<過放電は短寿命!>
先日の日曜日から悪天候、曇り空が続いています。
北海道は氷点下、九州辺りでは気温 20℃付近と狭いようで広い日本です。
小生の便秘もヤスダヨーグルトの御蔭で、ほぼ正常復帰しました。
思えば行きつけのスーパーにヤスダヨーグルトが、置かれなく成ったのがそもそもの原因のような。
一日でも長く、健康寿命を伸ばさねばと思う今日この頃です。
寒く成りますと、サブバッテリー(以下 サブ)に取りましても辛い季節と成ります。
今日は、そんな縁の下の力持ち、サブの過放電に付いてです。
サブに取って過放電は、寿命を縮める大きな要因である事は御存じだと思います。
しかし、知らず知らずの内に特に冬場は過放電に陥りやすいのです。
例えば、冬の必須アイテム FFヒーターですが、サブが100Ah 1個ですと健康的なサブで1晩使えるとラッキーと言えます。
特に冷蔵庫、夜間照明を併用しますと、まず朝までFFヒーターは使えないでしょう。
FFヒーターは低電圧検知機能を持っていますから、サブ電圧が低下して来ますと自動的に消火するのです。
この自動消火機能は火災防止上は、当然ながら必要な機能ですね。
何故なら、FFヒーター本体温度が上昇している状態で、突然停止しますと冷却ファン回転も阻害されますから、火災に至らないとも限りません。
【サブの過放電は何処まで許容出来るか?】
ここでは、鉛サブに限定して、充放電中では無い状態でのウンチクです。
1、サブ電圧 11.0V 放電深度 約65%
*サブ電圧はあくまで電圧で見る事が重要です。残量計で見ますと誤ります。
◎一般的には、11.0Vまで許容されているようですが、Kenyは11.5Vまでの放電に押さえています。
何しろサブ健康寿命 5年を目標に於いていますから。
2、サブ電圧 10.5V 放電深度 約70%
これはインバーターの遮断電圧に相当します。
この電圧までサブ酷使しますと、サイクル寿命は半減すると言われます。
また、メインバッテリーがこの電圧まで低下しますと、エンジン始動不可と成ります。
3、サブ電圧 10.0V 放電深度 約80%
この電圧で1週間程度放置しますと、ほとんど復帰は出来ません。
ソーラー装着してあれば、コントローラーは作動しますから翌朝は、充電可能です。
4、サブ電圧 9.0V 放電深度 約90%
過放電の下限電圧です。
ソーラーも自動充電器でも充電出来ない電圧です。
ここで、電圧は小数点以下 1桁まで表示していますが、この小数点以下が重要ですから読み取るようお願いします。
楽しいキャンカーライフを送るには、サブは出来るだけ健康寿命を伸ばし、お得に使いたいものです。
そう言う意味でも、サブの過放電は有っては成らないものですね。
しっかり電圧計を眺めながら、楽しみながら出来ますと、本物のキャンカー乗りと言えるかも知れませんね。
天候の回復が待遠しいものです。