kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

Keny式 FFヒーター使用術

2019-01-15 12:44:30 |  FFヒーター

<上手く使いカーボン堆積最小化>

3連休の南知多では春の息吹を感じて来たものの、まだまだ寒さ厳しい今日この頃です。

この寒さを凌ぐキャンカー装備品と言えば、FFヒーターに落ち着くでしょう。

 

冬季の暖房には無くては成らない装備ですが、使い方を誤りますと内部にカーボンが堆積し点火、燃焼不良が発生するようです。

そんなFFヒーターですが、今日はKeny式のFFヒーター使用術を伝授しょうかと。

まぁ~こんな細かな気遣いが、カーボン堆積予防に成るやも知れませんからお聞き下さい。

 

コルドバンクスで4台目のキャンカーですが、初代のアリスフィールドを除き総てガソリンエンジン車だったのです。

ご存知のようにキャンカーに装着されますFFヒーター燃料は、給油の手間を考慮しますと車輛燃料タンクから供給するのが一般的です。

従いまして、ガソリンエンジン車輛はガソリンを燃料とし、ディーゼルエンジン車輛は軽油と成ります。

 

ここで問題と成るのが、各燃料の引火点、発火点なのです。

 ガソリン 引火点 -40℃以下

     発火点 300℃

 

 軽油 引火点 40℃以上

    発火点 250℃以上

 

ガソリン引火点が-40℃とは、極寒のマイナス40℃環境にても火種が有りますと燃え上がります。

対して軽油の引火点は40℃以上ですから、ガソリンに比較し燃え難いと言えます。

言い換えますと、軽油式FFヒーターは不完全燃焼に伴うカーボン堆積しやすい傾向に有ります。

勿論、製造メーカーも軽油式FFヒーターにはそれなりの対策はしていますが、燃料の引火点が異なる事を頭の隅にでも置いておいて下さい。

 

【keny式 FFヒーター使用術 点火時

①、点火時は全開(温度設定Max)とする。

FFヒーターは点火時が一番火が付き難い状態ですから、安定的に点火動作が進むよう設定。

 ダイネット内気温 13.1℃

 時間 12時48分

  (温度、時間表示が電源入れ忘れで暗く失礼)

 

②、点火後も温度設定はMax維持。

上手く点火しても温度設定はMaxを維持し、燃焼室温度上昇を待ち安定燃焼を図る。

 ダイネット内気温 14.9℃

 時間 12時58分 (点火から約10分経過)

kenyはFFヒーター炬燵にしていますから、ダイネット内雰囲気温度上昇は遅い傾向と成ります。

 

③、ダイネット内気温が上昇して来てもMax維持。

燃焼室温度上昇を図りながら、点火時に発生したカーボンを焼き切る。

この頃には、FFヒーターは全開燃焼中で燃焼音も最大に成ります。

 ダイネット内気温 16.5℃

 時間 13時05分 (点火から約17分経過)

 

④、FFヒーター電源電圧が低下するかと言って、温度設定を落とさない。

Kenyの場合はソーラーで充電中ですから、FFヒーター電源電圧は14.3V維持しています。

また、昼間で太陽光を浴びており、ソーラーで発電した電気がFFヒーターに直接流れ込んでいる状態。

 ダイネット内気温 18.1℃

 時間 13時12分(点火から約24分経過)

 

⑤、室温18℃に達すると温度設定を中間位置に変更。

Kenyの室温好みは20℃なのですが、ここまで来ますと温度設定を変更します。

点火から24分経過しましたから、燃焼室温度上昇、カーボン焼切りもほぼ良好でしょう。

 

⑥、温度設定を中間位置に変更し、暫くしますと定常運転と成る。

充分燃焼室温度が上昇していますから、温度設定を絞りましても室温は上昇を続けます。

また、定常運転と成り燃料が減少しても、燃焼室温度は上昇しており完全燃焼しカーボン発生は最小に維持される。

 

まぁ~この辺りは、車輛のエンジンと同様に考えれば良いのかと。

 ダイネット内気温 19.2℃

 時間 13時19分(点火から31分経過)

 

⑦、更に室温は上昇し燃焼は自動的に最小と成る。

Kenyの快適温度 20℃を越え21.5℃まで上昇。

自動的に更に燃料が絞られますが、ここまで来ますと希望に応じ好みの温度設定が可能。

 ダイネット内気温 21.5℃

 時間13時37分(点火から約49分経過)

FFヒーター点火から定常運転まで来ましたが、兎に角燃焼室温度を上げ完全燃焼を促し、カーボン発生を最小にする事が重要です。

 

