kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

長良川の鮎は美味です

2016-07-19 09:28:31 | 美味

<やはり鮎は長良川か?!>

うぅ~~~ん! 1日違いで東海は、梅雨明けと成りました。

3連休の前半も晴れて欲しかったですよね。

未だに未練たらたらです。(@_@;)

この時期に長良川方面に行きますと、何と言っても鮎ですよね。

やはり夏の味覚、鮎を頂かない訳には行きません。

 

小生はかれこれ20年前には、鮎釣りをやっておりました。

郡上八幡まで夏に成りますと、通ったものです。

遠くは四国 四万十川まで遠征し、獰猛な天然溯上のマス顔した鮎と格闘したものです。

勿論、遠征時はキャンカー泊でしたね。

 

鮎の顔付が違うと言いますと、爺さんボケたか?

とか思われるかも知れませんが、琵琶湖産の鮎とはまるで別物なのです。

天然、縄張り鮎の美味さを知って居る口ですから、少々鮎には煩いのです。

 

今回は数年前から見て居ました、美濃観光ヤナに行って見ました。

この「観光ヤナ」に引っ掛かりが有り、長年パスしていたのですが。。。

 

まずは、先付けとお刺身からです。

鮎は川魚ですから、寄生虫の恐れが有りますから、お刺身は一般的に養殖魚を使います。

一口頂きますと歯ごたえがコリコリと生きが良く、美味いのです。

うん?! これは行けるかも?

鮎の頭が恨めしいそうです。

期待が膨らみます。

先付けの甘露煮も醤油辛くも無く、旨味が有ります。

 

アッと言うまに頂きますと、ビールが欲しく成りますよね。

今日は帰る予定ですから、呑む訳には行かずノンアルコールビールで我慢です。

婆さんは生 2杯は行きましたが。(@_@;)

 

次は焼き物ですね。

やはり鮎は塩焼きが一番なのです。

ところで、鮎の塩焼きを食べるお作法を御存じでしょうか?

 

1、まず背びれ、尻びれを抜き、尾ヒレを折取り除きます。

2、鮎の腹を下にし、背中側を箸で膨らます感じで押さえます。

3、エラの辺りの皮、身を背骨を折らないよう切り離します。

4、頭を押さえ、背骨を折らないよう背骨、内蔵を抜き出します。

  (上記写真の下側が背骨が抜き出されている状態です)

5、完全に背骨を抜き出し、そのまま身を頂きます。

  つうは抜き取った内蔵も食べます。これがほろ苦く美味いのです。

 

この時期、最近は養殖鮎が殆どですが、ここの鮎は油も適度に削ぎ落され美味いのです。

何依りの証拠には、背骨が折れずスッと抜ける事なのです。

養殖物の油ギトギトの鮎ですと、背骨が簡単に折れ、抜けない事が多いのです。

 

鮎の塩焼き 2匹 頂きました。

 

次は田楽鮎ですね。

これも作法に則り、背骨を抜き頂きます。

う~~ん! 味噌味もなかなかの美味です。

まぁ~難点と言えば、手に味噌が付くのが味噌ですが。。。

 

これもしっかり、背骨が抜けます。

この食べ残しの骨を見て頂きますと、魚好きが分かって頂けるかと。

 

更に揚げ物が来ます。

これは、背骨は抜かず、頭からガブッ! と頂きます。

よく揚げられていますから、骨まで行けるようです。

いゃ~鮎を堪能しました。

最後の閉めは、鮎雑炊です。

これも鮎の出汁が良く効き、美味くサラサラと頂けます。

いゃ~~最初の心配は何処えやら。

良いお店に当たったようです。

完食!

 

最初、13時位に立ち寄った所、3連休の日曜日の所為か、お店の前に行列が出来ていました。

仕方なく、美濃市内で探そうかと市内を探したのですが、結局見つからず元のお店に戻ったのです。

待ち時間、都合2時間?!

待った甲斐がありました。我ながら普通はマズ並ばないのですが、よほど鮎が食べたかったのでしょう。

辛抱強く待ちました。

 

順番ノートに記入しますと、電話で呼び出しサービスも有ったようです。

花弁が八重のユリは珍しいですね。

「ベロニカ」です。

 

鮎のヤナ漁は、8月に解禁と成ります。

雨の降り方、年により大漁、不漁は有りますが、ヤナ場が開きますと鮎も最盛期を迎えます。

お気に入りのヤナ場も開店準備をしていました。

 

また自然と足が向くのでしょうね。

まぁ~天候には恵まれ無かったようですが、美しいユリと美味い鮎に出会え良いキャラバンでした。

 

ヤナ漁解禁が待ち遠しいですね。

清流 長良川 守り続けたいものです。