kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

リヤブレーキ調整のその後

2018-09-27 11:51:45 |  ブレーキ

<適切にブレーキ調整されますと制動力向上します>

この所の雨降りの所為か、一気に涼しく成りました。

汗を掻くことも少なく成り、絶好の快適化日和ですが晴れて貰わないと動きが取れません。

 

そんな今日は先日、調整しましたリアブレーキのその後です。

コルドバンクスのリアブレーキはドラム式で、ブレーキライニングとドラムのクリアランス調整が必要ですとお話しました。

走行に伴いブレーキライニングは摩耗しますから、オートアジャスターが装着されているものの、やはり手動調整までやりますと完璧に成るようです。

ブレーキフィーリングで言いますと、ブレーキライニングが摩耗して来ますとブレーキライングとドラムのクリアランスが大きく成ります。

その状態でブレーキを踏みますと、先にフロントブレーキが効き更にブレーキ液圧が上がりリヤブレーキが効くと言う空送区間がある様に感じます。

あたかもフロントのディスクブレーキのみで、制動を行っているフィーリングなのです。

これが、ブレーキの初期制動力が甘いと感じる一因なのですね。

 

そこで前回リアブレーキをオートアジャストし、更に手動調整しました。

その結果、暫くは様子見をしていたのですが、ブレーキ当りも付いたのかサイドブレーキの引き代は信号待ち程度では1ノッチも引けば充分なのです。

ブレーキング時のフィーリングもリアブレーキが効き、後方に引かれる感がします。

勿論、左右共に均等にクリアランス調整されていますから、ブレーキング時の車体姿勢の乱れも有りません。

やはり、手動調整幅はオートアジャスト後、更に手動で1ノッチ詰めるのが正解のようです。

この範囲であれば、ブレーキ引き摺りも無く(確認済み)クリアランスも最小に成るようです。

 

リアブレーキ手動調整はブレーキフィーリング向上に効果有りです。

(*^_^*)

調整は整備に自信の有る方、自己責任でお願いします。

自信の無い方は定期点検時にでもデーラーに別途以来されるのも良いかと思います。

台風24号が日本方面に近付いています。

大きな被害が出無いよう祈るばかりですが、通過後は秋空が拝めるのでしょうか?

 

晴天が待ち遠しことですね。

 

 

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リアブレーキ手動クリアランス調整

2018-09-13 13:35:35 |  ブレーキ

<キッチリとクリアランス詰めました>

秋雨前線は日本列島の南岸に停滞はしており、極暑に比較しますと約10℃も気温が低くコルドバンクスの整備でもしょうかと身体が動くのです。

 

今日は昨日に続き、リアブレーキ調整なのです。

殆どのキャンカーベアシャーシはトヨタ カムロードで所謂、キャンカー専用シャーシですね。

このカムロードのリアブレーキは、ドラム式でブレーキライニングとドラムとのクリアランス調整が必要と成ります。

 

クリアランス調整には2種類の方法が有ります。

①、オートアジャスター作動での調整。

②、手動での調整。

 

本日はこの手動での調整方法なのです。

まず、手動調整前にオートアジャスター作動で、クリアランス調整を行います。

オートアジャスター作動で調整しますと、左右輪が均等に自動的に調整されますから、比較的簡単に出来ます。

通常はこのオートアジャスターのみで可と考えます。

 

しかし、さらにクリアランスを詰めリアブレーキ効きを改善したい方は、今回の手動調整なのです。

今までのユーザー車検で何故、この手動調整をしなかったのが不思議な位です。

知識として知っていましても、実行しなければ役には立ちませんからね。

(@_@;)

 

リアブレーキのバックプレート側に調整窓が有り、通常はゴム栓が装着されています。

赤丸部のゴム栓をラジペンで挟み、取り外します。

 

その前に調整前のサイドブレーキの引き代を確認して置きます。

そして、前輪タイヤに輪留めを掛けます。

調整後にジャッキアップしブレーキ引きずり有無を確認しますから、この時点で輪留めを掛けて置きます。

 

