kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

やさしい電気講座 その2

2014-11-30 14:38:13 |  ソーラー全般 周辺項目

<ソーラーは負荷が無いと発電しない>

やさしい電気講座の人気に気を良くし、今日はその第2弾です。

「ソーラーパネルは負荷が無ければ発電しない」です。このように言うと??? 太陽光が当たれば発電するんじゃ無いのってお考えだろうと思います。

これを難しく言うと、「負荷依存要求型発電機」と言うようです。

優しく言うと、ソーラーパネルの特徴として負荷(バッテリーや電気機器など)がないと発電を開始しないものだと御理解下さい。

この辺りの状況が経験的に良く分かるのは、ソーラー発電がフロートモードに入った場合です。

ソーラーコントローラーの液晶表示を見ていますと、バッテリーが完全充電されて来ますと。電圧は上昇(約20V前後)しますが、電流はゼロと成ります。

電流がゼロと言う事は、電気が流れて居ませんから、ソーラーパネルは発電していない事に成ります。

ここから、小生も分からない事が有るのですが、高い電圧を掛ける事でサルフェーションが除去出来る事です。先ほど電流はゼロと言いましたが、ソーラーコントローラーの液晶表示の読み取り値がゼロであって実際は、何らかの電流が流れているのかも知れません。

色々、文献を見ましてもサルフェーションを改善する事は事実のようですから。

やさしい電気講座としましては、実用的に考え、サブバッテリーが満充電付近では、ソーラー発電量は小さく成ると御理解下さい。

実際の場面では、ソーラーを取り付け、晴天の太陽光を高い高度で浴びているのに、発電量(電流)が少ないと誤解する状況です。これは良い条件で太陽光を浴びている場合でもサブバッテリーが満充電付近ですと、ソーラー発電量も少ない事から生じる誤解ですね。

ユメユメ、ソーラーパネルの増設! なんてお考えに成らないで下さいね。

サブバッテリーを10%程度放電させ、再度確認されると良い結果が得られます。

今日は、ソーラー発電は負荷が無いと発電しないとのお話でした。

ソーラー、サブバッテリーに付いては、まだまだ分からない事、難しい事が有りそうですね。

良い内容が有りましたら、またお知らせします。

 

<参考資料> 蓄電システム.com

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ティファール降ろします

2014-11-29 13:38:16 |  バッテリー

<更にサブバッテリーに優しく>

今日は、以前触れた事が有ったかとは思いますが、ティファール降ろしますに付いてウンチクを捻ります。

今年の夏の北海道キャラバンで気付いたのですが、ティファールでお湯を沸かしますと、100Aの大電流が流れるのです。

御存じのように小生のコルドバンクスは、トリプルバッテリー 300Ahで、インバーター 1500Wを搭載しています。お湯沸かしは、もっぱらティファールを使用していました。デザイン的に好きだったものでして。。。

しかし、バッテリー駆動のインバーターで、ティファールでのお湯沸かしは、サブバッテリーに優しく無かったのです。

水を入れ、スイッチ ONしますと、最初は20~30A程度流れていますが、温度が上昇するにつれ流れる電流がどんどん上昇するのです。湯気が出る頃には、100Aオーバー状況に成ってしまうのです。

この100Aが如何に大きな電流か、家庭用の100Vに置き換えますと

100A*12V=1200W

1200W/100V=12A と成ります。

一般的な家庭の契約電流容量は、60Aですから、約容量の1/5をティファール 1台で使用する事に成ります。

気が付かなかったとは言え、恐ろしい事ですね。バッテリーモニターBM-1を取り付けてから気付いたと言うオマケまで付きますから。。。トホホッ。(泣)

そこで、ティファールを降ろす事を正式決定しました。

スティッチ(チョイ悪顔のディズニーキャラクター)も了解してくれて居るようです。

そこで、湯沸かしは2口ガスコンロを使用する事にします。標準装備ですから使わない手は無いですよね。

ガスでの湯沸かし時間は、測定結果 2分弱とティファールと変わりません。

これで、一安心かと思うと、なかなかそうは行きません。

もう一つ、大電流を食います電子レンジが有るのです。これもマグネトロン管の温度上昇に伴い、100Aが流れるのです。電子レンジは代用できそうな物が見当たりません。

そこで、電子レンジ使用時は、走行用エンジンを掛けバックアップする事にしました。

何度かお話をしていますが、小生のオルタネーター(以下、ACG)は、オプションで130Aが搭載されています。ACGはエンジンの右側 下部に取り付けられており、この角度からは見えませんが。。。

