kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

最近時のソーラー

2015-06-09 12:39:50 |  ソーラー Ver.2

<ソーラーどうしたものでしょう?>

天気予報が梅雨入り宣言をしますと、よくしたもので昨日は1日中雨でした。今朝になりやっと上がったようですが、晴天をこよなく愛するKenyとしましては、モンモンとした日を過ごしています。

そんな時は、梅雨入り直前の青空から入りましょうか? 遠くに伊勢湾が見えています。

空は何処までも青く、遠く宇宙にまで繋がっているのでしょうね。

そんな今日この頃ですが、本日は最近時のソーラーの疑問に付いて、ボヤいて見ます。

冬季は特に不思議とも思わなかったのですが、暑く成って来ましたので、冷蔵庫をキャラバン中は常時ONとしています。

この状態でエンジン停止時は、ソーラー発電に依り順調にサブバッテリー(以下 サブ)は充電されています。回路的にはソーラーコントローラー(以下 コントローラー)からの充電回路は、直接サブに落としています。従いまして、エンジン稼働時には、エンジンからの、いわゆる走行充電電圧もサブに掛る事に成ります。

ここからが問題なのですが、エンジン稼働時は、走行充電電圧とコントローラーからのソーラー発電電圧の両方が掛る状態なのです。この事が何らかの影響があるのか、どうもサブに充電がスンナリと入ら無いのかと疑問を持っています。

上記写真の晴天時に、冷蔵庫ONで走行しますと何故か、バルクモードにまでサブの電圧が低下するのです。冷蔵庫負荷の電流から見ますと、アブソーブモード位の低下であれば理解出来るのですが、バルクモードは無いように思うのですが。

他のブログを拝見させて頂きますと、ソーラー充電回路と走行充電回路にリレーを入れ、それぞれの稼働時のみ単独での作動充電回路を構築されている方が見えました。

この回路で不安なのは、コントローラーのバッテリー回路の断続が発生する事です。バッテリー回路の断続毎にサージが入りますし、コントローラーへの影響は無いのでしょうか。

コントローラー取説では、バッテリー回路は接続時は最初に接続し、外し時はソーラーパネル回路を外し、その後、バッテリー回路を外して下さいとの記述があるのです。

エンジン稼働時の充電電流変化をもう少し、詳しく観察し、対応策を考えるしか無いのでしょうね。

推察ですが、エンジン稼働時は走行充電が始まりますから、サブ電圧は上昇します。そうしますと、コントローラーはサブの電圧上昇を感知し、充電電流を絞ります。この事自体は問題は無いと考えるのですが、ここで走行充電電流がスンナリとサブに入ってくれれば良いのですが。。。。

どうも感触だけでは、お話が進みませんね。

晴れたら冷蔵庫ONし、エンジン始動後の充電状況を観察してみましょうかね。

ボヤキと言いましたが、これもキャンカー、ソーラーの楽しみの内ですから、まぁ~~良しとしましょうか。

もう少し詰める事が出来ましたら、またお知らせします。

 

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ソーラーパネル緊急点検

2015-04-23 11:33:43 |  ソーラー Ver.2

<緊急点検のお勧め>

いや~~何処に災難が隠れているか分かりません。

昨日、キャラバン汚れを洗車していますと、アッ!! と驚く物を発見してしまいました。

ソーラーパネル(以下 パネル)を架台に締付けているボルトの脱落です。

場所は新設した右側パネルの後方、2ヶ所でした。実車では、赤丸部の締付けボルトに成ります。

コルドバンクスの後方を洗車しながら、フッと見ますと有るはずのボルトが見えません。右側は完全脱落!

