kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

走行充電でお困りの貴兄に

2016-08-31 10:54:10 |  バッテリー

<走行充電不足 確証が持てました>

東北、北海道で台風被害が拡大しているようです。

キャラバン中の方は、洪水、土砂災害等にお気を付け下さいね。

また、被災者の方々には、この場をお借りしお見舞い申し上げます。

 

東海は台風一過、今朝も涼しい朝を迎えています。

しかし、最高気温は30℃前後の予報で、午後からは暑く成るのでしょうか?

 

そんな今日は走行充電に付いてです。

掲題がお困りの方に、朗報でも有るかのように見えますので、最初にお断りしておきます。

充電不足に今の所、改善策は無く原因が判明したとのお話です。

(@_@;)

既にお話していますように、喉風邪対策として運転席に温度、電圧のモニターを取付ました。

このモニターは、日時、室内外温度、電圧が表示出来る優れ物なのです。

今回の新設に当たり、電圧計はメインバッテリー(カムロード車載)の電圧モニターとしました。

まぁ~こう言いますと大それた聞こえ方ですが、ACC(アクセサリー)回路、平たく言いますとシガーソケットに接続しました。

 

【本題に入る前に予備知識です】

キャンカーのバッテリーは、大きく2系統に分かれます。

 

1、ベースシャーシのカムロードに電源供給します、メインバッテリーです。

  (赤丸は無視して下さい。 過去写真です)

2、キャンピング装備に電源供給します、サブバッテリー系です。(以下 サブ)

サブバッテリーは、通常1~3個搭載し、容量は100Ah(アンペアアワー)~300Ahと成ります。

このサブバッテリーは、所謂ディープサイクルバッテリーと言われる物で製品に依りますが、300~2、000サイクルの充放電が可能です。(ここでは鉛電池限定でのお話です)

 

問題なのは、バッテリー充電はそのバッテリーが持っている電圧より高い電圧を掛けないと充電出来ない事なのです。

因みに上記写真の「XINNENG」製バッテリーのメーカー推奨充電電圧は 14.5Vなのです。

 

「パワーソニック」製もメーカー推奨充電電圧 14.4~14.7Vなのです。

良く見かけます、ACデルコボイジャーのメーカー推奨充電電圧 14.5V。

以上、長々とお話しましたが、ディープサイクルバッテリーの充電電圧は、各メーカー品共に14.5Vを必要とする事を理解して頂きたいのです。

 

前段でメインバッテリーに電圧モニターを取り付けたとお話しましたが、先日のキャラバン中に電圧監視をしていました。

その結果、最大電圧 13.4Vまでしか上昇しないのです。

写真では13.0Vを表示していますが、13.4V以上には電圧上昇はしませんでした。

まぁ~これは正常と言えば正常なのです。

カムロードのメインバッテリーを充電する設定の車体側ボルテージレギュレターは、メインバッテリーの電圧を監視し充電電圧を決定しているのですから。

 

先日のキャラバンから帰ってのサブ状況です。

電気負荷は冷蔵庫、デュアルソースエアコン稼働し、連続約300Km走行し帰着後、1時間経過した状態です。夜間に付き、ソーラー充電は入っていません。

サブ電圧 12.9V

残量計 95%

(下のモニター電圧は、シングルサブ電圧)

 

ある意味、ご自身と同じ状況だと安心された向きも御有りかも知れませんね。

結論を申しますと、走行充電では、ディープサイクルバッテリーのサブは満充電には成らないと言う事です。

(走行充電電圧はシャーシ側のボルテージレギュレターに電圧が支配される)

しかし、健康なサブであれば、残量80~95%までは回復出来ると言う所なのですね。

まぁ~これ位で妥協でしょうか。

無駄なコストを掛け、これ以上のキャンカー価格高騰は避けたいですからね。

キャンカーに取ってサブ、電源は重要な要素だと思います。

ここは賢く使い、長く健康寿命を維持し、お得に楽しみたいものです。

 

天候も良いようですから、少し翼を伸ばして見ましょうかね?