130A ACGで電子レンジを使用した場合の余裕度ですが

130A-(100A-35A)=65A ACGから供給される電流は65Aと成ります。

計算式中の35Aは、電子レンジ稼働中のBM-1の計測電流値で、サブバッテリーからの供給電流と成ります。

ここで、何故ACGで発電された電気がバッテリーに充電されず、電子レンジに供給されていると言えるかとの疑問をお持ちの方も有るかと思います。

それは、電気の一般的な特性としまして、抵抗の小さい側に流れる特性がありますので、サブバッテリーよりも抵抗値の小さい電子レンジ側に流れる事に成ります。

ここで、一つお断りが有ります。

130AのACGから、65Aを引き出しますので、問題は無いと考えていますが、耐久劣化的には不透明な部分が有ります。従いまして、この使用方法はあくまで自己責任でお願いします。

また、ACGからこのような大きな電流を引き出す事は、ACGのフィールドコイルにこれまた大きな電流を流す事が必要に成ります。その電源はメインバッテリーと成りますから、メインバッテリーの負荷は大きいものに成ります。

再生可能エネルギー(ソーラー)1本で行こうとすると、何かと制約がありますね。

心配事ばかり並べましたが、電子レンジ使用は出来るだけ少なくし、チーンの後は3~5分程度エンジンを回し、ACG自体の冷却とメインバッテリーの充電に心掛けながら使用しています。

現在、考えられる最良の方法は取っていると思いますが、これからも工夫しながらキャンカーを楽しみたいと思っています。

 

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やさしい電気講座

2014-11-28 10:35:14 |  バッテリー

<サブバッテリーに優しく>

kenyはお花が好きな割に花の名前と成りますと、ほとんど分かりません。

しかし、世の中には良く御存じの方が見えまして親切に教えて頂く事が出来ます。

そんなお花に、これが有りました。

「サンパラソル」 この夏から秋にかけ、元気に咲き綺麗な赤色を見せてくれてました。

これは、サントリーが開発した園芸種で、夏の暑さにも負けない花として開発されたようです。

お話が横道にズレましたが、今日は電気の初歩的講座です。キャンカーも正しく使えば、費用も最小で長く使う事が出来ますから、お得感倍増に繋がるかも知れません。

本日のテーマは、「サブバッテリー容量は使わなくても減る」です。

これは、「サルスベリ」ですね。お話はスベら無いようにしないと。。。

まずキャンカーの条件です。

サブバッテリーは、ディープサイクルバッテリー 鉛式バッテリーとします。

ソーラーシステム搭載(ワット数は特に規定せず)

ベアシャーシはカムロードとします。

「コリウス」も良く見かけました。

サブバッテリーの容量が何故、使わなくても減るかと言いますと、大きく2つの要因が有ります。

1、暗電流 

2、自然放電

やさしい電気講座ですから、ここから平たく説明します。電気に詳しい方は読み飛ばして下さいね。

暗電流は、サブバッテリーのメインスイッチを切っていても流れる電流です。ここで、うん? 何故?と思われる事でしょう。メインスイッチを切っているのだから、OFFでしょ。電気は流れないじゃ無いのと考えれると思います。

しかし、流れて居るのです。

先ほどのキャンカー条件で設定しました、ソーラーシステムがその代表的なものなのです。太陽光を浴びる事が出来ないガレージ保管されている場合がこれに当たります。

ソーラーパネルに太陽光が当たりませんから、発電量はゼロです。しかし、ソーラーコントローラーは作動しているのです。機種に依りますが、目に見える物では液晶パネル、LED表示などが消費電流の大きい物です。また内部でもマイコンが作動し電流を消費しています。

その他、サブバッテリーからナビ、オーディオ等の電源を取っている方は、それぞれの機器が暗電流を消費しています。

「ガマズミ」でしょうか。

次に自然放電ですが、これは空気中に水分が有る事で放電してしまう物。また、+-電極間で漏電により放電してしまう物等が有ります。

程度の差はありますが、暗電流と自然放電を合わせると、1日約1%弱の容量低下が有ると言われています。従いまして、10日で10%の容量低下に成ります。

キャンカーに依っては、冬季は使わない方も見えると思いますが、使わなくてもサブバッテリー容量は減り続けるのです。ソーラーパネルからの充電が期待出来ないのであれば、容量低下からサルフェーション(極板に硫酸鉛が発生し起電量が減る)を発生させ、最悪寺、サブバッテリーの早期交換を余儀なくされます。