左側はナットが後、5山で脱落しそうです。前側の2本は大丈夫そうです。

東北花紀行前には、完全に締付けられていましたが、2、100Kmの走行振動で緩み、脱落したようです。

怖いですね~~、万一、高速走行中に全ボルトが脱落していたら、パネルが飛び大変な事に成っていたかも知れません。

緩みの原因ですが、架台のアルミ四角パイプは中空ですので、締付けトルクにより変形します。そこで、大きめの平ワッシャを入れ単位面積当たりの荷重を分散していた積もりでしたが、アルミ四角パイプの座屈(変形)からトルクダウン、緩み、脱落に至ったようです。

本来で有れば、アルミ四角パイプにカラー等を入れ、座屈対策とすべきでしょうが、かなりの困難を伴います。ネジ緩み止めの樹脂系物質を塗布する方法も検討したのですが、取り外しが難しくなりますので、ダブルナットで緩み防止対策とします。

右側も同じく、ダブルナット化です。また、緩みの無かった個所も同対策を実施しました。構造が同じですのでいずれ緩みが発生すると考えられますからね。勿論、ダブルナット前に増し締付けを行い、初期の座屈は取ったつもりです。まぁ~つもりとしか言えない所が辛いですね。

今後は、定期的に多分、洗車毎になるでしょうか、緩み確認が必要なようです。

皆さんもゴールデンウィーク前ですから出掛ける前に、同様なパネル取付方法を取っている方がありましたら、点検される事をお勧めします。

キャンカーって手が掛りますが、これも楽しみの内ですよね。(#^.^#)

 

 

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ソーラーVer.2 どうなの?

2015-04-15 09:09:18 |  ソーラー Ver.2

<キャラバンでのソーラー実力>

昨日からの雨で川も増水していますが、何とか雨は上がり曇り空が続いています。

そんなソーラーに取っては厳しい天候続きですが、キャラバンも8日目と成り、そろそろソーラーVer.2の実力も掴めてきましたので、お知らせしたく思います。

簡単にソーラーVer.2のおさらいです。

ソーラーパネルは単結晶シリコン 160W(1枚)から、1枚増設し320W(2枚)と成りました。

コントローラーはPWM制御からMPPT制御品に変更しました。

ソーラー実力を一言で言いますと、8日間のキャラバンで、晴れ1日、曇り2日、雨5日間の状況でエンジン発電による補充電は一度もやっていません。勿論、走行に伴う走行充電はありますが、走行の度合いは従来と変化は無くほぼ同等かと思います。

北関東方面に来ますと、滞在型のキャラバンと成り走行距離も限られる為、ソーラー発電が何よりの頼みの綱と成ります。

使っていて従来と大きく変わったと思われる点は、太陽光の日射量にも依りますが、FFヒーター、テレビ、パソコン位の電力がソーラー発電分で間に合い、尚且つ充電も出来て居る状況に成る事です。

煩わしい電力計算は割愛させてもらいますが、ソーラーパネルは発電機なんだなと感じられる瞬間ですね。

それに何より無音ですからね。

例を上げますと、雨降りの1日でしたが、FFヒーター、テレビ、パソコンを充分使用し、寝る前の状況です。

サブバッテリー(以下 サブ) 電圧 12.6V 残量 80% 6.4Aの放電中です。

サブはトリプル 300Ahですが、昼間の天候が雨であってもそれなりに補充電電流は、約5A程度あり良い影響を与えているようです。

この状態で朝を迎えますと、昨夜はFFヒーターも使用していませんでしたが、サブは復活しています。

夜間ですから、サブの化学変化のみでの復活ですが、元気なサブだと残量計で見る限りは、100%復帰しています。

まぁ~充電電流が、1.1A有りますのは、撮影時間が朝の7時 45分でしたから、ソーラーに日は当たっていたようです。電圧も13.2Vですし、コントローラーもバルクモード(フル充電状況)ですから、完全満充電では無い事は明白ですね。残量計の信頼性はこんな所ですから、電圧、充電モード等で補完し見る必要があります。

しかし、こんな曇り空で日和も頼りない状況で、充電電流 5.1Aです。これは、旧型の晴れの状況と同程度の充電電流ですね。この辺りの改善効果は大きいように思います。

お天道様の状況は、こんな感じです。こんな天候が何日も続くと以前はエンジン発電に頼っていました。

今回のVer.2の狙いの一つに、昼間の内に出来るだけサブを満充電近くにすれば、実質の放電電流も大きくなるとの目論見がありました。

どうやら、これは目論見どうりのようです。何しろ、12.6Vでのネバリが長く、大きくなり残量計が80%を割り込まない状況に成ったのですから。

Kenyのソーラーもサクラと共に春がやって来たようです。

先ほど、明るく太陽光が射しますと、瞬間ではありますが、充電電流 19Aを記録しました。

ヒヤシンスも春ですね。

やはりお天道様は有り難いものですね。廃棄物ゼロ、無音、で電力が得られるのですから。。。

 

