<重要保安部品 ブレーキは高温に成る>
東海の天気予報に依りますと、この土日は秋晴れと成り絶好の運動会日和に成るようです。
そんな秋晴れに浮かれ、先日曼珠妙華を愛でに出掛けたのですが、国道23号線は日本経済の大動脈なのか大型トラックが数珠つなぎで走っていました。
月末も重なり多数のトラックに挟まれての走行でしたから、Go/Stopの繰り返しで走りもまま成らない状況でした。
目的地到着後、ブレーキ温度計測を行いますとビックリポン!
左フロントディスクブレーキ部 温度 105℃
水ですと完全に沸騰状態です。
放射温度計は撮影の為、手前に引き出しています。
測定時は測定物の約10mm位置まで近づけ測定します。
右フロントディスク部 温度 100.8℃
左右共に100℃越えです。
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温度差 5℃はバラツキ、日射の影響と考え、ほぼ同等と言えるでしょう。
次に リアドラムブレーキです。
左リアドラムブレーキ 78.4℃
フロントディスクに比較し温度は低めですが、リアドラムブレーキも作動している事が分かります。
ドラムとブレーキシュークリアランス調整は、正しく行われていると言えるでしょう。
右リアドラムブレーキ温度 78℃
左側とほぼ同等です。
この事からも、左右のブレーキ調整の確からしさが判断出来ます。
いゃ~~、それにしても市街地走行でのブレーキ発熱には驚きました。
まさかの100℃越えですからね。
市街地で、ほぼ平たん路でこの温度ですから、坂道をハードに下りますと可也の高温が予想されます。
よく坂道をブレーキを掛けながら下ったら、ブレーキから煙が出たとのお話が有りますが、100℃の温度を見ますと納得出来る所ですね。
坂道は基本エンジンブレーキを掛け、下る事が重要です。
勿論、万一の場合はフットブレーキを使う事は言うまでも有りませんね。
次に割と空いた近在の道を走行した場合です。
左フロントディスク温度 73.4℃
空いた道とは言うもの、信号での停止は有りますから、この程度でしょうか?
右フロントディスク温度 76.4℃
左右ほぼ同等と言って良いでしょう。
左リアドラムブレーキ温度 57.6℃。
リアドラムブレーキも低めの温度です。
右リアドラムブレーキ温度 68.4℃。
左側に比較し約10℃高い温度です。
タイヤ温度計測でも経験しましたが、日射の影響が大きいのかも知れません。
走行中、右側から太陽光を浴び続けますと、右側の温度は高く成る傾向が有ります。
まぁ~もう少し、データーを取り判断でしょうか?
それまでは、様子見ですね。
アルミホイールに変更後、風の通りは良く成りホイール、タイヤの温度は低下傾向に有りました。
ブレーキもこの程度で済んでいる、とも言えそうです。
純正鉄ホイールは、小さな丸穴が明いているのみですから、ブレーキの冷却性は劣ると考えられます。
従いまして、ブレーキは相当な高温に成っている事が予想されますね。
まぁ~トヨタがしっかりと耐久テストを行っていますから、心配は無いのですが。。。
アルミホイールは足元の見た目、ドレスアップのみ成らず、こんな冷却効果も有ったのですね。
そうそう以前、お話しましたが純正鉄ホイールに比較し、1Kg/1本も軽量なのです。
タイヤはサイズUPしたにも関わらず!
お話が脱線しましたが、アルミホイール効果はこんな冷却性能向上も有ったのですね。
さ~~て、翼もしっかりと伸びて来たようです。
そろそろ飛び立ちましょうか?