バックプレートの調整穴から見ますと、「ギザギザ部」が見えます。

オートアジャスターはこの「ギザギザ部」を回転させクリアランス調整を行っています。

手動クリアランス調整の場合は、この「ギザギザ部」をマイナスドライバーで手動回転させ調整します。

 

車検整備時にドラムを取り外した写真が有りますので、ギザギザ部をご覧下さい。

赤丸は過去写真ですから無視して頂き、青丸部がギザギザ部と成ります。

調整穴からは、このギザギザ部が見えます。

 

右側車輪の場合は、ギザギザ部を天側に1ノッチ回転させます。

上手く回転させますと、オートアジャスター爪が掛かり、「カッチ」と音がします。

また、ギザギザ部にはオートアジャスター爪が掛かっており、一方向にしか回転しません。

①、右側は天方向

②、左側は地方向

 

調整時にはハンドブレーキは開放し調整します。

左右輪ともに1ノッチ締め込む(アジャストシャフトは伸びる)と、クリアランスは最小と成り、2ノッチは締め込めないようです。

その後、ジャッキアップしタイヤを浮かし回転させてブレーキ引きずり有無を確認します。

軽くタイヤが回転すれば、引きずりな無いでしょう。

左右輪共に1ノッチ締め込みとし均等調整が大切です。

調整が左右で異なりますと、ブレーキング時にハンドルを取られる等の所謂片効き状態と成りますので、注意したい所です。

調整後はサイドブレーキ引き代が1ノッチは小さく成ったような。

ここで試験走行したのですが、右側が未舗装路でロックしないような、アスファルト路面で急ブレーキを踏みますと、ややハンドルが左側に取られるのです。

右側の調整が不足しているようです。

小さな調整穴でのギザギザ部回転ですから、回した積りが回っていないようです。

(@_@;)

 

再度、右側のギザギザ部を調整しますと、やはり不足していたようで、1ノッチ回転しました。

その後のテスト走行ではハンドル取られも無く、左右均等に調整出来たようです。

 

まぁ~この辺りが難しい所ですから、整備に自信の無い方にはお勧めはしません。

あくまでも自己責任でお願いします。

カムロードはブレーキが甘いと良く言われますが、オートアジャスターを含めクリアランス調整だけは確実に行いたいものですね。

リアブレーキも適正なクリアランスに調整されますと、可也ブレーキ甘さは軽減されるのですから。

 

今回は町内をチョコッとテスト走行しましたが、更に距離を延ばしまたブレーキフィーリングをお伝えしたく思います。

何しろそう言うKenyも、手動調整はコルドバンクスでは初めての調整ですからね。

まぁ~昔の軽四は前輪もドラムブレーキで、オートアジャスターも無く4輪共に手動調整でしたからね。

 

 

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曇り空が続きます

2018-09-12 11:24:38 |  ブレーキ

<曇り空続きですが、チョット調子見です>

先日、お陰を持ちまして訪問者が60万人を超えました。

台風21号、地震と災害続きで、お礼を言い逃しておりました。

4年と半年で60万人達成は早いのか、遅いのか分かりませんが、我ながら良くぞ続いたものと思います。

これからもキャンカー主体にブログを続けますので、応援宜しくお願いします。

スカット青空で行きたい所ですが、秋雨前線の影響で、雲は厚く低く圧し掛かるのです。

久しぶりの海岸も来て見ますと風が強く、それも海風ですから潮が飛んで来ます。

撮影だけ済ませ、川原に移動しました。

ここで遅めのランチを食べ、幾らかはソーラー充電出来たでしょうか?

