<やはり鮎は長良川か?!>
うぅ~~~ん! 1日違いで東海は、梅雨明けと成りました。
3連休の前半も晴れて欲しかったですよね。
未だに未練たらたらです。(@_@;)
この時期に長良川方面に行きますと、何と言っても鮎ですよね。
やはり夏の味覚、鮎を頂かない訳には行きません。
小生はかれこれ20年前には、鮎釣りをやっておりました。
郡上八幡まで夏に成りますと、通ったものです。
遠くは四国 四万十川まで遠征し、獰猛な天然溯上のマス顔した鮎と格闘したものです。
勿論、遠征時はキャンカー泊でしたね。
鮎の顔付が違うと言いますと、爺さんボケたか?
とか思われるかも知れませんが、琵琶湖産の鮎とはまるで別物なのです。
天然、縄張り鮎の美味さを知って居る口ですから、少々鮎には煩いのです。
今回は数年前から見て居ました、美濃観光ヤナに行って見ました。
この「観光ヤナ」に引っ掛かりが有り、長年パスしていたのですが。。。
まずは、先付けとお刺身からです。
鮎は川魚ですから、寄生虫の恐れが有りますから、お刺身は一般的に養殖魚を使います。
一口頂きますと歯ごたえがコリコリと生きが良く、美味いのです。
うん?! これは行けるかも?
鮎の頭が恨めしいそうです。
期待が膨らみます。
先付けの甘露煮も醤油辛くも無く、旨味が有ります。
アッと言うまに頂きますと、ビールが欲しく成りますよね。
今日は帰る予定ですから、呑む訳には行かずノンアルコールビールで我慢です。
婆さんは生 2杯は行きましたが。(@_@;)
次は焼き物ですね。
やはり鮎は塩焼きが一番なのです。
ところで、鮎の塩焼きを食べるお作法を御存じでしょうか?
1、まず背びれ、尻びれを抜き、尾ヒレを折取り除きます。
2、鮎の腹を下にし、背中側を箸で膨らます感じで押さえます。
3、エラの辺りの皮、身を背骨を折らないよう切り離します。
4、頭を押さえ、背骨を折らないよう背骨、内蔵を抜き出します。
(上記写真の下側が背骨が抜き出されている状態です)
5、完全に背骨を抜き出し、そのまま身を頂きます。
つうは抜き取った内蔵も食べます。これがほろ苦く美味いのです。
この時期、最近は養殖鮎が殆どですが、ここの鮎は油も適度に削ぎ落され美味いのです。
何依りの証拠には、背骨が折れずスッと抜ける事なのです。
養殖物の油ギトギトの鮎ですと、背骨が簡単に折れ、抜けない事が多いのです。
鮎の塩焼き 2匹 頂きました。
次は田楽鮎ですね。
これも作法に則り、背骨を抜き頂きます。
う~~ん! 味噌味もなかなかの美味です。
まぁ~難点と言えば、手に味噌が付くのが味噌ですが。。。
これもしっかり、背骨が抜けます。
この食べ残しの骨を見て頂きますと、魚好きが分かって頂けるかと。
更に揚げ物が来ます。
これは、背骨は抜かず、頭からガブッ! と頂きます。
よく揚げられていますから、骨まで行けるようです。
いゃ~鮎を堪能しました。
最後の閉めは、鮎雑炊です。
これも鮎の出汁が良く効き、美味くサラサラと頂けます。
いゃ~~最初の心配は何処えやら。
良いお店に当たったようです。
完食!
最初、13時位に立ち寄った所、3連休の日曜日の所為か、お店の前に行列が出来ていました。
仕方なく、美濃市内で探そうかと市内を探したのですが、結局見つからず元のお店に戻ったのです。
待ち時間、都合2時間?!
待った甲斐がありました。我ながら普通はマズ並ばないのですが、よほど鮎が食べたかったのでしょう。
辛抱強く待ちました。
順番ノートに記入しますと、電話で呼び出しサービスも有ったようです。
花弁が八重のユリは珍しいですね。
「ベロニカ」です。
鮎のヤナ漁は、8月に解禁と成ります。
雨の降り方、年により大漁、不漁は有りますが、ヤナ場が開きますと鮎も最盛期を迎えます。
お気に入りのヤナ場も開店準備をしていました。
また自然と足が向くのでしょうね。
まぁ~天候には恵まれ無かったようですが、美しいユリと美味い鮎に出会え良いキャラバンでした。
ヤナ漁解禁が待ち遠しいですね。
清流 長良川 守り続けたいものです。