「サザンカ」

今日は、サブバッテリーは使わなくても、暗電流、自然放電で容量低下するとのお話でした。

対策としては、冬季キャンカーを使わない方、太陽光が当たらない方は、積極的に100Vに繋ぎ補充電をし、満充電にする事。満充電は無負荷、無充電で1時間経過後に13.5V以上の電圧があれば、満充電と考えられます。

ここから面倒なのですが、サブバッテリーは満充電で放置しておけば寿命が延びるものでも無く、容量の10%程度は放電させ、再度、満充電にする事が良いようです。

また、週に2~3度キャンカーを使う方もフロートモードを2時間以上作る事がサブバッテリーに優しくなるようです。サルフェーション除去に成りますから。

やはり、キャンカーを冬季は使わず保管するのは、何かと手間が掛るようです。

冬でも元気にあちら此方と走り廻るのが、一番楽そうですね。

 

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コルドバンクス UFO遭遇か!

2014-11-27 09:22:11 |  中日本

<チョコットお出掛け UFO遭遇!>

今年、最後の祝日です。天気もマズマズですから、イチョウでも見るかと出掛けて見ました。

なんと! コルドバンクス UFO遭遇か!

場所は、長良川 河口堰。

莫大な税金と建設反対を押し切り、建設されたのは、あまりに有名ですね。

今は堰に上にも入る事が出来ます。

堰の上をオーバーフローした水が流れます。この堰にどれほどの効果が有るのやら。

今は静かな河口堰です。

堰の名古屋側に細い魚道があり、溯上する魚を見る事が出来ます。

溯上中の魚は見る事が出来ませんでしたが、ニゴイが住み着いているようです。

長良川 河口堰 見る度に、なんだかな~って感じてしまいます。

税金で造られた隣接する資料館は、国民の祝日に休館です。。。

 

気持ちを切り替えて、UFO出現!

何故か、UFOの上に富士山が乗っています。

種明かしをしますと、長良川近くにあります、「なばなの里」の上昇する展望台ですね。

音も無く現れますので、最初は驚きます。へたな事は出来ませんぞ! 

監視されていますから! (笑)

 

本日の我が家のリビングです。何時ものように、長良川を見ながらの遅めの昼食を頂きました。

UFO監視の中ですから、何となく喉の通りが悪いような。

そろそろ夕日が沈むようです。

ぼちぼち帰るとしましょうか。あっ! イチョウですか? 

時間が足らないので河口堰に変更してしまいました。

 

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永源寺 夜間の部

2014-11-26 09:41:02 | 花紀行 秋

<永源寺 ライトアップ>

青空の下、紅葉に酔いしれて興奮しながら撮影していますと、夕闇が迫って来ます。

今回は夜間の永源寺 ライトアップも目的の一つです。

茶店で温かいコーヒーを飲みながら、日暮れを待ちます。冷えた身体にコーヒーが沁み渡ります。

ライトが点灯したようですから、そろそろ行って見ましょうか。

同じ景色でも昼間とは、異なる味わいが有ります。

法堂も趣が違って見えます。

もみじも夜間は、更に美しく輝くようです。

寒さも感じなくなり、身体もハートも温かく燃え上がって来ました。

赤、黄色、暗闇、白壁、総べてが引き立てあっているように見えます。

同じポイントですが、まるで別物! ライトアップの妙でしょうか。

赤色、だいだい色、黄色が鮮やかに浮かび上がります。

塔と紅葉が描く幻想の世界。

長い歴史に裏打ちされた、確かな何か。

幻想か? 闇と光の世界が確かに此処に有ります。

法堂の軒先に、もみじが光輝きます。

佛が静かに見守ります

鐘楼の廻りには、大勢の善男善女が紅葉を愛でて散策。

暗闇に浮かび上がる、もみじ。

山門に向け歩を進めます。

山門に掛るもみじを眺め、心引かれながら潜ります。

総門ももみじに包まれ暖かそうに見えます。

永源寺 夜間ライトアップ! 良いものを見せて頂きました。

心に紅葉の暖かさを持って帰ります。この冬は暖かく過ごせそうですね。

 

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