秋色を求めて。。


キャンカー購入予定の方に(冷蔵庫)

2016-08-30 10:37:31 | キャンカー考察

<冷蔵庫も電気が無いとただの箱?!>

今朝の東海は、昨夜からの雨も上がり気温 27℃と涼しい朝を迎えています。

この夏、初めてエアコンも入れず喉風邪にも良い影響を与えてくれそうです。

そんな今日は、キャンカー購入予定の方に送ります、第二段 冷蔵庫です。

キャンカー旅の楽しみの一つは、やはりその土地、土地の名物、美味い物を手に入れ、冷えたビールを心おきなく楽しみ、その後はオンザロックでも傾け至福のひと時を過ごす事でしょう。

そこで必要と成る物が、ビールを冷やす冷蔵庫です。

コルドバンクスにはオプションで、Vitri frigo製 60L(リットル)の冷蔵庫を搭載しています。

因みにイタリア製で、お値段 151,200円! お高いですよね。

家庭用冷蔵庫ですと、良い物が買えるお値段ですね。

(@_@;)

 

ここからが本日の本題です。

この冷蔵庫を稼働させるには、DC12V電源を必要とします。

【定格】

電圧/ワット数  DC12V  42W

容量        60L

計算上の消費電流  42W/12V = 3.5A

通常コンプレッサーが作動しますと、3.5Aの電流を消費します。

夏場に冷蔵庫は、24時間稼働と成ります。

但し、コンプレッサーは設定温度を維持する為にのみ作動しますが、サブバッテリー(以下 サブ)に取りましては大きな負担と成ります。

特に夏場はデュアルソースエアコンを使用しますので、サブ電力は出来るだけ温存しておきたいのです。

容量 60Lの上は90Lに成りますが、容量の増加と共に消費電力も大きく成ります。

確かに容量90L品には、沢山の食糧が入りますから良いように見えますが、電気的には苦しく成ります。

以前は3Way方式 DC12V、AC100V、ガスが使える製品が存在していました。

現在でも販売はありますが、ビルダーからは敬遠されているようで、DC12V品が大勢のようです。

ガスが使えますと、長期キャラバン等では走行せずとも無音で良く冷えたものです。

ガス漏れの警戒なのでしょうか? しかし、ギャレーコンロはガスなのですが。。。。

まぁ~過去2台の冷蔵庫 AC100V系のヒーターは断線も有りましたが。。。

(@_@;)

冷蔵庫一つ取りましてもキャンカーならではの悩み事が有りますね。

考え方に依っては、通常は60L冷蔵庫とし、多人数の場合はクーラーBoxを追加する方法も有りますね。

それに日本にはコンビニ、各所のスーパー、道の駅も有り、食料の調達には困りません。

 

何れにしましても夏場のキャンカーは、電気を如何に温存するかで快適生活が決まると思います。

その点でも現代のキャンカーにはソーラーは外せないのかと、やはり電気を無音で作り出してくれるのは有り難いものです。

あくまでキャンプと割り切るか、少しでも快適化と思うかは、其々の価値観で決まるとは思いますが。。。

 

そろそろキャンカーベストシーズンが始まりますね。

秋!


またまた広島にGO!

2016-08-29 09:17:14 |  西日本

<猛暑の中、西日に向かい走行>

台風の影響で今朝も曇り空で明けました。

昨日も雨が降り、緑も一心地付いたようです。

 

先週末は所用で、故郷の広島県に行って来ました。

ガソリン補給、タイヤ空気圧UPを行い、いきなり高速走行です。

月末五当日に当たり、平日ですがトラック、乗用車共に多い中での走行です。

 

最初のSAで、Keny式タイヤ管理術でタイヤ点検です。

http://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/be6c12789223feabd30062dfb8e8c21e

毎度のリンクを張りましたので、御存じで無い方は参照下さい。

やはり点検をしますと、トレッドに石噛み等を発見します。

常備しています、ドライバーで石を取り除きました。

空気圧UP(500kPa)後は、やはりトレッドの路面との当たりが理想形状に近いようです。

また、サイドウォール形状も立ち、理想のプロフィールに近づいたように見えます。

ここで、Keny式タイヤ管理術のタイヤ温度に付いてもう少し噛み砕いて見ます。

タイヤ温度に付いては、小生を含めタイヤ温度測定可能な温度計の持ち合わせは無いと思います。

管理術で温度を問題としていますのは、定量的な温度数値では無いのです。

 

例えば、タイヤ内部の異常、空気圧低下がある場合は、タイヤ自体が発熱傾向と成ります。

従いまして、4本中の1本が他に比較し温度が高い場合は、異常を疑う必要があります。

この1本だけ高温状態である事が発見出来ますと、タイヤバーストの最悪事態は避ける事が出来ます。

その為に手でタイヤを触り、温度を確認するのです。

 