我が執務室兼、ダイニング兼、寝室には小春日和の陽射しが入ります。

足元はFFヒーター炬燵でポカポカ、室温も21℃と快適です。

途中からはシングルサブ充電器も稼働しました。

 

【keny式 FFヒーター使用術 停止時

①、停止前にMax温度とし再度カーボンを焼切る。

燃焼室温度が上昇し、定常運転、時には一時停止したFFヒーターには、どうしてもカーボンが堆積する傾向が有りますので、停止前にカーボン焼切りを図ります。

温度設定をMaxにし、燃焼音が最大状態を2~5分程度維持します。

 

②、温度設定ツマミをOFFとする。

OFF後もFFヒーターは冷却の為にファン回転が続き、設定温度まで低下すると自動停止します。

こんな使い方をしますと、カーボン堆積は最小になり長寿命に成るかと。

 

因みにkenyは、過去一度もFFヒーター分解修理は経験していません。

分解修理には、5万円程度の費用が必要なようですからね。

お財布に痛い事、この上も有りませんね。

小生はキャンカーも電化製品も持てる性能を使い切りたいタイプですから、殆どの機能は常に稼働させています。

決してお飾りに置いておく事は無く、こんな所も故障知らずで使える秘訣でしょうか?

 

暖かく成りますと、飛び立ちましょうか?!

しっかりと使い切りませんと、勿体ないですからね。


キャラバンでのFFヒーター

2019-01-09 12:16:23 |  FFヒーター

<FFヒーターは快適化効果が大きい>

お正月休み、熊野初詣キャラバンと飽食が祟り、体重大幅UPに悩むKenyなのです。

体重UPはいとも簡単なのですが、減量は思うようには行か無い事!

(@_@)(@_@)

 

そう言えば、三陸キャラバンから帰り風邪を引き、かれこれ2.5ヶ月位はジムをサボっています。

雲が多いものの、この天候ですから見逃す訳にも行かずフラフラと出掛けるもので、減量など出来るハズも無いのです。

まぁ~降られた雨の、キャラバン汚れは洗車済なのですが。

(@_@)

 

そんな冬場の話題と言えば、やはりFFヒーターでしょうか?

(赤、青丸は無視して下さい。過去写真です)

 

今回のキャラバンでも感じたのですが、FFヒーターの燃料ポンプ作動音快適化をしていますので、例の「ピッコピッコ音」が殆ど聞こえず気に成らないのです。

 

作動音快適化記事は此方ですから、興味の有る方は参照下さい。

https://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/31713a3bab9eb3c669c045df0e2c326b

 

快適化内容は、発泡ラバーで燃料ポンプをフローティングする対策ですが2016年に取付後、2年経過し特に不具合(取付ネジ緩み等)も無くお勧め出来るかと思います。

kenyの場合は有り合わせの発砲ラバーを入れましたが、最近ではラバーを焼付けたマウントラバーも市販されていますから、見た目も更に良い快適化が出来るかと思います。

 

【2年前の快適化完了状態】

【2019年1月の状況】

見た目殆ど変化は無いようですが、若干発砲ラバーにヘタリが見られます。

作動音快適化効果には変化無く、始動時、再点火時を除き無音での使用が出来ています。

まぁ~FFヒーターの燃焼音は聞こえますが連続した音ですから、燃料ポンプの「ピッコピッコ音」に比較しますと問題無い所です。

 

そして、やはり最近移設しましたFFヒータースイッチ効果は大なのです。

このスイッチはバンクベットから、手を伸ばしFFヒーターONが出来るのです。

タイマーに比較し、目が覚めてスイッチON出来ますから、FFヒーター作動により目を覚ます事は無く、あくまでも人間優先でFFヒータースイッチのONが出来るのです。

 

FFヒーターONに寝床から出る必要も無く、お財布にも優しいのです。

(^^♪

 

尚、注意して貰いたいのは、FFヒーターOFF時には正規温度コントロールスイッチをOFFとして下さい。

いきなり移設スイッチOFFしますと、FFヒーター本体温度が高い状態で電源OFFと成りますから、最悪時火災、故障の恐れが有ります。

(@_@)

絶対、やらないで下さいよ!

FFヒーターはキャンカーには無くては成らない装備で、KenyはFFヒーター炬燵として使用しています。

寒い冬季に足元を暖め、凍てつく窓の外を眺めるもまた一向かと?!

 

この寒さも後、1.5ヶ月でしょうか?

春が待ち遠しいですネッ! 