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Keny式ソーラー新旧特徴比較

2015-04-07 09:19:21 |  ソーラー Ver.2

<ソーラーシステム Ver.1とVer.2比較>

花散らしの雨、曇天が続いています。ソーラーにとっては、発電が殆ど出来ない状況で辛い日々が続きます。

そんな今日この頃ですが、最近、キャンピングカーのソーラーシシテム設計その1、その2、記事の参照が多いようですので、最新のVer.2システムとの比較を取り交ぜ、それぞれのシステムの特徴を整理しておきたく思います。

まずは、ソーラーシステム設計その1、その2、(以下 Ver.1と呼びます)の一番の特徴は、サブバッテリーに優しく、長寿命を狙い、お安いシステムの導入でした。

ソーラーシステムにおいて、コスト的に高いものは何と言ってもコントローラーに成ります。

兎に角お安くスステムを組たいと言う事であれば、必然的にコントローラーはPWM制御と成ります。

PWM制御は充電効率 75%前後と言われますが、お値段は兎に角お得で、12A仕様で11,950円は何依り魅力です。メーカーも国産の未来舎であり信頼性も安心でした。

勿論、大陸製には数千円代の物も有りますが、信頼性に疑問がありますし、キャンカー搭載は振動、温度変化等の環境が厳しいですから、ある程度は良い物を選ぶ事に成ります。

また、未来舎のコントローラーにはLCDモニターが標準ですから、楽しみが倍増しますね。

次にソーラーパネルですが、これもピン、キリがあるのですが、元BOSCH工場製との謳い文句で大陸製を試して見ました。このパネルは販売元が自社ブランドでOEM生産を委託しているようでして、国内で性能検査し出荷されているようです。そのせいか、カタログ値以上の性能を発揮してくれていまして、後は耐久性能のみが良ければ良い買い物であったと言えそうです。

Ver.1システムは兎に角、お安くシンプルなシステムであると言う事が最大の特徴と成ります。

性能的には、160Wソーラーパネル、PWM制御コントローラー、トリプルサブバッテリー300Ahの組み合わせで、ひと夏は超えた中で、フロートモード(ほぼ満充電で自然放電分の充電状況)は、2回経験しました。

サブバッテリー300Ahには、少々非力であった事は否めないようです。まぁ~その分サブバッテリーには優しいシステムではあったとは言えますが。。。

次にVer.2システムですが、やはり晴天時に出来るだけサブバッテリーは満充電にしておきたいとの願望で、システムを組んで見ました。

コントローラーはMPPT制御に変更し、充電効率は97%以上と言われています。

但し、これはお値段はPMWの約6倍とそれなりにお高く成ります。ここでも信頼性の国産品は外せませんでした。修理、不具合の問い合わせ等を考慮しますとやはり国産に落ち着きますね。

ソーラーパネルも1枚増設し、合計320Wと成りました。

Ver.2の性能ですが、やはりMPPT制御、ソーラーパネル増設の効果は大きいようです。

晴天であれば、サブバッテリー残量70%程度まで使用し太陽光を浴びますとお昼頃には、フロートモードを達成してくれるようです。勿論、その間の電気使用量にも影響はされます。

ソーラーパネル容量が320Wもありますと、晴天であれば使用中の電気製品の電力はソーラー分で間に合い、その上サブバッテリー充電にも廻ってくれる電流がありますので、楽しく成ります。

この辺りの充放電電流は、回路変更しましたBM-1モニターからの情報です。シャント抵抗分が充電電流のドロップに成るかと心配しましたが、実害も無いようです。

小生もその時々の懐具合、目的、使用頻度に応じシステムを組んで来たようです。今回のVer.UPでコントローラーはお蔵入りに成りましたが、その他構成部品は有効活用が出来ました。

従いまして、システムを決める際は、コストか? 性能か? 等の目的を絞り込み組立ますと良い結果が得られるのではと思われます。

また、将来のシステムの拡大性、発展性も重要と考えられます。

 