 

最近、4月の車検から5ヶ月経過した所為か、ブレーキが甘く成ったように感じるのです。

その間の走行距離は、4,345Kmですから、リアブレーキのライニングも幾らかは摩耗したのでしょう。

リアブレーキライニングが摩耗しますと、本来はオートアジャスターがクリアランス調整してくれるのですが、通常のバック程度では調整仕切れない場合も有るようです。

そうしますと、ブレーキング時に先にフロントブレーキが効き、やや遅れてリアブレーキが効く感じと成り、甘さを感じ取るのです。

 

そこで、リアブレーキを積極的にオートアジャストしようと、調整するのです。

カムロードのリアブレーキはドラム式ですから、どうしてもクリアランス調整は必要と成ります。

 

ブレーキ調整の具体的方法は此方に有りますので、参照下さい。

https://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/e85aa92abc894fe5ad2e031e58cd5e32

 

取り敢えず簡単に調整し、サイドブレーキ引き代で1ノッチ程度はクリアランスが減少出来たとし完了としました。

 

 

一説にはリアブレーキのオートアジャスターは気休め程度と言われる方もお見えのようですが、やはり適正にクリアランスが調整されますとブレーキは良く効くように成ります。

これが本来の姿ですからね。

更に奥の手が有るのですが、オートアジャスターで調整後に手動でバックプレート側から再調整しクリアランスを詰める事も出来ます。

この辺りは次回にでもお知らせしましょうか?!

 

この週末には姪子の結婚式が有るのです。

今はその準備でバタバタしておりますが、そのような訳で土曜日はお休みと成ります。

それにしましても、何とか天候が回復してくれないでしょうか?

何ともうらめしい秋雨前線です。


ディスク編摩耗も改善方向

2018-06-19 12:20:36 |  ブレーキ

<パッド攻撃性でディスクも改善?!>

昨日の大阪北部地震には、驚かされました。

行き成りiPhoneの警報が響き、これは東南海沖地震かと身構えてしまいました。

約5~10秒後に地震が来ましたが、兼ねてより計画していました警報時のガレージシャッター開けはしませんでした。

雨が降っており、濡れるのかと。

(@_@;)

被災、亡くなられた方にはお見舞いとお悔やみ申し上げます。

 

我が家でも箪笥上に乗せていた、ビニール袋に入れました冬物毛布が落下していました。

地震のパワーの大きさに驚くと共に、東南海沖地震には来て欲しくは無いものです。

そんな中、息子が心配し安否確認の電話をくれました。

やはり、親父の事を心配してくれているのでしょうかね?

 

前置きが長く成りましたが、今日は車検後に交換しましたブレーキパットとディスク状況に付いてです。

車検整備時にブレーキパッド(以下 パッド)摩耗に気付き交換しました。

その時、ディスク表面が編摩耗(へんまもう 偏り摩耗するの意)していました。

走行距離では、77、655Km時点でした。

 

ディスクセンター付近の段付き摩耗(赤丸部)が大きく、ディスク研磨が必要かとも思ったのですが、一応様子見にしたのです。

明らかにパッドが強く当り、パッドのディスク攻撃に寄り摩耗粉がこびり付いています。

当該部分を指先で触ってみますと、凹凸が感じられるのです。

尚、走行直後はディスクは高温ですから、火傷に要注意です。

 

因みにディスク温度を放射温度計で測定して見ますと、やはりセンター付近の温度が高いようです。

センター付近温度 48.2℃

放射温度計は計測時は、計測物から1cmの距離で測定し、撮影上でこの位置としています。

温度絶対値はたまたまこの温度ですから、余り参考とはせず、ディスクセンター付近と外周付近の温度差を見て下さい。

ディスク外周付近温度 44.2℃

まぁ~その差は4℃程度ですから、通常範囲とは言えそうです。

ディスクはベンチレーティドディスク(ディスク板部に冷却溝を持つ構造)ですから、外周部温度が低く出る傾向に有ります。

その後、更に様子を見ながら走行しました。

GWで四国 高知に行き帰ってからの状況です。

走行距離は、79、886Kmですから、パッド交換後、約2,231Km走行しました。

ディスクセンター付近の強当りは改善傾向です。

パッドの摩耗粉の付着が可也改善されています。

この時点でこれは行けそうとの見方が出て来ました。

(*^_^*)

更に走行を続け、6/1時点  走行距離 80,624Km。

前回から約738Km走行しました。

 

黄色丸印部のディスクセンター付近強当りは、ほぼ解消したように見えます。

赤丸部を見て頂けますと、ほぼ全体に渡りパッドがディスクに当っています。

 