 


FFヒーター快適化

2018-12-01 21:44:07 |  FFヒーター

<やはりタイマーよりスイッチ!!>

土曜日の今日は、お孫チャンの最後の演劇会が有り失礼しました。

そんな訳で夜間のブログUPなのです。

しかし、FFヒーター快適化の効果確認は出来ましたのでお許し下さい。

 

古くからの読者の方はご存知と思いますが、FFヒーターにタイマーを取り付けた事はお話しました。

赤丸が同時に取付た電源ON/OFFスイッチで、その右隣がタイマーですね。

タイマーは本来、冬場の寒い季節にダイニング内を暖め起床したいとの狙いで取付ました。

しかし、FFヒーターが作動しますと燃焼音が大きく目が覚めてしまうのです。

(@_@)(@_@)

そんな訳で、タイマーを早朝に作動させる意味は無いのかと。

 

ギリギリまでユックリ眠り、必要に応じバンクベッドからFFヒーターを作動させる事が出来れば、安眠を妨害される事は無く成ると思ったのです。

 

本来のFFヒータースイッチは、バンクベッドからは手が届かない助手席後方に設置されており、これを移設するのは配線数が多く移設は困難に見えます。

そこで、Kenyの場合はタイマー設置時に、万一の不具合発生を予測しタイマーをキャンセル出来るスイッチを取付けていました。

以下はスイッチと呼びます。

 

このスイッチをバンクベッド付近に移設出来れば、事前に本来のFFヒータースイッチをONしておき、移設スイッチさえONさせればFFヒーターは燃焼を始めます。

当然ながら、スイッチONは任意の時間にバンクベッドから抜け出す事無く作動が出来るのです。

 

配線をテレビ台内部に這わせ、サブバッテリーメインスイッチ上付近、左側壁を立ち上げスイッチ取付とします。

追加しますリード線(0.75Sq)を接続器で繋ぎます。

スペースが狭い場所では、最近はワンタッチ式の接続器を使用しています。

リード線にはコルゲートチューブを巻き、切断、ショート事故の未然防止を図ります。

また配策は樹脂製バンドとビスで確実に固定します。

長さを合わせカットしましたリード線に端子を半田付けしました。

スイッチ側はテープ付モールにリード線を隠しますから、端子は半田付けし熱収縮チューブを被せ絶縁です。

このテープ付きモールを使用しますと、簡単に配線を隠す事が出来ます。

やはり自作とは言え、配線類が壁に丸見えでは面白く無いですからね。

サブバッテリーメインスイッチから出た所で樹脂製バンドで固定し、テープ付モール内にリード線を通します。

テープ付きモールを壁に貼り付け、スイッチまでリード線を配索します。

そして、移設しましたスイッチの端子に接続します。

ここまで出来ますと、FFヒーター作動テストですね。

 

①、移設スイッチをOFFとします。

②、本来のFFヒータースイッチをONとします。

③、移設スイッチをONとしますと、FFヒーター作動ランプ点灯と共にファン回転音が聞こえました。

 

やれやれと言う所ですね。

FFヒーター快適化を行った直後に、お孫チャンの演劇会に前乗りしたのです。

そして、朝方にバンクベッドの布団の中から手を伸ばし、スイッチONしますと見事にFFヒーターが作動したのです。

室内が暖まった頃合いを見はからかい、布団から出る事が出来ました。

(^^♪

 

Kenyの場合は就寝時は喉を守る為に、FFヒーターは停止しています。

これからは、寒い中をバンクベッドから出る事無く、FFヒーターが使えます。

快適化には限りが無いようですね。

 (^^♪


酒場放浪記とFFヒーター試運転

2018-10-17 14:52:05 |  FFヒーター

<北関東の深夜は冷えます>

ニュースに依りますと茨城県(いばらき)「ぎ」とは粘らず、「き」なのです。

また茨城の「き」は城なのですね。

その茨城県が全国魅力度ランキングで、47位と3年連続最下位を記録したそうです。

(@_@)

これはもう~、県民としては笑うしか無いようですが、茨城県にも良い所が多数あるのです。

ひたち海浜公園

袋田の滝

霞ヶ浦

大洗の魚市場等々

やはり、PRが不足して居るのでしょうか?

