kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

サブバッテリーの充電電流

2016-07-05 11:11:23 |  バッテリー

<充電電流には限度がある>

先日、三重県 尾鷲市では、最高気温が観測史上、過去最高の38.5℃を記録しました。

また、竜巻警報も出る騒ぎで、港ではプレジャーボートの転覆も有りました。

こんな異常とも言える状況が昨今、多いような。。。

そんな地球環境に微力ながら、ソーラー発電で貢献して見たいものです。

ソーラーで発電しました、電気を貯めておくのがサブバッテリーですね。

今日は、そのサブバッテリー充電電流には、限度が有るとのお話です。

 

V社キャンカーには、この大陸製ディープサイクルバッテリー(以下 サブ)が搭載されています。

メーカー名は、XINNENGですね。

バッテリー容量は、12V 100Ah(20時間率)

 

デュアルソースエアコン(以下 エアコン)搭載車両の場合、トリプルサブとなりますから

100Ah*3=300Ah 

容量のサブに成ります。

 

サブは工業製品ですから、日本の場合、充電電流もJIS(日本工業規格)に規定されており、

充電電流は、1/10C(キャパシタ 容量)を越えない事とされています。

言い換えますと、サブの全容量の1/10以下に抑えなさいと言う意味ですね。

 

従いまして、トリプルサブですと

300Ah/10=30A となります。

 

 

ガソリンスタンド等で良く見かける充電器です。

乗用車の一般的バッテリー充電は、急速充電の場合、10A程度の電流とされています。

乗用車の始動用バッテリー容量は、60~80Ah程度ですから、やや高めの充電電流と成っているようです。

取りあえず始動したいとの要求から、高い充電電流で短時間(10分程度)で済ませる傾向のようです。

一般的に急速充電しますと、極板を傷める所より急速充電は控える方が良いと言われる所以ですね。

 

お話は、キャンカーのサブに戻ります。

乗用車の充電電流 10Aに比較しますと、サブの30Aが如何に大きいか想像が付きます。

Kenyがよくソーラーのサブ充電電流 25A達成!

とか言って喜んでいるのは、この状態を言っているのです。

一応、30A以下ですから、1/10Cは守られています。

 

ここで気を付けたいのは、サブ容量が100Ah(サブ 1個搭載)の場合です。

100Ahですから、100Ah/10=10A

当然ですが、100Ah容量のサブだと、充電電流は10A以下に抑える必要が有ります。

充電電流を上げようと、ソーラーパネルを増設すれば良いと言うものでは無いのです。

あくまでサブシステム トータルでの設計が必要です。

まぁ~サブに優しく、時に厳しく躾を行い、健康長寿命を狙っているのですが、どうなりますやら。。。

まるで、人間と同じようですね。

 

出来るだけ、癌(極板障害)など発症しないよう、予防と管理に努めましょうか?!

今日は充電電流は、1/10C以下に抑える事が大切と言うお話でした。