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ソーラー充電回路変更しました

2015-03-20 11:16:17 |  ソーラー Ver.2

<チョット気に成っていた回路変更>

今朝の新聞に依りますと、欧州で皆既日食があり太陽光発電が低下する恐れがあり、対応策として火力、水力発電の準備をしているそうです。

太陽光発電の低下分は中規模発電所 8基分に相当するそうですが、欧州では新聞ネタに成るほど太陽光発電が稼働しているのですね。

そんな中で、今日は以前より気に成っていた、ソーラー充電回路を一部変更して見ました。

内容は、充電効率を最優先しようとして、充電ケーブルを直接サブバッテリー(以下 サブ)に入れていました。

回路図ではこんな感じです。

 

赤バツ印部が従来の回路です。

従来回路では、シャント抵抗を通りませんから、ソーラーからの充電電力の計測が出来なかったのです。

今回、赤線のようにマイナスケーブルをシャント抵抗の下流側に変更する事で、シャント抵抗を通る事に成り、BM-1にはソーラーでの発電電力も含め増減が表示される事に成ります。

実際の従来の配線状況です。

赤線で囲んだ上がコントローラーからの充電ケーブル。下側はアクセサリーの取り出しマイナスケーブルです。今回は全てのマイナス配線をシャント抵抗の下流側とし充放電電流を計測出来るよう変更します。

まずは、コントローラーのソーラーケーブルをマイナス側から外します。

次にバッテリーケーブルのマイナス線を外します。外したケーブルはテープ等で絶縁をしておきます。

シャント抵抗の下流側端子はマイナス線が多数取り付けられており、これ以上増やす事は難しいようです。

そこで、追加のプレートを入れる事にしました。

出来れば、銅板にしたかったのですが、適当な物が無く、亜鉛メッキ品の多分、SS材としました。念のため抵抗値の測定です。貰い物のテスターでは微小抵抗値の精度に問題がありますが、テスター棒ショートと同一の抵抗値でしたからOKとしました。

追加のプレートに全てのマイナス線を締付けます。

コントローラーからの充電ケーブルは長めにしておきましたから、長さは充分届きました。

こんな配索と成りました。

青色スプレーがコントローラーからの充電マイナス線です。

赤丸は従来と同一のコントローラーからの充電プラス線です。ここは変更無しです。

シャント抵抗部を拡大するとこんな感じです。

赤スプレー線がコントローラー充電マイナス線です。

追加プレートも良く見えます。取り付け時に黄色線などを噛まさないよう気を付けて下さい。

次にコントローラー側の結線を行います。

サブからのケーブルをプラス側から接続します。マイナス側も接続しますとコントローラーが作動開始します。異常が無ければ、ソーラーからのケーブルをプラス側から接続し、次にマイナス側を接続します。

コントローラーからのケーブルをシャント抵抗を通しましたから狙い通り、コントローラーの消費電流をBM-1が計測し始めました。

表示は放電、0.1Aから0Aを行ったり来たりの状況です。

コントローラーも異常は無いようです。

ここまでは、雨降りの日の快適化でしたから、晴れますと効果を確認しない訳には行きません。

今朝は、気持ちの良い晴天です。

朝一番に効果確認です。

サブ系 電気負荷ゼロでの状況は、電圧 14.3V  充電 3.1A  残量 95% 

コントローラーの状況です。2.7Aで充電中です。まだBM-1と完全一致とは行きません。

この辺りは、コントローラーはコントローラー内部での計測で、BM-1はシャント抵抗部の計測とハーネス抵抗分等も含まれ誤差が発生するものと考えられます。

まぁ~もう少し落ち着きますと、安定して来る可能性はあるかも知れません。

次にテレビ、インバーターONで電気負荷を入れて見ます。

電圧 14.2V  電流 充電 2.6A  残量 95%です。

コントローラーの充電電流は、6.5Aですから消費電流を除いた、2.6Aが充電に廻っています。

この状態が使用中の電気をソーラー発電で間に合わせている状況です。

この状態だとサブの充放電回数にカウントされませんから、サブの長寿命に繋がります。

どうやら狙い通りの回路と成ったようで、またまた、パネルを眺め楽しめそうです。

何故か背中がムズムズしますので、お昼から翼が生えそうです。

 

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