まぁ~その内、非接触型の温度計を購入し温度の絶対値をお知らせしたくは思うのですが、既に3年が経過しましたから、何時に成る事やら。

(@_@;)

山陽道に入りますと、通行量も幾らか少なく成りました。

天候は相変わらずのカンカン照りです。

 

陽が西に傾きますと、まともに西日を浴びながらの走行と成ります。

夏場のカンカン照り状態では、サングラスは欠かせませんね。

長時間紫外線を浴びますと、目の網膜に炎症を起こし、これが疲れの原因に成るようです。

サングラスは伊達眼がねだけで無く、実用的面も有るのですね。

 

吉備SAに到着する頃には、陽も山影に隠れます。

 

無事、所用も済ませ、帰り道です。

帰りは曇り空で、気温も30℃と低温と成りました。

気温30℃で低温と言う、この感覚が怖いですね。

熱帯日本では、30℃だと涼しく感じてしまいます。

(@_@;)

今回は用事だけ済ませ、トンボ帰りでしたから走行距離も680Kmと少なめでした。

コルドバンクスは車重も軽めですから、新タイヤ デュラビスR670 低圧タイヤで行けそうです。

低圧タイヤのメリットは、低い空気圧(450kPa)で、最大負荷能力 975Kgが得られる所ですね。

しかし、空気圧が低いと言う点は、乗り心地には多大な影響を及ぼします。

カムロードはキャンカー専用シャーシですが、トラックシャーシがベースですから乗り心地が良いハズは無いのです。特に空気圧 600kPaだと路面の細かな凹凸は総べて拾ってくれます。

Kenyの場合は管理空気圧 500kPaで使用中ですが、この細かな凹凸はタイヤが吸収してくれます。

また新タイヤですから、トレッド山高さも充分ですから、ここでの吸収もあります。

現状での乗り心地は、乗用車とは行きませんが、充分満足出来る状況です。

 

しかし、帰りは久しぶりに息子達、3名を乗せ帰って来たのですが、「ボンボン跳ねる」、「フロアーが振動しマッサージ機に掛っているよう」とかの悪評が散々でした。

ダイネット席では運転席とは、異なった乗り心地のようです。

この辺りは、また別途お話したく思います。。。

夏の長距離走行は、暑さ、陽射しの影響で疲れやすい傾向にあります。

キャンカーの大きな室内空間を思いますと、エアコンをオート化するには相当大きなエアコンシステムが必要と成るでしょう。コスト面を考慮しますと、現状姿に落ち着くのかも知れません。

アナログ的では有りますが、ここは温度計をニラミながら温度管理を手動で小まめに行うしか無いようです。

 

この夏、2回目の熱帯キャラバンでの感想でした。

涼しい秋が待ち遠しいですね。


タイヤ空気圧UPしました

2016-08-28 10:46:35 |  タイヤ

<何事も試行錯誤です>

昨日は所用がありまして、失礼しました。

今朝の東海は台風の影響か、昨夜に続き雨降りです。

適度に涼しく、湿度もあるせいか、喉が楽ですね。

 

そんな今日は、舌の根も乾かぬ内にタイヤ空気圧を変更しました。

既にお話していますが、現状空気圧は470kPaです。

乗り心地、操安性(操縦安定性)共に、ほぼ満足していました。

しかし、タイヤサイドウォールの形状が少々、潰れて見えるのです。

矢印部を見ますと、トレッドのブロック最外側がしっかり路面に接地しているように見えます。

言い方を変えますと、トレッド中央が凹状態かと見えます。

サイドウォールの膨らみ、プロフィールもやや潰れが大きいようです。

そこで、空気圧を少々UPし、テストして見ます。

ホイールリムからDURAVISのレタリング部に至るプロフィールが、潰れ傾向ですよね。

 

試行タイヤ空気圧は、500kPaとします。

厳密に言いますと、エアーチャック脱着時に抜ける空気圧を確保目的で、505kPaとしました。

どうでしょう? 矢印部のトレッド外周端がほんの少し持ち上がったような。。。

サイドウォールプロフィールも若干改善されたような。

 

空気圧UP後の感触は思いの外、乗り心地が悪化しませんでした。

まぁ~30kPa(0.3Kg/c㎡ 我々世代はこの単位ですよね)程度のUPですから、微調整ですね。

最適空気圧を設定する場合は、30kPa程度の変更で調整されるのが良いかと思います。

 

空気圧調整後は、いきなり高速走行です。

行き先は明日にでもUPしますが、5当日でトラックが多かったようです。

陽射しが弱って来た感もありますが、西に向け走行しますと西日をまともに受けますので疲れます。

そんな時、キャンカーはバンクベット部が出っ張っていますから、幾らかは楽ですよね。

空気圧UP後のインプレは明日にしますが、自分的には好印象でした。

空気圧も小まめに調整し、最適な空気圧を見つける事もキャンカーの楽しみの内でしょうか?