 

そんな茨城に足繫く通うKenyですが、やはり旨いお酒と人情話が聞ける良い所なのです。

 

「道の駅 大子」のトイレは改修され、ウオシュレット化されていました。

そして久慈川を渡りますと、泉町の鄙びた商店街の一角に目当ての酒場は有るのです。

歩道が改修され、歩き安く成ったものの誰一人歩行者は見当たりません。

この道を川沿いに上流方向に歩きますと、左手にスナックの看板が目に入ります。

ここに地元の男性陣憧れのマドンナがお見えなのです。

人生相談、恋愛相談、結婚に敗れた相談と人生色々、悩みごとは多いようです。

そんなお話を聞きながら、芋焼酎お湯割りを傾けるのです。

カラオケも人気でママの歌は玄人はだしですから、是非リクエストされる事をお勧めします。

「Kenyさんのブログを見ました」と言いますと、何かつまみをサービスしてくれるそうです。

まぁ~、地元の方相手のご商売ですから、無茶は無いですから安心だと思います。

(^^♪

 

そんな夜も更けて、コルドバンクスに戻りますと外気温15℃と寒く感じるのです。

この際ですから、FFヒーター試運転を行いました。

赤丸がFFヒータースイッチですが、現在点火稼働中です。

左側のタイマーは昨年取り付けたのですが、使用方法を忘れたような。

マニュアル作成と言ってはいましたが、未だに作成出来ていません。

(@_@)

本格的な冬前には、使用方法を思い出さねば。

 

FFヒータースイッチをONしますと、通常通りヒーターファンが回転を始めました。

点火は未だに出来ていません。

起動時の消費電流は、6.5Aと大きいのです。

暫く初期診断、点火動作を繰り返しているようです。

この夏には特に点火整備はやっておりませんでしたから、少々心配されるのです。

ダイネット内温度は、17.1℃です。

 

ファン回転数が低下して来ましたので、点火に失敗したかと思いましたが、盛り返し「ボッボッボボ」と来たのです。

 

ファン回転数が上昇を始め、ジェットエンジン点火成功と言う所ですね。

ここで、暫くMax温度設定にてFFヒーターを焼きます。

慌てて停止させますと、カーボン堆積の一因と成りますから注意が必要です。

点火完了しますと、消費電流も2.9Aまで低下して来ました。

ダイネット内温度も17.5℃まで上昇して来ました。

 

やれやれですね。

そんな呑んだ後のFFヒーター試運転でした。

どうでしょうか?

茨城県はそんな良い所ですよ。

一度、足を伸ばされては如何でしょうか?

 

暫く滞在予定なのです。(^_-)-☆


FFヒータータイマー読取快適化

2018-02-23 11:14:49 |  FFヒーター

 <日頃のサーチでお手軽快適化>

昨日はマッタリ後にジムに行き、しっかりと肩の筋肉を伸ばして来ました。

流石の東海も連日、晴天とは行かず薄曇りが広がります。

ジムの後、快適化に励んだのですが、寒さも緩み作業も捗りました。

(#^.^#)

気が付くと、もう~~お雛様シーズンなのですね。

我が家の小さなお雛様も静かにお出ましでした。

お雛様を見ますと、何処となく暖かさを感じるような。

日本の四季は確実に巡って来ているようです。

 

そんな今日は、例のFFヒータータイマーの快適化なのです。

タイマーの液晶画面を夜間でも見えやすく改善です。

 

そんな時に役立つのが、百均屋さんです。

日頃、行く度に商品サーチは行っていますので、やはりコレでしょう。

商品名はポイントブックライト。

ボタン電池、3個で小さなLEDを点灯させます。

お値段 108円(税込)

(#^.^#)

 

これをFFヒータータイマー付近に取付、照明とするのです。

 

取付は得意のマジックテープしか有りません。

簡単に取付が可能で、取り外して他に使用も可能です。

どうでしょうか?

見た目、可愛いく見えますよね。

赤色はチョット考えたのですが。。

 

点灯しますと、こんな感じです。

しっかりと、液晶画面の文字が読めます。

ついでに、買い求めておきましたトグルスイッチカバーを取付ます。

全長を1/2程度にカットし、割と簡単に取付きました。(赤丸部)

やはり、カバーを取付ますと、見た目は向上するような。

快適化は留まる所を知りませんね。

まぁ~、Kenyに取りましては、程良いボケ封じでしょうか?!

(#^.^#)

昨年末に植え込みました、プリムラジュリアンも終わりましたお花を摘んでやりますと、新しいお花が咲きます。

この花摘みをしませんと、新しいお花が咲かないようです。

早春の明るい陽射しを受け、黄色も鮮やかに見えます。

 

今回、またまた快適化が出来ましたので、また翼が生えそうですね。

週末のお天気が心配です。

(#^.^#)