申しますと、走行充電では、ディープサイクルバッテリーのサブは満充電には成らないと言う事です。
(走行充電電圧はシャーシ側のボルテージレギュレターに電圧が支配される)
しかし、健康なサブであれば、残量80~95%までは回復出来ると言う所なのですね。
まぁ~これ位で妥協でしょうか。
無駄なコストを掛け、これ以上のキャンカー価格高騰は避けたいですからね。
キャンカーに取ってサブ、電源は重要な要素だと思います。
ここは賢く使い、長く健康寿命を維持し、お得に楽しみたいものです。
天候も良いようですから、少し翼を伸ばして見ましょうかね?
秋色を求めて。。