 

今朝の新聞にもほぼ一面で、車中泊の進めのような記事が有りました。

SA、道の駅でのP泊、車外では調理はやらない、タープ等は張らないとの注意もありました。

マナーを守り車中泊、キャンカーを楽しみたいものですね。

そろそろキャンカーベストシーズンも近いですから。

(#^.^#)


キャンカー購入予定の方に(エアコン)

2016-08-25 09:19:26 | キャンカー考察

<現代のキャンカーはエアコンが大切!>

さしもの猛暑も雨が降りますと、一服せざるを得ないようです。

虫達も暑さに負けず、何とか鳴き始めています。

 

そんな熱帯日本を走る、現代のキャンカー必須アイテムに付いてのお話です。

最近時の夏の暑さは尋常ではありません。

乗用車では、快適空間で移動出来るのがあたりまえですからね。

その点、キャンカーの特にダイネット席の空調は装備次第と言う所が有ります。

また、道の駅、SA等でのP泊時には、夜間のエアコンは外せない所でしょう。

 

キャンカーのエアコンには、3種類有ります。

一つはベアシャーシのインパネ内に装着されています、クーラーですね。

キャブコンの場合、ベアシャーシはカムロードと成り、マニュアルクーラーですね。

これは、エンジンでコンプレッサーを回し冷房する仕組みです。

バンコンのハイエースベース車両には、オートエアコン仕様もあるのかと思います。

このマニュアルエアコンで、運転席は喉風邪を引く位の冷房が出来ます。

 

問題はダイニング席に乗るであろう子供達をお持ちの場合です。

キャンカーのダニング側には、基本クーラー等の装置は有りません。

総べてオプション設定で、一部機種コルドバンクスにはリアクーラー標準装着が有る位なのです。

コルドバンクスのリアークーラースイッチです。

運転席クーラーとコンプレッサーを供用し、常設2段リアベット上にエバポ(空気を冷やす熱交換機)を増設し冷房する構造です。

赤丸内にエバポ、送風ファン等を搭載しています。

エバポからの冷風は、ダイネットテーブル上部からルーバーを通り冷風と成り降り注ぎます。

通常走行中であれば、冷房能力は強いとは言えませんが、このリアクーラーで間に合います。

次にデュアルソースエアコン(以下 エアコン)です。

これは、サブバッテリー(以下 サブ)からのDC12V電源をインバーターで、AC100Vに昇圧し、所謂家庭用エアコンを駆動するものです。

このエアコンの冷房能力は電源さえあれば、充分冷房してくれます。

まぁ~この電源さえ有ればがミソでして、走行中はエンジンで発電した電気でバックアップが出来、充分冷房出来るのですが、エンジン停止後はサブの電源に頼る事と成ります。

外部電源を接続する場合はこの限りでは有りません。

また、ソーラーを装着しますと、昼間太陽光があれば電源のバックアップは取れます。

 

電源確保の意味では、サブは夜間のエアコン稼働の為、温存しておきたいのですが、走行中はエンジン発電でバックアップされるとは言うものの、サブからの電気持ち出しは有ります。

従いまして、エアコンをメインでダイニング冷房に使用しますと、夜間のサブ電源が不安と成ります。

これからキャンカーを買う予定の方には、ベストダイニング冷房はリアクーラーとデュアルソースエアコンの2種類搭載をお勧めします。

勿論、費用は余分に掛りますが、場面に見合った冷房空間を作り出す事が出来ます。

やはり可愛い子供達に暑い思いはさせられませんからね。

 

最後にダイニング冷房はどちらか、一つ選択せよとの場合は、デュアルソースエアコンでしょうか。

リアクーラーはエンジン停止しますと使えませんからね。

 

まぁ~エアコンだけは、しっかり準備される事が後の後悔にならないのかと。