ディスクセンター部 温度計測して見ますと、68.8℃。

ディスク外周部温度 60.4℃。

ディスクセンター部と外周部温度差は広がりましたが、ディスク自体の温度も上昇していますから、ほぼ前回と同様な傾向に見えます。

ディスク冷却後に指先で触って見ますと、やはり前回より凹凸は小さいものの、まだ認められるようです。

パッド交換後、約3,000Km走行しましたから、この状態で様子を見ようと思います。

ここまでの状況から、パッド攻撃性で良い方向に向かいそうです。

 

余談ですが、パッド交換時にパッド摺動面にグリスを極僅か塗布したと思いますが、パッドの初期当り馴染みにこんな所でも効果が有るようですね。

昨夜は余震と思われる小さな地震で、3回も目覚めてしまいました。

どうしても地震を感じますと、東南海沖地震かと思うもので敏感に成っているようです。

今回の地震も糸魚川まで続く、日本の大地溝帯に沿っています。

影響は無いと言われていますが、歪は可也溜まっているからこそ、大地溝帯に沿った各地で地震発生に至っているのでしょう。

 

出来ればスロースリップして欲しいものです。

万一、発生しますと日本は最貧国に転落するとの予測も有りますから。


ブレーキダストは激減!

2018-05-11 12:46:06 |  ブレーキ

<GWキャラバンで確信しました>

GW前の車検時にフロントブレーキパッド交換した事は、既にお話しました。

今回、キャラバンで総走行距離は1,470Km走破しましたが、従来に比較しブレーキダストが格段に少ないのです。

 

今日はそんなブレーキパッドのお話です。

 

古くからの読者の方は御存じと思いますが、Kenyが事有るごとにブレーキダストでアルミホイールが汚れると話して来ました。

どうもカムロード純正パットは、ブレーキダスト発生が多いように思うのです。

写真で茶色に見えるのが、ブレーキダストですね。

ほんの30~40Kmも走りますと、この有様なのです。

ブレーキダストが多いからか摩耗は早く今回、7万キロで交換と成りました。

Kenyの経験では、最速での交換です。

通常は10万キロ以上もたせるのが自慢だったのですが・・・・・

因みに過去乗り継ぎましたキャンカーでは、ウィークエンダーのフロントパット交換した位でした。

 

交換したブレーキパッドは、純正とは異なり、「トキコ製」汎用パットです。

トキコはブレーキ製造メーカーで有名なのですが、各自動車メーカーのブレーキ一式を生産していますね。

お値段はアウターシムを含め、フロント左右で確か6,011円でした。

お値段は超お得なような。

(*^_^*)

 

あまり拘りも持たず、近場のパーツ屋さんで汎用パットを購入したのですが、良い買い物をしたようです。

 

4/28 キャラバン出発時のブレーキダスト状態です。

右側フロント アルミホイール

左側 フロント アルミホイール

尚、リアはドラムブレーキですから、ブレーキダスト付着は有りませんので、割愛させて頂きます。

 

5/6 キャラバンから帰着時

途中、雨降りにも合いましたから、ドロ汚れも付着していますが、ブレーキダストは明らかに少ないようです。

右側 フロント アルミホイール

左側 フロント アルミホイール

どうでしょうか?

明らかに茶色のブレーキダストが少ないように見えます。

 

洗車の直前に更に確認しました。

太陽に当て良く見ますと、白ポイブレーキダストかドロ汚れが見えるようですね。

まぁ~1,400Km以上の走行ですから、致し方無い所でしょうね。

ブレーキ効きは遜色は無いのですが、右側ディスクの片摩耗も有り、当りがまだ不足しているようです。

完全にブレーキ当りが付きますと、更に向上はすると思われます。

暫くは要観察でしょうか。

ブレーキパッドの善し悪しは、ブレーキダストだけでは無く、効き、耐久性も有りますから、これから見て行きましょうか?!

 

今回は目指せ10万キロですが、どうか乗れますように。

パッド、keny共にもちますように!

(*^_^*)